IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

「冷静に事態を見守ろう」に同感!

2011-03-20 09:37:26 | この頃思う事



もうすぐ、私達の辺りは「春の花たち」で満開となるでしょう



18日午後6時過ぎから2時間程、東電の「計画停電」の対象地域となりました。
その少し前に、震度4程度の地震がありました。
母には、早めに夕食を済ませて、風呂に入れ、とりあえずは寝るしかないと、ベッドに押し込んだのです。
その後、夕食の片付け、明日の朝食の準備、風呂に入って・・・と、バタバタとしていたら電気が消えました。
午後6時ではかなり暗いです。
で、頭の中に、いろいろ過ぎるんですよ・・・さっきの地震は?・・・いよいよの時は、母を連れて行けるか?置いて逃げちゃうかも?二人で留まるか?・・・薬と杖と押し車は持たなくては・・・私は、着替えている方がいいかな・・・いろいろ、いろいろ浮んでくるのです。
電気が付いた時(午後8時過ぎ)は、やっと正常に息が出来たような感じでした。
たった2時間余りで、この有様です・・・被災地の方々に、心から、エールを捧げます。


3月18日付 毎日新聞の記事から(抜粋ですが)・・・

① 記者の目 福島第一原発の放射性物質漏出
・・・いま必要なのは「科学的に正確な情報」よりも「的確な情報」であり、現在の放射線量であれば「健康に影響がない」と言い切ってよい・・・現場では東電や協力会社の社員、自衛隊、警備関係者らが懸命に放水作業などをしている。冷静に見守ろう・・・。

② 発信箱 がんばれ、東電
・・・国内で過去最大の原発事故・・・「東電は何やってんだ!」。イライラと不安と怒りが集中する。確かに会見は混乱し要領が悪い。計画停電だって、こっちはどう計画していいか、さっぱり分からない。だけど、彼らも未体験の世界で必死にやっている。計画通りに停電しないのも、停電しないようにするのが役目だから。今、発電所で命がけの作業を続けている人たちにも家族がいる。
「なってない」「ずさんだ」と怒鳴るのは簡単。でも、それで解決する危機じゃない。ここは一番現場に通じたプロたちを信じ、支え、応援しよう・・・世界が「日本人はよくやっている」とほめてくれている。その日本人が非難ばかりでは、悲しい。

③ 女の気持ち 国民の気持ち
いまだかって経験したことがない震災を目の当たりにし、一人でも多く助かってくださいと祈り、「自分にできることは何か」と模索しています・・・震災を前にして必要なのはともに力を合わせることです・・・今が政治家としての力を発揮するときです。そして、世論に大きく影響を与えるメディアも、批判的なコメントばかりせず、事実のみを報道してほしい。



以上、同じ日に掲載された記事ですが、これこそ、私自身が、日頃、感じていたことでした。

私たちは、この地震の多発を避けられない島国に住む事を選択し、選挙権を有し、整備されたインフラを利用し、発言する自由を認められた生活を享受している以上、どんな事態にも責任を共有する義務はあると思う。
そのことを認識の上、非難をするのは事態の解決を見てからでよいではないか、まずは、「解決!」に向けて、何をすべきか・・・考えて見ましょうよ、何より冷静に。






明日に向かっての勇気は、決して、少年だけの持ち物ではありません。そう、願いながら・・・ベン・E・キング「Stand by Me」。
コメント
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