IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

郷愁の中国紀行(2日目)

2008-07-04 12:58:45 | 旅の足跡
1986年7月11日(金)

待望の中国自由旅行に出かけることになった。

海外旅行も5回、6回と重ねるうちに、訪れた場所を数える事はてきても、その街がとんな風だったのか思い出せないようになっている。
そんな時、昨年より中国北京に留学している友人のWさんと一緒に旅をしてみようという事になった。
私はといえば、このところプータロウ状態で真に自由な旅をするには相応しく、早速飛びついたという訳である。
また、職場で同僚だったOさんに休暇を取って貰い、我々が北京に戻り着いた時にドツキングして北京観光も楽しもうという計画もあり、午前中に打ち合わせをして、午後、新幹線で上京した。
しかし、この楽しみな計画には、既に、暗雲が立ち始めていたのだが、全く気が付かなかったのですよ・・・
今夜は世田谷のSさん宅にお世話になった。Sさんも7月末から8月にかけて、成都よりラサに入るとか・・・現地で会えたら嬉しいのだが・・・。
夕食は勿論中華料理で既に食より中国入りをする。


北 京にて

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郷愁の中国紀行(初日)

2008-07-04 07:42:44 | 旅の足跡

本日も雨です
時折、所謂「バケツをぶちまけたような」雨が降り、相変わらず我が家の朝顔は傘をさし続けている

「NHKBS2」で宗次郎のあの懐かしい音楽と共に「シルクロード」が再(再々?)放映されている
そう、最初に放映されたのは確か1980年(昭和55年)だったと思う
私はシルクロードになんとも言えないあこがれと懐かしい思いを感じて夢中で観たものだった
で、翌年1981年(昭和56年)に「シルクロード遺跡への旅」というツアーに参加した
上海から蘭州、ウルムチ、トルファン、北京と巡り、上海から出国、当時は上海が国際空港だった

中国では「文化革命」が収束したばかりで、まだまだ我々旅人は一般から遮断された旅だ
目を奪う華やかさはないけれど、建物も風景も人々も(人民と言っていた)ゆったりとしていて、私自身がとても落ち着きがよく、のんびり、ワクワクの旅であった
それ以来、どっぷりと中国に、シルクロードに、はまり込み、十数年がかり、数度の旅を経験してシルクロードを制覇した(ちょっと大げさだな)

そんな中国紀行をメモしたものが出てきたので、思い出を楽しみながら少し書き綴ってみようと思う
1986年(昭和61年)7月、先年より友人が北京に留学をしていたのを頼りに、当時は許可されてはいない場所も一部はあったが、特別の計画もなしの「中国おばさんフリー旅」に出かけた
それから9月まで、のんびり、せかせか、どきどき、イライラの、今、思えば二度と出来ない楽しい旅が展開したのです

続きは次回へ

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