IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

月末なのでいろいろと・・・

2021-06-29 12:58:15 | この頃思う事

  

最左側6月12日~6月28日迄2週間余の変化


我が家の紫陽花の「真打」、これで最終・・・花の色が、真っ白から段々と赤に、日々、変化していく様を、毎朝確認するのを日課にしているが、何故か、当初程の感動が無いのは、きっと、私がアキッポイという事なのだろうと思うね。
以前、この紫陽花の分身(挿し木や取り木したもの)を四軒のお宅にお譲りしたが、元気でいるだろうか・・・と、時折、思い浮かべたりする。

 


 

 

6月も明日が最終日となり、コロナで開けてコロナ三昧の日々も、もう、半年経過したという事だ。

コロナ禍での規制による不自由を言うニュースをみる度に思うのは、戦時中の不自由はどうだったのかなという事。
1946年生れの私の経験では、確かに、家が貧しかった事もあって、戦後のどうしようもない貧乏を身近に感じてはいたが、子供である私が直接に苦労を背負ったとは言い難い。
私のひと昔(私の常識では10年ひと昔)前の先輩たちは、世界大戦から太平洋戦争と長く戦争経験し、どんなに苦労と不自由を強いられた事だろうかと推察は出来るけれど、実状は、理解出来ていないと感じている。
たくさんの夢を育めただろう女学生時代を戦時中に過ごした先輩が、何も楽しい事はなかった、何も出来なかったからと、戦後になって、抑えていた欲望(いい意味での)が目の前に展開し、はじけるように(貪るが如く?)それを手に取ったと話してくれたことがあった。
私には、先輩のようなそういう飢餓感は無かったと思うが、確かに、戦後の物資が絶対的に不足している中で、勿論、贅沢品など論外、日常の食料品でも簡単に手にすることは難しく、只々、働けるように為れば、自分で欲しい物は手に入れられると思い、実際、そうして現在に至っている。

コロナ禍で、あれもこれも制限が科せられ、金銭的にも精神的にも不自由になった今、これを戦時中と比べられるものではないとしても、今の現状は、絶えられない範囲のものだろうか・・・という疑問は、この一年余、絶えずある。
ま、私が現役でも無く、田舎住まいであり、また高齢者という、有る意味恵まれた環境にいるのもそう考えられる一因かもしれないが・・・感染者増加傾向という報道があっても、繁華街に集まって来るという人々の行動は、わが理解の範囲外である。

 

ともかく、恵まれた立場の人間として、「出来るだけ、今日出来る事は今日の内に済ます」をモットーに、家の周辺で日々を過ごしている。
月末に近づくと、どういう訳か来月に持ち越したくないという思いが突き上げて来て、雨の合間をぬっても、草を取ったり、剪定したり、家の周りにニョキニョキと伸びて来るタケノコをやっつけたりと、気持ちだけで動き回るから、結局、大した仕事になっていないのだ。
それでも、一応、月内の作業予定はこなしている・・・という自己満足だけで今月も終了・・・ね。

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半年ぶりに先輩友人と語らう

2021-06-25 07:42:10 | この頃思う事

 ←拡大可能です
我が家にある数種の「紫陽花」の中で固有名詞が判明している2品種(上:アナベル、左:柏葉アジサイ)、他のものは、単に「紫陽花」で済ませていて、固有名詞を調べてみようとさえ思わないというこの不公平・・・紫陽花は怒っているかも、いや、こんな人たちよ・・・と、諦めているのかもネ。

 

 


 

 

昨日、昨年の秋以来、ご無沙汰している先輩友人宅を訪ねた。

約束時間は午前11時頃だが、昼食持参で行くから何も用意しないでと念を押して置いたから、まず、駅前のスーパーに寄り(タクシー乗り場が店の傍にあるので)、簡単に食せるオニギリと果物にデザートを調達してタクシーの乗り込んだ。
運転手さんに、簡単な地図を渡し「おまかせします!」と宣言すると、地図を目にしている彼も少し不安気で、「近くに行けば分かりますよね」と問うから「いえ、分かりません!」と答える・・・案の定、最終的に迷子になった。
と言っても、私自身は、数回、友人宅に来ているのに、周囲の目標物さえ覚えない(覚えられない?)私が悪いのであって、運転手さんばかりを責められないのは明白なのだ。
前回同様、そこから友人に電話をして、ようやくたどり着いた次第・・・

