岩倉ラクロスOB㉕ ~ 小さな守護神・3年間で逞しく ~
この生徒は、身長も小さく、体も細く、、、、大丈夫かな??という印象が最初にあった。
身体は、小さいが、意見はきちんと言えるし、考えもしっかりしている。
しかし、大きな相手や強いシュートには、最初恐怖心があったのか、無意識にこわばっていたように思う。
3年生になると、自分の持ち味、やれることを理解し、そこで吹っ切れることができて、強くなった。
本当に粘り強い生徒であった。
面接練習でも何度、涙を流しただろう。
しかし、最終的には、本当に感動的な内容を作り上げたのは、印象に残っている。
Q.ラクロス部を選んだきっかけ
中学生は卓球部だったので、そのまま卓球をやろうと思っていましたが、見学に行ったところ贅沢にもここでは出来そうにないと思いました。運動部に入ろうと思っていたのですが、今からサッカーや野球などを始めても周りに置いていかれてしまうと思っていたところ、ラクロス部から誘いがあり、見学に行ったのがきっかけです。
Q.ラクロスをやって変わったこと
ラクロスはマイナーなスポーツで、大学生の方や他校との交流も盛んでした。そのため、色んな人に積極的に声をかけられるようになりました。また、ゴーリーとしてディフェンスを動かす方法を勉強したりなど、周りの人への目配りができるようになったと感じています。
Q.ターニングポイント
2年生の夏に、先輩が抜けてしまう試合があり、そこでなんとしてもレギュラーに入りたいという思いがありました。先輩方に支えていただき、朝練、残って練習をしたり、合宿で人一倍積極的に練習に打ち込んだことで、今まであまり認められていなかったですが、先輩方や同期の戦力になれました。達成感もありましたが、今振り返るとそこがターニングポイントだったのかなと思います。
Q.ラクロスをやってどう就職につながったか
スポーツとして技術の成長もありますが、1番は積極性やこのくらいでいいかと思わなくなったことだと思います。
就職活動をしている期間も、朝早くから面接練習などを行っていましたが、朝練に継続して行っていたので辛くありませんでした。何より、2年半多くの時間を共にした仲間だからこそ言い合えることや、アドバイスを貰えたりしたので、就職活動もめげずに行えました。
現在仕事をし始めて丸3年が経ちましたが、積極的に自分で仕事を作ることを意識しています。
開先生がたまに「自分達の遊び場は自分達で作る」と言っていました。仕事でも、待っていては何も仕事は来ません。鉄道会社は決められたことを淡々とこなすだけの仕事が多いですが、自分で仕事を見つけて行っていくことが、仕事に対する姿勢として大事なのかなと思っています。
なりより、新しいことを始めてやり切れたことがこれまでの人生の中で自信になってくると思います。新しいことを始められるのは高校生だったら部活しかないと思います!!
毎日チャレンジしていく日々を岩倉ラクロス部で送りましょう!
小さな巨人!!
3年間で本当に逞しくなった。
いつも笑顔で生活しているので、仲間からは好かれている。
今後も持ち前のガッツと笑顔で!!