地中海沿岸の小さな町での、男女の抑えきれない激情の愛を官能的に描いた作品。
この街に文学教師として赴任してきたのはウリセス(ジョルディ・モリヤ)。下宿先の美しい娘マルティナ(レオノール・ワトリング)に惹かれた彼は、たちまち恋に落ちます。
やがてマルティナは妊娠し、2人は結婚。家を持ち、念願の小さな漁船も手に入れ、息子が生まれます。しかし、ウリセスはそんな生活に退屈を感じていました。
ある日、マルティナは以前から彼女に好意を寄せていた富豪のシエラ(エドゥアルド・フェルナンデス)と再会。彼の家で開かれるパーティーに夫婦で招待されます。パーティーにやってくると、シエラはかねてから横恋慕していたいマルティナにに言い寄ます。
拒絶するマルティナ。
直後バルコニーからパーティー会場を見下ろすと、そこでは赤いドレスの女と親しげに話すウリセスの姿をみとめました。
翌日、ウリセスは釣りに行くと言って海に出ますが、その後、嵐となり、遭難。遺体が見つからないまま、ウリセスは死んだものとして、葬儀がとりおこなわれました。
数年後、マルティナはシエラと再婚していました。その後、何不自由のない生活を送っていたマルティナに無言電話がかかってきます。
その後、マルティナが電話に出ると、電話の向こうから聞こえたのは死んだはずのウリセスの声でした???
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