IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

郷愁の中国紀行(5日目)

2008-07-07 07:43:25 | 旅の足跡

1986年7月14日(月)

列車賃 5元2角(万里長城)
ビール・ジュース 10元
夕 食  6元(五道口のレストラン)
(レート 1元=約42円 角=1/10元)

Wさんより、この旅の大まかなルートの説明あり。
明日(15日)出発。
まず北京より蘭州経由で、西寧、ゴムルド、ラサ、成都、再び蘭州、河西回廊に入って酒泉、敦煌、ウルムチ、トルファン、その後タクマラカン砂漠を横断しカシュガルへ、最終的に9月1日にはOさんとドッキングの為北京に戻る・・という予定だ。
すべてOKです。

で、今日は北京を訪れる度に恒例となっている万里の長城まで、練習を兼ねた小旅行をしようと、宿泊しているホテル近くの駅から八達嶺まで、火車(汽車)で行く事にした。

駅に着くと早速窓口へ・・・。
窓口にはかなり長い行列が・・・しかし、窓口のガラス戸はピッタリ閉じられたままで、待つ事しばし・・・。やがて、火車が到着するであろうころあいになって、おもむろに小窓が開かれた。
が、いままでおとなしく並んでいた人民達は「うわぁー」とばかりに窓口に殺到して来たのだ。
我等が、この旅の間中、飽くことも無く繰り広げる事となる人民との戦いが、既にこの時に切って落とされていたのに、この体力的にも重大な事柄に気づきもせず、「ふんふん、旅はこれだから面白いんだよね~」なんて暢気なことを思っていた私です。

夕食は五道口にある街のレストラン。
一人3元(130円位)でかなりのボリュームがある。
これって安いのか・・高いのか・・・まだピンと来ない。 

コメント
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