サガン鳥栖のチーム内クラスター発生ということで、J1のルヴァン杯のサンフレッチェ広島の試合が中止になりました。どんなに「気を付けていた」と言っても、クラスターを発生させてしまったらクラブとして何もしていなかったことになってしまいます。個人個人の自覚に任せていたというのなら、クラブとして何の対策もしていなかったと暴露するようなもので、チームを維持するということは命懸けなのだという決意がなかったのです。広島はこれでホームゲー2試合を中止に追い込まれたことになり、損害賠償を要求すべき事案になっています。さもなければ、中止ではなく「不戦勝」にしてもらわないと割りが合わないですね。

で、本題ですが、ファジの試合についてです。ネタバレは目を瞑っていただいてぼやき満載で進んで行きます。
前半25分で1人少ない状況になって、PKで同点に追い付かれ、あとは打ち返せずに打たれ続けて後半アディショナルタイムに失点、そのままタイムアップ。筋書きがあったかのような典型的な負けパターン。「運がなかった」と嘆くなかれ! 力がないから負けたのです。

平日開催のナイトゲーム、試合開始が19:30ということで、遅くまでDAZN観戦。その上、終了直前に失点して逆転負け。一気に奈落の底へ突き落されたような残酷な結末でした。相手にしてみればこれ以上ない歓喜のゲーム展開です。サッカーに関わらず、スポーツはどんな競技であっても一寸先は闇と言えるのです。闇を照らすだけの地力があれば、まあこんな結末を見ることはなかったんでしょうね。
終了間際にパワープレーに出てきたのが分かっていたのですから、1人足りないこちらとすれば、マンマークが外れるのが一番怖かったのですが、その通りにやられていては勝負にはなりません。「負けるべくして負けた」試合でした。
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本日はJ2の第11節が行われ、ファジアーノ岡山はアウェーで栃木SCと対戦しました。ここ直近では6年間負けていなかった相手。しかし、今季は守りが硬く失点の少ない、ファジが苦手にしているチームカラーです。関東への遠征ということで、コロナ感染には最大限の注意が必要なこの時期には結構リスクがあります。しかも、中3日での試合。この試合の後は中2日でホームゲームになります。怪我人が増えてきている現状を考えたらターンオーバーも思うようにならず、最も辛く厳しい連戦に突入しているのです。

*グリスタ 1,784人
栃木 2-1 岡山
┌1-1┐
└1-0┘
得点者:
2分 野口竜彦(岡)
26分 明本考浩(栃)
90+4分 柳 育崇(栃)
この試合のスタッツです。
栃木 岡山
ボール支配率 49% 51%
シ ュ ー ト 12 8
枠内シュート 5 1
パス(成功率) 407(71%) 361(73%)
オフサイド 1 1
F K 7 15
C K 5 3
P K 1 0
ジョンウォンのプレーはPKは間違いないのですが、はたして一発レッドに相当するような悪質なプレーだったのか? 得点機会の侵害は間違いないですが、イエローで良かったような気がします。つまり、攻撃のピースを1枚削ってCBを入れたことで、ロングホールのターゲットはいても、セカンドボールを拾えなくなりましたから、根本的なチームスタイルを失ったことになります。PKで追い付かれることはさほどのダメージはないのですが、攻撃の推進力を失った時点で、この試合は負けでした。こういう時に1人で完結できるFWがいればと思うのですが、ないものねだりはしても仕方ありません。

と嘆いていても中2日で次の試合がやって来ます。栃木から帰らないといけないファジと新潟から岡山に移動しないといけないアルビと条件は一緒です。
勝ち負けを分けるのは気持ちです。苦しい時に力を出せる火事場の馬鹿力を出さないといけません。その後も中3日でアウェーを戦い、中2日でホームを戦うという強行軍が続きます。精神論を持ち出すと怒る人もいるでしょうが、ここは根性しかありません。
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選手だけでなく、サポーターの根性も見せないといけません。まずはスタジアムへ行きましょう。
「感染しないで、観戦しましょう」
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
DOGSOに相当する場面は、一発レッドというのは理解しているのですが、過去に同様の事例を何度か見かけましたが、判定がまちまちでした。その殆どがイエローだったので、今回は「何で!?」と感じた訳です。単なる愚痴と思ってください。
DFの技術と判断が稚拙だったことは認めています。彼がレギュラーを掴み切れないのもそこだと感じて成長してくれればと願っています。