先輩友人とは、ずっと以前の職場で、偶々、自分の担当先だった事が始まりで、付かず離れず、およそ50年近くになる。
私がその職場を辞めた事や、地元を離れた事などで、直接会う機会は薄れたものの、その状況の中で、旅や芸術鑑賞、会食、ただ単にストレス解消だと言って遠出ドライブに出掛けたり・・・お互いに停年となり、旅や遠出ドライブは少なくなったが、街の喫茶店でお茶をしながらあれこれおしゃべりをする時間は多くなっていた。
その付き合いの中で、何となく友人の体力的・精神的な衰えを感じ始めていたが、ま、私を認知出来るうちは、出来る限りの範囲で寄り添って行こうと心の内で決めていた。

 

思っていた程、友人の老人化も急速に進化していないのを確認出来て、ほっとするが、ま、順調には老いている。
4時間程、お茶をススリ、オニギリを頬バりながらおしゃべりを続けている間にも、前回もそうであったように、もう何回も同じ言葉(あの職場であなたと出会えたことで、楽しい経験がいっぱい出来たから本当に良かった!それに会社の人間は誰も来ないのに、いまでも会いに来てくれて嬉しい!)を繰り返えすので、「そうね、私も先輩のお陰ですごくいい体験がたくさん出来た、ありがとうね」とおなじ言葉を繰り返す・・・傍から見たら、まぁ同じ話ばかり・・・と笑われるだろうが、それが友人にとって同じ体験をしたものだけに通じる同調感と安心感を得られるならば、私にとっては「いと易い」恩返しだと思うのだ。
午後3時過ぎに、「またおじゃましに来るね、あいつウルサイからって拒否しないでね」と言ってお暇した。

自分の人生に於いて、何が功をもたらしたか、はたまた、罪をもたらしたかを、私自身で断定(決めつけ)はしないという考えを持っている、つまり、何であれ、いまの自分に糧となっているんだと。
大体に於いて、さしたる成功も無い代わりにどん底も味わっていない無風状態のような我が人生なのだから、その功罪を突き詰めてみる必要性もないというのが本音だ。
先輩友人は、盛んに過去の失敗(それを聞くべきかどうかを決めかねている)を悔やむような口振りをするので、先輩に対して僭越ながらも、「過去にどんな未熟な仕業があったとしても、その時はその方法が一番いいと判断したから今の自分がある、だから、過去の未熟な自分でも・・・頑張ったね!・・・って誉めてやろうよ」と言うと、「そうだね、いくら考えたって過去は修正できないものね」と納得するが、また、しばらくすると、同じ事を言い出す・・・私も、同じ事を繰り返す・・・その繰り返しはこれからも続く。

 

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コロナ禍で、久しぶりの遠出?

2021-06-20 08:54:22 | この頃思う事

 

わが家の「紫陽花」第二弾です・・・一種類だけ、花が咲かない(蕾が出来ない)株がありました、どんな花が咲いたのだったかを思い出せないが、残念!

 

 


 

 


6月19日、朝から雨模様の中、友人の車で「東伊豆方面(相模湾側)」に出掛けた。

コロナ禍の下、県内といえども、半年以上の(日時は忘れたが、大分前に県外の箱根に行った)久し振りの遠出で(遠出と言える距離かは疑問もあるが)ある。
午前9時に出発、伊豆半島の付け根辺りを山越えして「伊東」に出てから、海沿いの道を進んで「稲取」に向かう・・・そう、本日のランチ場所である「徳造丸魚庵」に到着した。
この店には「伊豆名産キンメダイの煮つけ」が美味しいと、もう数十年前から、先輩友人にドライブに誘われついでに、時々、寄っては食事をしていたが、グルメ番組等で関東一円でも有名になり、常時、混み合うようになってからは、足が遠退いてしまっていた。
キンメダイといえども遠出をしてまで食したいという程でもないが、たまたま、今週、その先輩友人宅を訪ねる予定もあったから、話題としては「Good timing‼」だと、もろ手を挙げて賛同したという訳だ。


