梓みちよの大ヒット曲をベースに製作された作品です。
舞台は横浜。
日本と東南アジアを結ぶ貨物船・月光丸が横浜に寄航。
船員たちは家族に久しぶりにあえるのが楽しみです。停泊時間は24時間。船員たちと家族、知人の、悲喜こもごものドタバタ劇です。
船員の五郎(山内賢)と実(杉山俊夫)は、いつもの定宿する「カモメホテル」に直行。ホテルの娘・とも子(和泉雅子)をめぐって、ふたりは恋がたきでした。
五郎の所へ、光子(有田双美子)と母親が郷里から出て来ます。五郎に好意をもっていたとも子はとたんに不機嫌に。
一等航海士の谷村(川地民夫)は服飾デザイナーの妻と別居中。生後10ヶ月の子ども母親に預けていましたが、いとこの洋子(芦川いづみ)が連れてきます。
三好無線士(桂小金治)の妻は出産間近で、夫と会いたくてやって来ましたが、出航間際になって産気づき大騒動になります。
「こんにちはあかちゃん」の映画はもう一本あります。東宝版で、松林宗恵監督です。梓みちよ本人が主演らしいです。未見です。