庭の片隅に植えたあった「小菊」の花付きが芳しくないので、今年は思い切って日当たりの良い畑の花壇に植え替えてみた。
その成果で、たくさんの花を見ることが出来たが、今度は、毎日観察が出来なくて伸び放題・・・全く、草花の世話も出来なくなってしまったと思い知るが、でも、どんな形にせよ、季節に季節の花を観賞出来ることは「幸せ」な事だと思っている。
何という事か・・・前回のブログUPしてから3週間も経過しているではないか。
一時期、ブログを更新することが義務のように憑りつかれた日々もあったことが嘘か幻か・・・という有様が現状なのである。
ま、この気力の無さは、私にとっては「人生順調な歩み」と見るべきなのだろうと自覚しているが・・・
先日来の、全くバカみたいな決断力の無さからの迷いに我ながら呆れもしたが、結局、食事会に参加するために東京へ出かける決断をした。
その一番の理由は「もう次回は無いかも知れない」という事。
かの友人らは、皆、私より年少であり、つまり、私が一番の年長という事実は、私の他の友人たちとの付き合い方と、多少、違っていて、彼らが計画した事にも、私の了承を得なければ・・・という友人らの気遣いがだんだん負担に感じてくるようになって来て、自分からも距離を置いていたと思うし、自ら結論を下すことも出来ずにいることが、どこかで燃焼不足感があり、モヤモヤとした気分を抱えていたように思う。
そんな時に友人らからのお誘いは、友人らに別れる決断を下す(あくまでも自分自身の考え方に対して)にはいい機会を与えられたのだと感じたからだった。
結果、勿論、楽しい時間を過ごすことが出来たことを友人らに感謝し、その上で、「正直な所、現在の私は、来年のことも、明日のことだって確約出来る年齢では無いと思っている。でも、もう何もしたくないとも思っていないから、もしこれからお誘いを受けた時、元気でいれば喜んで参加するが、状態によって参加できないこともあるのが現実だと知っていて欲しい」と伝えた、つまり、負担から逃げた(?)のである。
そう告げることで、私自身の気持ちが、随分軽くなった〈解放された?〉のは事実だ。
ただ、久方振りの東京(特に、待ち合わせ場所が新宿であった為か)の雰囲気は、もう「私の東京」とは言えない雰囲気で、まことに疲労困憊したのである・・・私が歳を取った為か、あるいは、東京が非情にも変化をしたのだろうか・・・気軽に上京出来ない現実を悟って、少し寂しい思いを感じたのも事実であった。