シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

セドリック・クラピッシュ監督「おかえり ブルゴーニュへ(原題:Ce qui nous lie)」(2017年、113分)

2024-09-07 20:53:53 | フランス
ブルゴーニュの美しく広大なぶどう畑が印象に残ります。そこが舞台。

ぶどうの収穫、ワイン醸造のプロセスがいきいきと描かれています。

ワイン製造の経営者の死によって遺された3人の子どもたちの土地の相続、ワイン経営、家族のいきかたをめぐる葛藤が描かれた作品。

ドメース(ワイン生産者)の長男・ジャンは(ピオ・マルマイ)家業に反発して海外のあちこちを放浪し、最終的にオーストラリアでぶどう園を経営し、家族をもったものの音信不通でしたが、父が末期の状態に陥ったことを知り、10年ぶりに故郷に戻ってきました。

そこで、彼は家業を継ごうとしている妹ジュリエット(アナ・ジラルド)と、別のワイン生産業の婿養子となった弟ジェレミー(フランソワ・シビル)と再会します。
父親が亡くなり、残されたブドウ畑や自宅の相続をめぐって様々な問題が出てくるなか、ブドウの収穫時期を迎えます。

3人は相続問題に直面しつつ、当面のワイン作りに協力しますが、ジャンは離婚問題を抱え、ジュリエットは醸造家としての働き方に悩み、ジェレミーは義父との問題に揺れ、それぞれが互いに打ち明けられないでいますが・・・。
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