1986年7月19日(土)
-西寧滞在。タール寺へ-
バス代 2元8角(タール寺)
昼食代 5元5角
入場料(タール寺) 1元
パン他 4元
スイカ・トマト他 2元3角
インド製トルコ石(のような)指輪 5元
朝食を抜きにして、タール寺行きのバス停まで歩いて行く。
道すがら、歩道の脇で子供やおばさん達が、何かを並べて売っているので、朝食に出来るものは無いかと物色する。
布袋にチンコー麦(チベット族が飲んでいるチャン酒の原料になると思ったが・・・)を小分けしたもの、茹でたとうもろこしを5、6本並べているもの、ヨーグルトのようなもの、心太か豆腐か・・白くて四角いもの等、それぞれに、少量の品物を並べているだけ。
自分の家で作ったものなのだろうか・・・以前より自由市場的なものが許されていると聞いてはいたけれど、2年前には、こんな露店はあったのだろうか・・・。
タール寺の大祭は5月に行われたそうで、大勢のチベット族やら観光客が来るらしい。
今は、観光客の数も少なくて、お陰でのんびりと参拝できた。
でも、時折、チベット族の人たちに出会った。
信仰を持つというのは、生きていく上に、どれ程の影響を与えるのか、私には判らない・・・が、チベット族の彼、彼女達のひたむきな祈りの姿には、すくなからず感動を覚える。
私には、もう、このひたむきさが無くなってしまったから・・・。
タール寺で・・・