きのう、関東甲信地方と九州北部が梅雨入りしたので、
当然といえば当然なのですが、
予想(予定?)通り、九州南部と中国、四国、近畿、東海でも
梅雨入りとなりました
ことし(平成17年)の梅雨入り日をまとめると、
沖縄 5月2日(平年より6日早い)
奄美 5月9日(平年より1日早い)
九州南部 6月11日(平年より13日遅い)
九州北部 6月10日(平年より 5日遅い)
中国 6月11日(平年より5日遅い)
四国 6月11日(平年より7日遅い)
近畿 6月11日(平年より5日遅い)
東海 6月11日(平年より3日遅い)
関東甲信 6月10日(平年より2日遅い)
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北陸 まだ
東北南部 まだ
東北北部 まだ
です。
私は平年より早いと考えていましたので、結果的に外れてしまいました。
でも、言い訳を少し言わせていただきますと、
6月上旬はくもりや雨の日が多く、晴れの日は少なかったです。
6月上旬の雨を「梅雨のはしり」と天気予報で言っていましたが、
僕は梅雨への移行期間だと思っています(梅雨であると)
。
(いろいろな見方はあると思いますが・・・)
また、コメントでもご指摘を頂いたように、
梅雨入りの発表そのものに意味がないのではというのもごもっともです。
たしかに、客観的、科学的とはいいにくい面があります。
ただ、日本人の気質なのでしょうか。
梅雨入りとか、桜開花とかをきちんと発表してもらうと安心しますよね。
「きょうから雨
の季節だなあ」とか「きょうから花見をしよう」とか。
不思議なものですね。
この圧力は、特に梅雨明けが遅れて夏休みにずれ込んだときなど、気象庁に対し強力に効いているようです。
産業界やマスコミからの見えない圧力があるので、どうしても平年並みに発表しやがちですね。
とくに梅雨明けの頃は夏休みのスタートと
重なりますので、梅雨明けを遅らせることはかなり勇気がいります。
雨が続いていると梅雨明けしようにもあけられませんが、7月20日を過ぎて2~3日間晴れようものなら梅雨明け発表圧力が強まるでしょうね。
気象庁担当者のつらい気持ちもわかります。
ところで、15日からは関東から石垣島まで全て雨の予報となっていますが、関東から沖縄まで及ぶ気圧の谷、或いは前線が南西から北東に大きく傾くのは考えられませんので、どこかの予報が間違っているのでは?
梅雨前線の雲は13日の衛星画像を見てもらうとわかりますが、右肩上がりで帯状になっていますよね。
沖縄から本州にかけて雲がかかることがないとはいいきれないような気もします。
ただ、6月の週間予報の的中率が低いことも事実です。3日後の予報ですと、70%くらいでしょうか。梅雨の時期に限っていうと、3日後以降の週間予報はあまり信用していません。