第35節を終えての順位を確認します。残り試合は7試合となりまして、ファジアーノ岡山が残留に必要な勝点は最低でも「5」は必要になると見込みます。上位陣、J1昇格争いに絡むチームとの対戦を残していますので、かなり厳しい戦いになると思わないといけませんね。
出典:https://www.fagiano-okayama.com/
昨シーズンの終盤戦のファジは殆ど勝点を積み上げられませんでした。Cスタの改修工事などに絡んで、アウェーゲームばかりが続いた終盤はほぼ勝てませんでした。今季とは状況が若干違っていますが、対戦相手を考えたら険しい道程となることは必至です。
さしあたっては、次節ホームゲームのアルビレックス新潟戦に集中しましょう。水戸戦でレッドカードを貰ってしまったデュークは出場できません。喜山も齊藤も怪我で離脱、白井もいないので中盤の組み方が難しいですね。
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今季のJ2順位決定方式、並びに昇格・降格の条件などを再確認します。
J2 試合方式および勝敗の決定
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする。
●勝点
勝利:3点、引き分け:1点、敗戦:0点
●年間順位の決定
リーグ戦が終了した時点で、勝点合計の多いチームを上位とし、順位を決定する。
ただし、勝点が同じ場合は、以下の順によって順位を決定する。
【1】得失点差
【2】総得点数
【3】当該チーム間の対戦成績(イ:勝点、ロ:得失点差、ハ:総得点数)
【4】反則ポイント
【5】抽選
※ 抽選は、昇降格チームの決定等、理事会が必要と判断した場合のみ実施される。
※ 大会日程は現段階での予定のため、変更になる場合があります。
J1・J2の入れ替え
J1における年間順位の下位4クラブがJ2に降格し、J2における年間順位の上位2クラブがJ1に昇格する。
J1参入プレーオフは行わない。
J2における年間順位の上位2クラブのうちJ1クラブライセンスの交付判定を受けられなかったJ2クラブがあった場合は、次のとおりとする。
・当該J2クラブはJ1に昇格できない。この場合においてJ2における年間順位3位以下のJ2クラブがJ1に昇格することはない。
・上記に該当するJ2クラブが1クラブの場合、J1の年間順位17位のJ1クラブは降格しない。
・上記に該当するJ2クラブが2クラブの場合、J1の年間順位17位および18位のJ1クラブは降格しない。
J2・J3の入れ替え
J2における年間順位の下位4クラブがJ3に降格し、J3における年間順位の上位2クラブがJ2に昇格する。
J3における年間順位の上位2クラブのうちJリーグクラブライセンスの交付判定を受けていないJ3クラブがあった場合は、次のとおりとする。
・当該J3クラブはJ2に昇格できない。この場合においてJ3における年間順位3位以下のJ3クラブがJ2に昇格することはない。
・上記に該当するJ3クラブが1クラブの場合、J2の年間順位19位のJ2クラブは降格しない。
・上記に該当するJ3クラブが2クラブの場合、J2の年間順位19位および20位のJ2クラブは降格しない。
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J3の昇格争いについて見てみましょう。上位チームの現状でする
①ロアッソ熊本 勝点46
②テゲバジャーロ宮崎 勝点43
③カターレ富山 勝点41
④福島ユナイテッド 勝点40
⑤いわてグルージャ盛岡 勝点39
ロアッソ熊本のJ2復帰はかなり可能性が高いです。2位争いはかなり熾烈ですが、現状2位のテゲバジャーロ宮崎と4位の福島ユナイテッドはJ2ライセンスが取得できませんでした。このまま宮崎が2位で終えるか、福島が逆転で2位に入るようだと、両クラブはJ2に昇格できませんから、J2からJ3に降格するチームは、
「4」⇒「3」に減ることになります。3位のカターレ富山が2位以内に入れば、昇格するのが2チームになり、J2からの降格チームも4のままです。
このJ3の最終順位がもたらす影響力はかなり大きいものがあり予断を許しませんね。
では、今季の第35節を終えた時点でのJ2順位表を確認します。
【J2第35節終了時点順位表】
①ジュビロ磐田
試合数 35 勝点 74
22勝8分5敗
得点 64 失点 37
得失点差 +27
②京都サンガF.C.
試合数 35 勝点 72
21勝9分5敗
得点 54 失点 29
得失点差 +25
***********************************
③ヴァンフォーレ甲府
試合数 35 勝点 66
19勝9分7敗
得点 54 失点 31
得失点差 +23
④V・ファーレン長崎
試合数 35 勝点 62
18勝8分9敗
得点 53 失点 38
得失点差 +15
⑤アルビレックス新潟
試合数 35 勝点 61
17勝10分8敗
得点 56 失点 34
得失点差 +22
⑥モンテディオ山形
試合数 35 勝点 58
18勝7分10敗
得点 47 失点 35
得失点差 +12
⑦FC町田ゼルビア
試合数 35 勝点 59
17勝8分10敗
得点 53 失点 32
得失点差 +21
⑧FC琉球
試合数 35 勝点 55
16勝7分12敗
得点 49 失点 39
得失点差 +10
⑨ジェフユナイテッド千葉
試合数 35 勝点 53
14勝11分10敗
得点 38 失点 31
得失点差 +7
⑩水戸ホーリーホック
試合数 35 勝点 49
14勝8分13敗
得点 47 失点 38
得失点差 +9
⑪ファジアーノ岡山
試合数 35 勝点 45
11勝12分12敗
得点 31 失点 29
得失点差 +2
⑫東京ヴェルディ
試合数 35 勝点 44
12勝8分15敗
得点 48 失点 60
得失点差 -12
⑬ブラウブリッツ秋田
試合数 35 勝点 42
10勝12分13敗
得点 35 失点 40
得失点差 -5
⑭栃木SC
試合数 35 勝点 38
8勝14分13敗
得点 31 失点 41
得失点差 -10
⑮大宮アルディージャ
試合数 35 勝点 37
8勝13分14敗
得点 43 失点 45
得失点差 -2
⑯レノファ山口FC
試合数 35 勝点 34
8勝10分17敗
得点 31 失点 46
得失点差 -15
⑰ザスパクサツ群馬
試合数 35 勝点 34
8勝10分17敗
得点 30 失点 47
得失点差 -17
⑱ツエーゲン金沢
試合数 35 勝点 33
8勝9分18敗
得点 33 失点 50
得失点差 -17
***********************************
⑲愛媛FC
試合数 35 勝点 33
7勝12分16敗
得点 34 失点 57
得失点差 -23
⑳ギラヴァンツ北九州
試合数 35 勝点 31
6勝13分16敗
得点 31 失点 54
得失点差 -23
㉑松本山雅FC
試合数 35 勝点 31
7勝10分18敗
得点 28 失点 59
得失点差 -31
㉒SC相模原
試合数 35 勝点 30
6勝12分17敗
得点 25 失点 43
得失点差 -18
お気づき頂いたかも知れませんが、ここに来て勝っているチームはほぼ共通して複数得点を挙げています。1点のみでは引き分けるのがやっとと言えます。勝つ為には複数得点は必須ということになります。得点力不足を引きずったままのファジが残留を目指す為には、相手がどこであれ複数得点を奪わないといけません。そこに注目しましょう。
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目の前の試合に勝つ。それが絶対条件ですね。
何が何でも勝ちましょう。では、当日は現地でお会いしましょう。何やら、Cスタにワクチン接種会場が出現するらしいのですが、皆さん十分にお気を付けくださいね。万全を期すなら、試合前にワクチンを打つことは避けなければなりません。よくお分かりでしょうから、釈迦に説法ですかね? まあ、何にせよワクチンに関しては、自己責任で対応してください。
よろしくお願いします。