選抜が終わり、各校は夏に向けてチーム強化に取り組んでいます。岡山県でも春季岡山大会の地区予選日程とトーナメント表が発表されました。
以下の通りです。
昨秋の県大会ベスト8はシードされ、地区予選を免除されます。以下の8校です。
【昨秋ベスト8】
・岡山東商
・岡山商大附
・岡山学芸館
・創志学園
・倉敷商
・倉敷工
・玉野光南
・おかやま山陽
残る代表争いは東部地区7校、西部地区7校、北部地区2校となります。野球部員の減少による合同チームでの大会参加が年々増えています。単独校で出場選手数を確保できない学校というのは、年々確実に増えてきています。このまま推移すれば野球部存続が危ぶまれることとなり、参加校数の減少に歯止めがかからなくなります。少子化の悪影響は全てにマイナスしかなくなります。
スポーツ界全般に及ぼす少子化の影響と比較しても、野球の場合は9人を最低揃えないといけない競技です。それができなければ部そのものの存続すら危ぶまれます。11人のサッカーや15人のラグビーなどと比較しても、投手という専門職を育成しないといけない特殊性から存続の危機感に拍車がかかることになっています。
トーナメント表の合同チームの増加傾向を見ていると、日本の高校野球の未来は明るいものとは言い難いですね。
それでも、高校野球は人気コンテンツの一つです。野球の灯を消さない為の努力は関係者全てに求められます。