「モガンボ」はスワヒリ語で「愛」という意味です。
アフリカの奥地を舞台に、猛獣の捕獲を生業とする探検家とNYからやってきたショーガール、そして動物学者夫妻が織りなす人間模様を描いた作品です。
野獣を捕え動物園やサーカスに売り捌く仕事に従事しているヴィクター・マースウェル(クラーク・ゲーブル)のもとに、NYからエロイズ・ケリイ(エバ・ガードナー)が訪れました。ショーガールの彼女は、知り合いのマハラジャの探検隊に参加する目的だったのですが、彼は国の騒動ですでに帰国。
翌週の便船で帰国せざるをえなかった彼女ですがその間、ヴィクと交流を深めます。翌週、エロイズと入れ違いに、英国の生物学者ドナルド・ノードリイが若く美しい妻リンダ(グレイス・ケリー)を連れて到着。
ノードリイはゴリラの生態の撮影を希望しますが、ヴィクはゴリラに接触するむつかしさを知っているので協力を断わります。そうこうするうち、便船が途中で故障したという理由で、エロイズがボートで戻ってきます。
このあたりから奔放な性格のエロイズとリンダとの間に、ヴィクをめぐる葛藤が生じ、小さな諍いがおこります。
ある日、子どものゴリラをもとめるサーカスからの手紙がヴィクに届き、彼はノードリイ夫妻の道案内をかってでます。一行にはエロイズが加わるのですが・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます