おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

「岡山の至宝」世界への扉を開け!

2024年02月29日 07時58分50秒 | プロ野球

山本由伸がオープン戦衝撃デビュー大谷翔平はサプライズ訪問でベンチで拍手
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20240229-OHT1T51029

※以下、引用です。

◆オープン戦 レンジャーズ―ドジャース(28日・米アリゾナ州サプライズスタジアム)

ドジャース・山本由伸投手(25)が28日(日本時間29日)、敵地・レンジャーズ戦でオープン戦初登板し、2回19球を投げて1安打無失点3奪三振の好投を見せて降板した。

初回は先頭のセミエンから空振り三振。続くカーターに中前安打を許したが、続く打者を三併打に抑えた。試合前のブルペンにサプライズ登場した大谷翔平投手(29)も三塁ダグアウトで拍手を送った。2回は先頭から空振り三振を奪うと、中飛、空振り三振で3者凡退。ベンチに戻ると大谷らナインとハイタッチして予定の2イニングを順調に終えた。あまりに順調な3者凡退に、3つ目のアウトを取った後もアウトカウントを勘違いしたのか、マウンドに戻るようなしぐさも見せていた。

大谷はこの日の自身の練習を終えると、水原通訳とともに車に乗って施設を後にした。すると、車で約30分ほど離れた敵地サプライズでのオープン戦に姿を見せた。大谷クラスの主力選手が、出場予定がないにもかかわらず敵地に訪れるのは異例だ。まずはブルペンで投球練習を見つめると、試合中もベンチから熱視線を送っていた。

オリックスでは21年から3年連続MVP&沢村賞という圧巻の成績を残し、ポスティングシステムを行使して12年総額3億2500万ドル(約461億円=契約発表時のレート)という大谷を除くと投手最高額となる超大型契約を結んだ山本。9日(同10日)のキャンプイン後はライブBP(実戦形式の打撃練習)に2度登板し、のべ17人と対戦して安打性の当たりが1本、9奪三振と上々の仕上がりを見せていた。山本もオープン戦初登板へ向けて「いい入りが出来るんじゃないかな」と口にするなど、手応えをつかんでいるようだった。


オープン戦とはいえ、気になるものです。岡山出身選手で初のメジャーリーガーとなった山本由伸の初登板。流石に大谷翔平ほどの実績があるわけでもなく、ライブで中継とはいきませんでしたが、まずまずのピッチングでホッとしました。

先発ローテーションに入れば、公式戦では中4日での登板となるでしょうが、乗り越えてほしてと思います。

「岡山の至宝」が道を切り開いていく姿を見守りたいと思います。

よろしくお願い申し上げます。

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「3000:2」 で分かる大阪の雑多な風景

2023年09月22日 19時28分47秒 | プロ野球

関西の特異な文化構造は、私も70年代の学生時代に住んでいましたから何となくわかります。
大阪といっても吹田市内に住んでいたので、ディープな大阪の日常風景に常に触れていたわけではありませんが、それでも同じ文化の中に巻き込まれていました。中村鋭一氏のラジオは岡山でも聞けたので、ほぼ毎朝聴いていました。私としてはこの番組「おはようパーソナリティ 中村鋭一です」の前の6時台の「おはようパートナー」だったと思いますが、それも併せて聴いていました。この番組が朝日放送なのに、毎朝「闘魂込めて」を流すので、その後の「六甲おろし」との対比を楽しんでいました。
関西に住んでいたので、在阪のパ・リーグ3球団、南海・阪急・近鉄の情報は結構入ってきました。阪急沿線だったので、阪急電車の各駅には阪急ブレーブスの試合経過を伝えるスコアボードも掲示してあって、そんなこんなで大阪暮らしは退屈しないものになりました。

「六甲おろし」を毎日聞いていたので、歌詞を見なくてもフルコーラス歌えるようになってしまいました。南海・阪急・近鉄の球団歌、応援歌も耳に入っていたので、ほぼ覚えていたと思います。今、その歌を聞くと懐かしく当時が思い出されます。
昭和の頃のパ・リーグは本当に観客が少なくて、一人一人の野次が球場全体に聞こえるので、気の利いた野次を飛ばさないといけなくなり、その意味でパ・リーグの球場を訪れるファンは阪神ファンに比べても野球をよく知っていたように思います。そんな雰囲気が楽しめるので、学生時代にパ・リーグの各球場(今は存在しない、大阪球場・日生球場・西宮球場・藤井寺球場)をよく訪れたものです。甲子園はどちらかというと高校野球の為に行くことが多かったかな? そして、甲子園の高校野球が満員札止になり、入れないとわかると、行き先をプロ野球に変えるという、何とも楽しい日々だったのです。

阪急が毎年日本シリーズに進出していたので、日本シリーズも見に行きました。巨人戦でも前売でチケットが取れた時代です。

昭和は実に良い時代でしたね。


なぜ阪神ファンは道頓堀に飛び込むのか・・熱狂的オリックスファンの政治学者がみる関西の特殊事情

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c96759ac84f8abb4c94ff21fb63546bf2d54ffb?page=4

※以下、引用です。

9月14日、阪神タイガースは18年ぶり6回目のセ・リーグ優勝を果たした。神戸大学大学院の木村幹教授は「阪神ファンほど素直で純粋な野球ファンはいない。だから喜びのあまり、道頓堀に飛び込んでしまうのだろう。近鉄、南海、阪急、そして現在のオリックスのファンとは決定的に違う」という――。

■阪神ファンを語る上で欠かせないある番組

最初に断っておくが、筆者は阪神ファンではない。しかしながら、その事は、筆者が阪神タイガースという球団と、如何なる関係も持たずこれまでの57年間を生きてきた事を意味するか、といえばそれはやはりそうではない。

否、この地域で生きていく以上、阪神ファンであろうとなかろうと、そもそも野球というスポーツに関心があろうとなかろうと、「阪神タイガース」なるものとの関連を一切持たずに生きていくのは不可能だ。

それを筆者の人生を振り返って書くとこんな感じになる。まず幼い頃を思い返すと、よみがえってくるのは、朝早くからラジオで流れて来る「六甲おろし」をがなり立てるアナウンサーの大声だ。あの熱烈な阪神タイガースファンで知られる、朝日放送の道上洋三アナウンサーの番組だな、と思った人はまだ甘い。あの番組には実は、先行番組があってその話である。

朝日放送が1971年にはじめた「おはようパーソナリティ 中村鋭一です」は、ただひたすらアナウンサーが関西弁で自らの判断で話し続ける、という当時としては、極めて大胆なスタイルの番組で、たちまち関西地方でブームを巻き起こした。

背景にあったのは、放送局は不偏不党でなければならない、というそれまでの放送界にそれなりに存在した原則を、敢えて無視してみせる、という試みであった。そして、それがプロ野球において表れたのが、中村が「自身の(放送局の、ではない事に注意)」応援する阪神タイガースを、自らの冠番組で公然と応援する、という当時としては驚くべきスタイルだった、という事になる。

朝日放送の一アナウンサーに過ぎなかった中村は、この番組により一躍有名人となり、自らの番組内で自らの政治的意見をも比較的自由に話した事であり、やがて政界でも注目される存在になった。

■六甲おろしが朝のシグナル

そうしてその中村が1977年に新自由クラブから衆議院議員選挙に立候補する事となり、番組を引き継いだのが道上洋三である。こうして、そこから昨年までの45年にわたって「おはようパーソナリティ――道上洋三です」が放送されてきた事になる。

筆者の実家では、朝の目覚まし時計代わりにこの放送を聞いていたので、中村アナウンサーが「六甲おろし」を歌い始めたら、そろそろ学校にいかないといけない、という日々を送っていた。つまり、日本全国の他地域では「ラジオ体操」の音楽が、「朝のシグナル」として機能している様に、関西地方ではラジオから流れてくる局アナが歌う「六甲おろし」がその役割を果たしてきたのである。

そもそも依然として昭和の時代、インターネットなどある筈もない時代、プロ野球に関する情報の入手の難しい時代。多くのファンはテレビやラジオ、更には翌日の新聞の朝刊でひいきチームの試合結果を知るのが精いっぱいであった。

しかし、突然、朝から大阪で最大の民間放送局が、自らの応援する球団を露骨に明らかにして、時には「大本営発表」であるかのような、大体な宣伝を繰り返す事になったのである。

■阪神ファンでないと友達ができない

こうして大阪の1970年代、大阪の民間放送局の「阪神シフト」が急速に展開し、この地域における「プロ野球に関わる情報」のバランスが大きく崩れる事となった。同じく関西に本拠地を置いていた近鉄、南海、阪急の情報は隅に追いやられ、小学生らの間では、阪神ファンである事が当たり前の様な状況が出現した。そして理由は簡単だった。当時のメディア環境では、テレビのプロ野球中継は日本テレビ系列の放送が流す巨人の試合の中継と、サンテレビが流す阪神の試合の中継が大半だったからである。

ラジオのプロ野球中継もほぼ阪神が独占する状態であり、南海ファンや近鉄ファンは、阪神のプロ野球中継の前等に行われる「近鉄バファローズアワー」や「ゴーゴーホークス」、更には「ブレーブスダイナミックスアワー」といった、プロ野球中継なのかダイジェストなのかすらわからない微妙な番組で、チームの状況を知るしかなかったからである。

情報の寡占状況の結果は、過酷であり、当然の事ながら多くの子供達は阪神ファンになった。否、阪神ファンでなくても、野球の話をする際には、阪神に関わる話題には適用しなければならなかった。

何故なら、仮に南海ファンが「昨日の藤原のプレーは負けを救ったよなぁ」と話しかけても、殆どの人はそもそも「藤原」という選手が南海にいることすら知らないので、会話にはならない。他方、阪神の選手の事は皆、知っているので、話が弾む。「なあなあ、掛布と佐野とどっちの方がサード向いていると思う?」的なかなりディープ話でも、昼休みを潰すことができた。そうでないと友だちが出来ない状況である。

■こうして私は「南海ファン」になった

とはいえ、その事は多くの野球少年にとって、阪神タイガースこそが、テレビやラジオではない「プロ野球」と実際に触れる事ができる窓口となっていた事を意味していた。筆者の周囲もそうだった。

ラジオはいつも大本営宜しく、阪神の躍進を伝えており――なのにどうして一向に優勝しないのかは不思議だったが――結果として、子供達が憧れた野球選手の多くも阪神の選手だった。捕手は当然背番号22をつけ、ショートは6番、エースは言うまでもなく28番だった。だから筆者もそんなスター選手の活躍を目の前に見て見たかった。父親にせがんで球場に連れて行って貰う事にした。

だが、世の中ではそこでいろいろな行き違いが起こる。幼い筆者が見たかったのは、阪神の試合だったのだが、連れていかれたのは大阪球場だった。父親が約束を破ったからではない。その日は南海と阪神のオープン戦が行われる日だったからだった。

正直、球場について驚いた。オープン戦とはいえこんなに観客がいなくて大丈夫なのか、と思うほど観客はいない。父親は「だからこの球場ならいつでも来れるんだ」と言っていたので、要は甲子園のチケットを取るのが大変だったのだろう。スタメンに並んだ南海の選手で知っていたのは、広瀬と野村、そして藤原くらいで、門田の存在すらきちんと認識していなかった。「あ、あれがホームラン王の田淵だ」とか思いながら見ていたので、この時点ではまだ阪神ファンだったのかも知れない。

■大量の情報が日々流れてくる

でも、試合は南海が勝った。はじめて間近で見たプロ野球の試合だったし、その中で自分があまり知らない選手達が、「有名な」阪神の投手を易々と攻略するのを見て、こっちのチームの方が強いじゃないか、とわくわくしながら眺めていた。

帰りにスポーツ新聞を買って貰って、南海のチームや選手について調べた。「そうやそうや、このチーム一昨年に優勝した強いチームやん。阪神とは違うやん」。父親は言った。「(近鉄沿線にあった実家からは)甲子園は遠いし、チケットもなかなか取れないけど、大阪球場ならいつでもいけるぞ」。こうして筆者のそこから14年続く長く辛いホークスファンとしての前半生がはじまる事になった。

こうして見ると、関西地方の野球ファンにとって、阪神タイガースが如何に特殊な存在かわかる。この社会にはおよそ考えられないくらい、多くの阪神タイガースに関する情報が流れている。だから人々は自然に阪神について語る様になり、それが多くの人々にとってプロ野球に関心を持つ窓口になる。

■なぜ道頓堀に飛び込むのか

だから、多くの場合、関西では、嘗ての近鉄ファンや、南海ファン、阪急ファン、そして現在のオリックスファンも、何かしらの阪神タイガースに関わる思い出を持っている。何故なら我々には、この地域に住みながら「阪神ファンにならなかった理由」が必要であり、実際多くの場合、そのきっかけもあるからだ。

しかし、その様な思い出は阪神ファンの人の多くはもっていない。何故なら、彼等はこの阪神に関わる情報が寡占状態にある中、その情報を比較的素直に信じてきた人達だからである。そして、彼等のプロ野球に対する関心は、とにかく阪神タイガースに集中しているので、他球団、とりわけ異なるリーグに所属するチームの状況にはあまり関心を有していない。

他球団のファンと比べれば阪神ファンは、阪神に関わる情報に溢れた世界で流されるメッセージに素直に反応する。彼等は素直な人々なので、チームの勝利を素直に信じている。だからこそ、その勝利の喜びに浸る時には、時に飛びこんではいけない川にまで飛びこんでしまう。しかも、それがある種のルーティーンにまでなってしまっている。

逆にチームが敗れた時には、それは何かの間違えであり、誰かが大きな失敗をした結果だと信じるので、猛烈な執行部や選手批判が行われる。そしてその典型は、甲子園独特の怒号となって時にあらわれる。

パ・リーグの試合では、特にブーイングが飛ぶ場合にも、どこかに突き放した部分があり、人はできるだけユーモアを交えようとする。しかしながら、阪神ファンの人達の批判はなかなかストレートだ。

■通算成績はよくないのにファンは多い

つまりは、この地域で阪神ファンをつとめる人達が、実はなかなか素直な人達なのである。メディアに溢れる情報をそのまま信じ、チームがいつか優勝する日をじっと待っている。昔から隣にはとても強いパリーグ球団があり、応援の為のチケットも取りやすいのに、そちらの方に乗り換えようとは思わない。監督が代わっても選手が代わっても、律義にチームへの支持をかえようとはしない。

そしてそれは凄い事だし、尊敬すべき事でもあると思う。考えてみれば阪神タイガースは2 リーグ制以降、今回でようやく 6回目の優勝を遂げた所である。これを下回るのは、2000 年代に新設された楽天と、DeNA 、そしてロッテだけであり、阪神は決して通算成績の良い球団とは言えない。にも拘わらず、これだけの熱狂的なファンがつき、彼等はチームから離れようとはしない。

それは一体どうしてなのだろうか。ともあれ明らかなのは、ひょっとすると阪神タイガースよりも怖いのはこうした純粋で素直な阪神ファンなのかもしれない、という事だ。

無事、CSを勝ち抜いて、我らがオリックスバファローズとの日本シリーズまで上がってきてください。そしてその時、この関西地方の新しい何かが見られれば、良いのですが。京セラドーム迄来てくださいね。

木村 幹(きむら・かん)
神戸大学大学院 国際協力研究科 教授 1966年、大阪府生まれ。92年京都大学大学院法学研究科修士課程修了。専門は比較政治学、朝鮮半島地域研究。著書に『日韓歴史認識問題とは何か』(ミネルヴァ書房)など。


今年、阪神が18年ぶりにアレした日、道頓堀の警備に駆り出された警察官は約3,000人と聞きます。考えてみれば、恐ろしく迷惑な話ですよね。明らかな税金の無駄遣い。それをさせてしまう阿呆どもの存在も世の中にとっては害悪です。
それに対して、オリックスが3連覇した当日の道頓堀は警察官2人がパトロールするのみの日常風景でした。
ここに、大阪の阪神に対する異常なまでの傾斜と歪んだ文化形成が見て取れます。NPBなら「阪神ファン」Jリーグなら「浦和サポーター」という迷惑集団のお墨付を貰うことになるのも仕方のないことなのかな? やんぬるかな。

「日本人の血は野球でできている」とは、私がずっと言い続けてきた言葉です。それが、日本では独自の文化を生み育て、ベースボールとは別の競技となって行ったのです。
まあ、楽しければ何でも良いのですが、人に迷惑をかけるのはやめましょうね。

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野手がマウンドに上がる意味を考える!?

2023年09月03日 09時06分29秒 | プロ野球

時に物議を醸す野手の登板について考える機会になるかと思い、少し書いてみます

大リーグでは何も問題にならないこと日本では大問題として扱われる。その事が不思議なことに感じられませんか?

野手の登板には投手を温存して次の試合に備える為の大事な役割があります。「相手に失礼」などと日本的な感情を持つことで議論に発展するのですが、はたしてこれは無礼なことでしょうか?

日本人選手は器用ですし、プロに進むレベルの選手なら投手経験は多かれ少なかれあるはずです。チームの台所事情を理解しているなら野手がマウンドに上がる意味を理解できない訳はないでしょう。

北村の登板にあれこれと賛否両論あるとは思いますが、そろそろ浪花節で反対することはなしにしたいものですね⚾

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MLBが全て正しい訳ではなく、野球の本質はそこではないと感じる日々!?

2023年04月20日 22時48分19秒 | プロ野球

MLB中継が日本国内でも盛り上がっています。ライト層に野球への興味を持ってもらうには、大谷翔平の活躍は大きく貢献していると思います。

しかし、MLB中継を視ていて抱く違和感が何となく興味を削がれます。そして、それが高評価を受けて日本にも影響するようになると困りものだと言わざるを得ません。

今季の目玉とされているのが、あのおぞましい「ピッチクロック」です。

野球は時間がかかるという理由でファン層の広がりに繋がらない。それを解消する為に導入実験を繰り返して今季MLBに導入されたピッチクロック(ピッチ・タイマー)です。


投球間のルール

・ランナー無しの状態でピッチャーは15秒以内に、ランナーが出ている場合は20秒以内投球動作に入らなければならない。バッターも同様にバッターボックスに入り8秒以内に打撃の体勢に入らなければならない。

・上記ルールにピッチャーが違反した場合はボール・ワンが、バッターが違反した場合はストライク・ワンが自動的に宣告される。

牽制間のルール

・ランナーが出ている状態で、ピッチャーがプレートを外す(牽制球を投げる・投げないに関わらず)と上記のピッチ・タイマーはリセットされる。(タイマーは0秒に戻る。)
ただしピッチャーは1人の打者に対する時に、3回までしかプレートを外す(牽制球を投げる、投げないに関わらず)事はできない。盗塁などでランナーが進塁した場合は、このタイマーはリセットされる。

・3回以内の牽制でランナーをアウトにできなかった場合は、ランナーは自動的に1ベースを進むことができる。

極端な守備シフトの禁止

守備側のチーム内野手4 人は、二塁ベースの両側(一二塁間、二三塁間)にそれぞれ2人づつ守備につくルール。極端な守備シフト(例えば一二塁間に3人の内野手が守備につくこと)を禁止するもの。

・上記ルールにおいては、外野手が前進守備をすることを禁止するものではないが、外野手を4人置く事は禁止している。

ベースサイズの拡大

15インチ(約38cm)四方だったベースは、18 インチ(約46cm)四方と大きくなる。 ただしホーム・プレートのサイズは変わらない。ベースが大きくなることでランナーと守備の選手の衝突や接触のリスクを低減する目的。

(参照:https://mlbtours.jp/?p=112231476)


ピッチクロックについては、投手、捕手、打者のみならず主審にも負担をかけることになります。野球観戦時にこの投球間の時間が気になるかというと、全く気にならない話です。それによってどれほどの時間を浪費しているかというのは、まあ検証しているのでしょう。結果も検証してほしいものですね。

牽制のルールに関しては野球の醍醐味を壊しかねないことなので、再考の余地を残すように感じます。

守備シフトに関しては、リスクを冒してやっていることなので好きにさせてやれとは思います。それに費やす時間を短縮したい意向なのでしょうが、要らぬ世話だと思いませんか?

ベースサイズの拡大については、結果の検証を待ちたいところです。ソフトボールのように一塁ベースが2枚とかになるよりはましかとは思いますが。

それよりも心配なのが、タイブレークです。延長タイブレークが正当化されて、日本国内で恒常化するとしたら、野球の根幹を揺るがす異常事態と言えます。野球は決着がつくまで続ける競技なので、日本的な引き分けもおかしい話ですが、早急な決着を求める姿勢には違和感しか感じません。

どんなにあがいても、野球は時間のかかる競技です。興味を持ち続けられるような面白い試合をすることが先なのではないかと思いますがどうでしょう?

せっかくWBCで盛り上がった野球が、公式戦になると冷めてしまうとしたら本末転倒です。難しい問題なのですがね。

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WBC vs アメリカ合衆国 漫画のような展開でで14年ぶりの頂点へ。有頂天になれるのは一時だけだが喜びを爆発すれば良い!

2023年03月22日 21時19分36秒 | プロ野球

WBCの決勝は米国との対戦でした。サッカーのW杯のような世界的な広がりはないものの、日本ではサッカーよりもメジャー競技の野球で世界大会であるWBCの頂点に立つというのは感慨深いものがあります。

この大会を通じて、このブログ内で殊更に「二刀流」をクローズアップして来なかったのはそれだけで勝てる戦いではなかったからであり、大谷翔平の頑張りに対するリスペクトはあります。しかし、全員で掴み取った栄冠は歓喜の輪の中心に大谷を据えて輝きました。シナリオがあるかのような展開で9回に「大谷vsトラウト」で大団円を迎えた大会は国内で過去のどの大会よりもも盛り上がりました。優勝という結末よりも野球によって活性化されるものが少なくなかったということが、大会開催の意義であったかと感じます。世界的にはごくマイナーな競技のベースボールが参加国の間だけでも認知されたとしたら、それは意味があったと言えそうです。日本では野球の受け皿が多いのでWBCを目指さなくても活躍の場はありますが、そこを目指して子供たちの野球をやることの動機づけが増えるのであれば、開催意義が存在したと言えますので良かったと思います。

決勝の試合結果です。

▽決勝

*ローンデポ・パーク

米  国 010 000 010│2

日  本 020 100 00X│3

(勝)今永

(S)大谷

(敗)M.ケリー

本塁打:T.ターナー5号,村上1号,岡本2号,K.シュワーバー2号

⚾打撃戦による点の取り合いを予想しましたが、両チームのリリーフ陣が踏ん張ってロースコアの競り合いになりました。米国が6人、日本が7人の継投で締めくくったのが大谷というシナリオ通りの流れ。ダルビッシュが被弾して1点差で最終回という痺れる場面は本調子ではないと素人目にも分かる投球ながらゲッツーの後にトラウトから三振を奪い決着。この展開は漫画でも中々書けないものでしたが現実に起こりました。

「事実は小説よりも奇なり」

それを実現した結末です。

「たかが野球、されど野球」

スポーツがみんなを元気にし、世の中を活性化する。野球にもできる力があったというのは、個人的にも嬉しく思います。

WBCを終え、選手は所属チームに帰って、間もなく開幕するシーズンに突入します。人気低迷が指摘されるNPBにも良い影響があるのであれば、それはそれで良い流れだと思います。

お疲れ様でした。

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WBC vs メキシコ 野球は筋書きのないドラマというけれど、野球の面白さが世界に伝わればこの試合の意義があったと思えるのではないか?

2023年03月21日 22時12分48秒 | プロ野球

WBCの準決勝2試合の結果です。

準決勝の日程と組合せが米国によって突如変更されるという毎回WBCではあるあるなのですが、奴らは恥も外聞もなくよくやりますね。それでも日本は打ち破って優勝して、全てをはね返してやれば良いのです。

▽準決勝

*ローンデポ・パーク

キューバ 100 010 000│ 2

米  国 212 224 01X│14

(勝)A.ウェインライト

(敗)R.エリアス

本塁打:P.ゴールドシュミット1号,T.ターナー3号・4号,C.マリンズ1号

⚾アメリカにとって今のキューバは敵ではないということは戦前から分かっていました。縦横無尽に打ちまくった圧勝のように見えますが、安打数を見るとキューバも12安打しているので、こと投手力に目をやるとアメリカの弱点が透けて来ます。

つけ入る隙はそこにあるように感じます。

 

メキシコ 000 300 020 │5

日  本 000 000 312x│6

(勝)大勢

(敗)G.ガイエゴス

本塁打:L.ウリアス1号,吉田2号

⚾終盤に大きく動いた試合は村上の逆転サヨナラ二塁打によって劇的な展開を見せました。この試合も3三振を含む4打数ノーヒットだった5番打者が最後に試合を決めることになるというのも、打順の巡り会わせを含めて筋書きのないドラマと言えます。日本が7回二死1・2塁で追い付いた吉田の3ランですが、膝元のチェンジアップを右手一本でライトのポール際に運んだ技ありの一打でした。この場面も吉田が繋いで満塁の場面になっていたら村上の9回の打席はなかったかも知れません。全てが巡り会わせの妙だったと言えそうです。

この試合にもし日本が敗れていたとしたら、「史上最強」ともてはやされた侍ジャパンは「結局弱い相手にしか勝てなかった」という誹謗中傷の的にされてしまうという危惧を持っていました。どう頑張ってもアンチはいます。野球嫌いの人にとっては、この騒動が鬱陶しくてしょうがないかも知れません。そういう少数派の意見も飲み込んで最高に盛り上げた立役者は選手全員の頑張りだと思います。大谷がクローズアップされるのは悪いことではありませんが、決して大谷一人でここまで来たわけではありませんし、ヌートバー一人でやってきた訳でもありません。局面局面で自らの役割を果たしてきた選手一人一人の頑張りが最高の試合を作り上げたのだと思っています。

こういう試合を繰り広げることで野球の面白さが世界に発信されるのであれば、世界的マイナー競技だった野球が少しでも受け入れられる一助もなると考えます。

連戦となる決勝ですが、日程的に有利なアメリカに対して総力戦で挑む日本に注目する方が1人でも増えれば良いと思います。

WBCの開催意義が立派な精神のもとに為されているとは思いませんが、そんな中で日本が頑張ることで世界中に野球のゲームとしての面白さが世界に発信されるのであれば、若干でも開催して良かったと思えるのかも知れません。

かつてこれほど野球で盛り上がったことはないと言うほど注目されるのなら、野球新時代が到来するかも知れませんね。それ自体は良いことだと感じています。

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WBC vs イタリア 東京ラウンド準々決勝2試合の結果

2023年03月18日 12時50分32秒 | プロ野球

東京ドームで行われた準々決勝2試合の結果と日本の試合内容に関して書きたいと思います。

ここまでグループリーグを全勝で通過した日本ですが、韓国が言っていたように『最弱のプール』といえる対戦相手でしたから、この全勝で強さのバロメーターとするには物足りません。そういう韓国に関しては、その最弱プールで敗退したのですから何も言えないのでしょうが(笑) オーストラリアは「ラーメン食ってる場合か!」と韓国戦前に叩かれていましたが、練習せずにラーメンを食べてても韓国に勝ち、準々決勝に進んだのですから、それを批判されるいわれもありますまい。むしろそのチームに負けたチームが批判されなければなりません。

それはそうとして、準々決勝の試合結果です。

▽準々決勝

3/15(水)

豪  州 010 002 000│3

キューバ 001 030 00X│4

(勝)M.ロメロ

(S)R.マルティネス

(敗)J.ガイヤー

本塁打:R.ウィングローブ1号

 

3/16(木)

イタリア 000 020 010│3

日  本 004 030 20X│9

(勝)大谷

(敗)J.ラソーラ

本塁打:岡本1号,吉田1号,Do.フレッチャー1号

⚾大谷のバントで流れを強引に引き寄せた日本が岡本の3ランで試合を決定づけました。その後も当たりの止まっていた村上にタイムリーが出るなど、流れを手放さずに快勝しました。

ここからは、独り言です。聞き流してください。興行的には成功したと言えるWBCの東京ラウンドでしたが、対戦カードとしてどうだったのか? レベルの圧倒的に劣ると言える中国やチェコが同組にいて、韓国もお話にならないほどに弱かった。オーストラリアはセミプロ集団で韓国には勝ったものの日本の相手になれるほどの力はありませんでした。準々決勝のイタリア戦にしてもメジャーリーガーが日本よりも多く在籍しているとはいえ、力関係は日本の遥か下にいて、勝って当たり前の試合です。

つまり、ここまでは全勝している日本であっても手放しで喜べるような内容ではなかったということです。

従って、本当に厳しくなるのは準決勝以降です。ホームアドバンテージがなくなるマイアミでの戦いが真の実力を試される試合になりそうです。

準決勝の対戦相手がメキシコに決まりました。

世界一まであと2勝、と煽るのではなく静かに見守りたいものです。

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WBC vs オーストラリア 日本がプールBを首位通過し、準々決勝での対戦相手も決まる。

2023年03月14日 20時37分14秒 | プロ野球

3月12日(日)と13日(月)の試合結果により、POOL AとPOOL Bの準々決勝進出チームが決定しました。

◇POOL A

3/12(日)

台  湾 000 000 001│1

キューバ 420 100 00X│7

 

オランダ 001 000 000│1

イタリア 000 600 01X│7

 

A組は12日(日)で全日程を終え、順位が以下の通り決まりました。

【POOL A】

①キューバ

2勝2敗 得点 25 失点 15

②イタリア

2勝2敗 得点 20 失点 17

*******************************

③オランダ

2勝2敗 得点 13 失点 19

④パ  ナ  マ

2勝2敗 得点 19 失点 21

⑤台  湾 

2勝2敗 得点 26 失点 31

全チームが2勝2敗で並ぶ混戦の末に予想を覆してキューバとイタリアが準々決勝に進みました。失点率の少ないチームが上位に来るという分かりにくいレギュレーションですが、1位と2位は問題なく決まっています。

◇POOL B

3/12(日)

チェコ  000 000 210│3

韓 国  510 000 10X│7

 

日 本  320 110 000│7

豪 州  000 000 001│1

(勝)山本

(敗)W.シェリフ

本塁打:大谷1号,A.ホール1号

⚾投打ともに安定した試合運びでオーストラリアに快勝した日本はB組を首位通過することが決まりました。野球は守りからリズムを作ることが大事なゲームなのだとよく分かりますね。

3/13(月)

豪 州  100 000 232│8

チェコ  001 000 020│3

 

韓 国  228 64│22

中 国  200 00│ 2

              (5回コールド)

 

B組の順位は以下の通りです。

【POOL B】

①日  本

4勝0敗 得点 38 失点 8

②オーストラリア

3勝1敗 得点 29 失点 19

*******************************

③韓  国

2勝2敗 得点 40 失点 26

④チ  ェ  コ

1勝3敗 得点 16 失点 30

⑤中  国 

0勝4敗 得点 10 失点 50

日本とオーストラリアが準々決勝に進みました。日本がA組2位のイタリアと対戦し、オーストラリアはA組1位のキューバと対戦します。

▽準々決勝

Q1:オーストラリア-キューバ

Q2:イタリア-日本

大事なのはこれからです。

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WBC vs チェコ共和国 欧州のアマチュア集団は意外に健闘した!?

