我家では、八重と一重の、2種類の「槿(ムクゲ)」がある。
八重は、鉢植えにしてあるが、夏場は、ちょっと水遣りを怠けると、すぐに干からびた状態になるので、地面に植え替えたいけれど、家人からは「大きくなるから嫌だ」と言われてしまった。
私の水遣り作業は、何時まで続けたらいいのだろうか・・・。
伊豆でも当地域は、7月31日から8月3日まで、お盆(晦日盆)である。
我家の壇那寺のある地域は、何故か、月遅れの旧盆で、以前は、2回のお盆をしていたが、生活のシンプル化(本音は面倒だから?)を図って、現在は「晦日盆」だけだ。
長らく家を離れていた時、「お盆」だから墓参りを・・・なんて、考えた事も無く、一斉に帰省する「民族移動」の混雑風景に、どちらかと言えば、うんざりしていた。
現在では、職場に於いても、お盆休みや正月休みしか休暇を取れないという環境ではないから、何時でも、墓参りは出来るだろうが、相変わらず、「民族移動」があるというのは、もう、民族的遺伝子として組み込まれているのかも・・・と、思ったりする。
家族(2世代、3世代)が同居していないという現代では、家族のルーツを確かめ合うというには、盆・正月は最高の機会なのだろう。
そんな訳で、2世代・3世代が同居している我家では、祖先をお迎えをすることに、心静かに専念したい・・・。
椅子に鎮座する巨大(?)ひまわりの花・・・重さ、2.6キロ