     ←閑散とした川奈ホテルのロビー風景・・・奥に喫茶ルーム

食事が終ってから、また、すこし車でもと来た道を戻って「川奈ホテル」に向かう・・・歴史的に由緒あるホテルだが、そこで、じっくりと、「有名ホテルの珈琲」を味わいたかったのである。
喫茶ルームからの展望(晴れていたならば海が見渡せるらしいが、当日は、あいにくの雨)を前に、友人と、あれこれとたわいも無い話をしながら、しばし、寛ぐ・・・私には、こういう時間が最高の癒しなる。
帰宅は午後3時前。


それにしても、「新型コロナワクチン接種」が完了したというだけで遠出とは、随分、はしゃぎ過ぎだなと我ながらも思っている、すこし、気を引き締めなければイケナイとの自覚はある。
あ、そうそう、「キンメダイの煮つけ」も「有名ホテルの珈琲」も、とりあえずは「美味しかった!」としておこうと思う、だって、私には、世の美味しいものを評価する知識も舌も持ち合わせていないのだから・・・まぁ、妥当な、否、賢明な評価にしたってことよね。


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梅雨に安らぐ・・・これも良し!

2021-06-16 17:51:55 | この頃思う事

     

畑の花壇に植えてある「紫陽花」が、どうにか見られる程度に開花した。
少し、病気が付いたみたいで、全体的に、あまり勢いがないのが心配であるが・・・花が終ったら、肥料等、施してみようかと思っている。

 

 


 

 

今週の当地は、雨になる日が多いような予報が出ている。
本日は、朝方は曇り(時折晴れ)だったが、お昼頃から現在まで、ずっと雨が降っている。

午前中、晴れ間の間に日課である庭の落ち葉掃き(本日は庭の2分の1)をしてから、目立ちはじめた花壇の草取りをしていていたが、ふと、「そうだ、洗濯もして置こう」と思い立ち(晴れていたからね)、大急ぎで洗濯をして、戸外の物干し竿に広げて掛けた(多少でも乾きが早いかと思って)。

昼ご飯を済ませてから、PCの前に座ってメールをチェックすると、以前に「PCでのハガキ作りの仕方」をご教授すると約束してあった友達からの「講習依頼メール」が入っている・・・すぐに日時を決めて返信した。
この友達には、以前、少しだけ教え始めた事があったが、あまり芳しくない(どちらかと言えば、教えている私自分が面倒臭くなって)ので、そのまま保留状態になっていた。
が、如何せん、自分自身がエネルギー不足となって、これ以上、先延ばししている余裕がなくなって来たので、すこし前から、「何時でもいいから連絡をして」と、こちらからアプローチしていたのだった。
何回の講習でお役御免になるかは分らないが、友達も、興味を持って勉強したいと言っているので、案外、早く解放されるかもしれない・・・第一回目はあすの予定。

そんなこんなをしている時、雨音がしているのに気付いた・・・何とも優しく和む雨音・・・梅雨なんだから、やっぱり雨は必要条件なのよ、梅雨に雨が降ることの安堵感、長年の習慣(特に自然のサイクル)がクルうのは、精神衛生上良くない事だ・・・なんて、のほほ~んと想いを巡らしていて、はたっと気づいたのだ、そう、戸外では洗濯物が、しっかり、濡れそぼっていることを・・・ね。


こんな失敗も日常茶飯事、今日は定番の煮物を焦がさなかったから、破壊を続ける私の脳細胞も、多少、速度を弱めたのかも知れない・・・と、これもまた、自己判断の自己満足をする、ま、今日は、ちょい気分が良いからこれで良し!

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半年ぶりに電話を掛ける!

2021-06-10 13:20:32 | この頃思う事

今年も「イワタバコ」が咲きました・・・ここに植えて(姉が)から、もう十数年経っているが、全く、株が増えないのだ。
鎌倉・東慶寺に自生する「イワタバコ」のような風情にしたいと思うが、我が家の環境では無理なのかもしれないね。

 

 


 

 

新型コロナワクチン接種が、思いの外、早く済んだので、昨年秋から連絡を取っていない友人の様子(腰痛で出歩くのにちょっと不自由)を見に行こうかと思って、半年ぶりに電話を入れた。

電話口から聞こえる友人の声が、思っていたより元気そうで一安心・・・私が、ずっと、電話をしなかったのは、半年前の友人の様子から、頓珍漢な事を言わないだろうか、私が分かるだろうか、寝た子を起こすように為らないだろうか・・・と、其れなりに考えた結果だった。
それでも、月一程度に、我が家の花の写真入り葉書に一言添えて送っていた(返事は無用として)のは、安否を知りたいことと、ご無沙汰に対してお詫び(言い訳?)のつもりでもある。

