岩倉高等学校 ラクロス部

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中村弘一選手よりメッセージ エピソード2 ラクロスを通じて広がった世界(留学編)

2020年08月29日 12時59分37秒 | 練習日記

中村弘一選手よりメッセージ エピソード2 ラクロスを通じて広がった世界(留学編)



皆さん初めましてこんにちは。
岩倉高校のラクロス部のみんなと開さん、水田さんにいつもお世話になっております。

中村弘一と申します。

私からはこの記事にて
【ラクロスを通じて広がった世界(留学編)】
について稚拙な文章ではありますがどうかご容赦ください。


「日本代表になる」そう決意し、大学在学中4年間毎日呪文のように唱えて日々の自己研鑽に励んできました。

その4年の集大成を昇華すべく
22歳以下の日本代表の選考会に自薦で乗り込み、自分が地方の弱小校ながらも、負けるものかと思い挑戦しました。


結果は惨敗。一次選考で落選。


悲しさと悔しさが込み上げると同時に、
いくつかの思考が生まれてきました。

「同じ人間として圧倒的に超えられない壁があるわけではない。」

「このまま関東の選手と同じように、卒業後も関東で勝負するだけではダメだ。」

「関東で活躍した選手以上の、成長幅を海外で勝負すれば獲得できるのではないか。」

そんな思考が生まれてきました。

この落選が、海外での挑戦を志すことになった出来事でした。


「ラクロス留学をする」

そう心に決めました。

この日からあらゆる人脈を辿り、SNSでの発信などできる事全て行って、オーストラリアとアメリカでの受け入れ先を見つけました。

オーストラリアでは
南オーストラリア州にある
一部リーグに所属の

North Adelaide Lacrosse Club 

にてプレーする事が決まり


メリでは
アメリカ合衆国ニューヨーク州にある大学チームの

Onondaga Lazers 

米国大学リーグに挑戦する事が実現しました。

 

この2年間の留学は
お金のなかった私にとって、普通であれば実現できない状態でした。

しかしここで


文部科学省の留学支援制度
トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム(https://tobitate.mext.go.jp/)

に出会い

最大2年間返済不要の留学奨学金制度であり
渡航先も自由、計画も自由。
自らの成し遂げたい目的のもと留学をすることができる。

このプログラムに応募し採択される事によって留学の切符を手にしました。


このプログラムによって得られた機会を最大化させるべく、オーストリアとアメリカでひたすら個人の自己研鑽に取り組みました。


結果としては、

南オーストラリア一部リーグで優勝や最優秀選手賞や、

2年連続NJCAA全米ラクロスリーグで優勝する

など、

個人としてもフェイスオフランキングで6位まで上り詰めることができました。


結果についても、スポーツをする上で大切な事だと思っていますが、

海外でラクロスする上で、最も大切なことは言語と国境を超えて共に切磋琢磨できる仲間と出会えた事です。

ラクロス留学にて感じたことは

近い将来、留学で出会った仲間達との新しい取り組みにも繋がったり
日本だけでなくより外に視野を向けて物事を考えることが出来るような視座の高まりと、視野の広がりも実感しています。


このような学びを実感する事は、決して日本にいるだけでは実現できません。

1ヶ月でも1週間でもいいと思うので、ぜひ海外でラクロスを通じて、色んな国の人と交流する機会にチャレンジして見て欲しいです。

その助けが必要であれば、私としても全力でお力添えしてゆきたいと思っています。

ラクロスで国の垣根を超えてゆきましょう!

https://youtu.be/Yr-zuoqn4jc

次回は

【ラクロスを通じて広がった世界(キャリア編)】

です。