「ドウダンツツジ」・・・今は、もう、いっぱい「葉」が繁っています
何かと忙しくて(何時もの弁解ですが・・・)、新聞をまとめ読みしている。
だから、反応が遅れてしまう。
しかし、早く見ても、遅く見ても、私自身の行動パターンは変わりないと思っているが・・・まぁ、ニュース価値は無いかもね。
で、気になった記事を何時ものように抜粋で・・・
毎日新聞4月21日「余禄」から
・・・「風評被害」という時の「風評」は根拠の無い流言の事だ・・・驚くのは福島県から避難したり、旅行したりする人々がホテルの宿泊を断られたり、入店を拒まれたりしているという情報だ。なかには「放射能がうつる」といういじめを受けた子供もいたという・・・この震災の被災者を通し世界は日本人の「品格」や「冷静」を称賛したが、まさにその評価に泥を塗る風評差別だ。
毎日新聞4月22日「社説 被災者への差別」から
悲劇の渦中にありながらつつましやかな被災者の姿が国内外の人々の心を打つ一方、心ない差別やいじめに苦しむ被災者がいる。福島ナンバーの車が落書きされたり、「どけ」と言われる。ホテルへの宿泊を拒否される。避難している子どもが「放射能がついている」といじめられる。全体から見れば少数かもしれないが、根拠のない差別は厳に戒めなくてはならない・・・「未知のリスク」という点では、長い年月がたってから深刻な被害が顕著化した公害や薬害も数多い。それぞれの時点で可能な限り正確かつ詳細なデータを示し、「ただちに影響がない」としか言えない根拠を分かりやすく説明していくしかない・・・。
毎日新聞4月25日(?)毒りんご「日本から来たの?」から
国際英字紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンが白雪姫が毒リンゴを見て「日本から来たの?」と問う漫画を掲載・・・漫画では「日本」「放射能」と書かれた新聞を持つ白雪姫が、おばあさんが手にするリンゴを虫眼鏡で見ながら「ちょっと待って。日本から来たの?」と険しい顔で尋ねている・・・。
この3点の記事は、纏め読みゆえに目に留まったのかも知れない。
いまだに、こんな事が・・・まず、「悲しい!」と思った。
根拠のない差別をされるのは、勿論、許し難いことだが、、それ以上に、「人間の精神性の進歩・教育の成果」の現実に、ガクッと落ち込んでしまうような記事なのが、実に悲しくて情けない!。
誤解はある、無知もある・・・だけど、悲惨な立場の人を、もっと苦しめるような言動は、誤解だ、無知だというより精神性の問題だろう。
人を教育するには、政府・学校・教会・その他諸々・・・勿論、それぞれに責任はあるだろうが、一番は、身近な人間(親・兄弟・姉妹・親戚・近隣の人)の影響が大きいと思う。
我々(私はという言うべきかも・・・)は、人らしく生きるすべを見失わないよう示して行きたい。
尚、英字紙は遺憾の意を表明し紙面に掲載をするという・・・念の為、報告。