友人は、週に何回かデイにも行っているし、ワクチン接種のこともあるから、娘さんのいる夜に、再び、電話を入れると伝えて・・・と頼んで(友人が忘れる事も想定内で)電話を切った。
まだ日時も決まっていないが、ずっと、気になっていた事に目途がついて、一つ、肩の荷が降りた気がしている。


まぁ、よそ様の悩み事に比べたら、まるで遊びに過ぎないような私の悩み事だが、一つ解決すると、また、一つ現れる(と言うより、大方、自分で作っているのに)などと不平を並べる事も有るが、しかし、そんな日々が、私にまごう事なく「今を生きる」という状況にしてくれているのだから、本来的には、不平など言えた立場では無いのよね。

友人宅訪問予定は、多分、再来週辺りになりそうなので、早速、空いている来週にと、近くに住む別の友人との「ランチ&お茶」予定を、しっかり、取りつけた・・・ま、「ワクチン接種のお陰様」というところかな?

 

・・・・・・・・・・・・・・・

今週末から、また、雨模様との予報なので、朝6時半から畑に出て草取りをする。
「ゴーヤ」に花が咲き出した、今月中に収穫が出来るかなぁ・・・

 

 

 

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新型コロナワクチン、2回接種完了!

2021-06-06 08:29:54 | この頃思う事

  

株分けをしなければ・・・と思いながら、延ばしに延ばしている「ハナショウブ」。
今年の花は、どれも花茎が短く咲いて、如何にも「もう限界!早く株分けして」と叫んでいるようだ・・・何とかしなくてはと思うんです・・・でも、ハァ~なんですよね。

 

 


 

 

6月5日に、ワクチンの2回目接種が終了し、目出度く「ワクチン接種済証」なるものも頂き、一応、国民としての義務(かな?)を一つクリアしたような感じと言うか・・・
今回は、一回目の時に感じた安心感のようなものは無いけれど、少なくも、これで一歩前進出来る・・・という実感がある。


世間では、2回目の方が副反応が大きいとか言っているが(周囲からもそう聞いている)、私自身は、今現在(接種から、およそ23時間後)、1回目より副反応が無いように感じる(これから出るのかなぁ)・・・何時も思うのは、私自が、何かを患っても大して重症化しないという有難い体質(かどうかは確かめてない)なのかも・・・という事だが、只単に、鈍感なだけかも・・・ね。
母が、案外、そういう体質で、結構、いろいろ病気やら怪我などしていた人だけれど、長期に病院通いする事なく、ま、自身の治癒力・回復力で直したようだったが、鈍感である事も含めて、母からの、唯一、価値ある遺産なのだろう。

私自身は、確かに、高齢者として充分な資格を有するが、あまり、高齢者の中で集うという機会を持っていない(個人個人としてはある)。
当然、来る人来る人高齢者ばかりという接種会場では、様々な高齢者の姿とそれに対処するちょい若い世代のスタッフを拝見させて貰い、現実世界を垣間見た気がした。
事前に持参する物の説明書が配布され、体温計を持参せよと書いてあるのに、朝、体温を計って来たから要らないと思ったとか、まぁ、誠に自身の判断で行動している人たち、それ故に、懇切丁寧に説明を繰り返すスタッフ、つまり私にも同じように対応するから、申し訳ないがウルサく思えて来る。
理解はしているつもりがため息からイラつきに変わる私、やっぱり最終に来て、ちょっと質問(発熱時の対処について)した時に抑えたつもりで発した言葉にトゲが付いていたみたいで・・・
「質問の回答は先程渡したパンフに書いてある」と言うが、すでにバッグに押し込んであるから面倒で、「分かりました」と答えたのに、「先程のパンフを出してみてください」と更に言うのである。
そこで、「後で確認します、まだボケてはいないから分かります」と言ってしまったのだ、スタッフは「貴女が質問をしたから・・・」と口ごもった。
母がデイサービスを嫌った原因の一つが子供扱いをされる事だったが、今になってそれがよく理解出来る。

勿論、一生懸命、皆に分かるようにミスがないようにと接するスタッフに掛ける言葉としては不適切であったという自覚もあり、申しわけないと思っているが、我慢ならなかった私の気持ちも、少しは理解してくれたらイイナとも思った・・・という話。

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