2023年03月12日 07時45分24秒 | プロ野球

日本のグループリーグ第3戦は、欧州のアマチュア集団・チェコ共和国との対戦でした。

昨日のグループリーグの試合結果です。

◇POOL A

3/11(土)

パナマ  010 000 100│2

イタリア 000 000 000│0

 

オランダ 101 000 021│5

台  湾 052 000 01X│9

 

最終日まで準々決勝に進出する2チームが決まらない混戦が続くプールA。日本が対戦する相手もまだ分かりません。

楽しみでもあり不安でもあるというところです。

◇POOL B

3/11(土)

中  国 000 200 0 │ 2

豪  州 302 501 1x│12

                   (7回コールド)

 

チェコ  100 010 000│ 2

日 本  003 410 02X│10

(勝)佐々木

(S)宮城

(敗)O.サトリア

本塁打:牧2号

⚾エラーで先制を許した試合は、チェコの先発・サトリアの遅球に苦しんだ日本が序盤は苦戦しました。この中でグループリーグの球数制限が日本に優位に働きました。同等の力を持つ複数投手を有するのが難しいチームにとっては厳しいレギュレーションとも言えますね。

日本の第4戦はオーストラリアとの対戦です。

1位通過して準々決勝を優位に進めたいところです。山本の先発が予想される中、負けることはないでしょうが油断大敵です。国際大会は何が起きるか分かりませんからね。

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WBC vs 韓国 もはや宿敵でもライバルでもない、只の隣国と化した相手に手加減など不必要!

2023年03月11日 07時34分01秒 | プロ野球

WBC、日本のグループリーグ第2戦は、メディアが勝手に「宿命のライバル」と煽り立てる日韓戦です。多くの方が違和感を感じるであろうこの表現が注目を集める為の煽りだけならまだましなのですが、メディアの中には本当にそう思っている者がいるのだとすれば、そこに巣食う病巣はかなり深刻であると感じます。現状の両者の力の差は歴然としており、既に韓国は日本の宿敵でもライバルでもなく、普通に野球の弱い隣国に過ぎません。彼らが日本をライバル視したとしても、相手にすべきことではなくなりつつあるのが現状です。それをはっきりと示す結果となった試合でもありました。

昨日のグループリーグの試合結果です。

◇POOL A

3/10(金)

キューバ 110 004 520│13

パナマ  040 000 000│ 4

 

イタリア 020 410 000│ 7

台  湾 113 002 13X│11

 

◇POOL B

3/10(金)

チェコ  201 001 004│8

中 国  000 010 400│5

 

プールAは混戦模様です。星の潰し合いが続いていて、どこが準々決勝に勝ち上がるか分かりにくい状況になりました。ただ、1位通過はオランダになりそうというのは決まりそうですね。

◇POOL B

3/10(金)

韓 国  003 001 000│ 4

日 本  004 025 20X│13

(勝)ダルビッシュ

(敗)K.H.キム

本塁打:E.J.ヤン2号,近藤1号,K.W.パク1号

⚾10人の継投を行った韓国投手陣の惨状は目を覆うばかりです。被安打13、与四死球8、失点は13を数えました。その全てが自責点であり、言い訳できない酷い内容でした。前日の中国投手陣が日本の高校生平均ぐらいのストレートの球速で日本の打者が若干打ちあぐんだのですが、中途半端に早い韓国投手陣は打ちごろでした。球数制限とワンポイントリリーフ禁止のWBCローカルルールは現在までは日本に大いに味方しているように感じます。

結論として韓国の現状は著しいレベル低下に苦しんでいるということがよく分かったという試合でした。無理矢理にも「永遠の宿敵」と煽り立てようとしたメディアの不必要な煽りが空しく響いただけの内容です。かつて物議を醸したイチローの言葉「向こう30年・・・」の発言の意味が具現化してきたように感じます。

そんな煽りがなくても、連日東京ドームは超満員。相手がどこであろうと、日本代表の試合が見たいという人々の願いがメディアの思惑と違ったとしても、これまで球場での不自由な観戦を強いられてきた鬱憤を一気に晴らしたい熱意に押し切られているというのがこれまでの印象です。

つまり、日本が世界一奪回を果たすのかどうかということよりも、純粋に野球を楽しみたいという願望の方が上回っているのでしょう。それは悪くないことと思っています。それを彩るピースの一つが大谷であり、ダルビッシュであるなら良いのではないでしょうか? ただ、ヌートバーの予想以上の活躍が相乗効果になっているのは間違いなさそうです。

純粋に野球を楽しみましょう。

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