シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

井田探監督「こんにちは赤ちゃん」(日活、1964年、1964年)☆☆☆

2022-12-15 17:00:17 | 日本・1960年~


梓みちよの大ヒット曲をベースに製作された作品です。

舞台は横浜。

日本と東南アジアを結ぶ貨物船・月光丸が横浜に寄航。

船員たちは家族に久しぶりにあえるのが楽しみです。停泊時間は24時間。船員たちと家族、知人の、悲喜こもごものドタバタ劇です。

船員の五郎(山内賢)と実(杉山俊夫)は、いつもの定宿する「カモメホテル」に直行。ホテルの娘・とも子(和泉雅子)をめぐって、ふたりは恋がたきでした。

五郎の所へ、光子(有田双美子)と母親が郷里から出て来ます。五郎に好意をもっていたとも子はとたんに不機嫌に。

一等航海士の谷村(川地民夫)は服飾デザイナーの妻と別居中。生後10ヶ月の子ども母親に預けていましたが、いとこの洋子(芦川いづみ)が連れてきます。

三好無線士(桂小金治)の妻は出産間近で、夫と会いたくてやって来ましたが、出航間際になって産気づき大騒動になります。
「こんにちはあかちゃん」の映画はもう一本あります。東宝版で、松林宗恵監督です。梓みちよ本人が主演らしいです。未見です。
コメント
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