大相撲秋巡業岡山浦安場所の相撲場風景の3つ目です。
関取衆の土俵入り、横綱土俵入り、国歌斉唱、関取衆の取組と続きます。
まずは土俵入りから。
更に、横綱・照ノ富士の土俵入りです。この巡業でも照ノ富士は稽古、取組はせず土俵入りのみでした。
国歌斉唱は高安の奥さん、杜このみさんによるものでした。細川たかしの弟子であり、幼い頃から民謡で鍛えられただけあり、お母さんになってもよく通る声でした。
そして、関取衆の取組へと続きます。
関取衆の前に行われた幕下以下の取組では、岡山県出身の真庭山、瀬戸豊、西大司の3力士が土俵に上がり、3人とも勝ちました。この勝敗は巡業のお約束とはいえ、ご当所力士の勝利は巡業を盛り上げる為には絶対に必要ですよね。
ちゃんと懸賞金もでる取組で、力士が土俵下に振って来る場面も少なくなく、面白い取り組みが続いて盛り上がりました。
宇良と若元春の一番は取り直しになる熱戦で場内最高潮になりました。
三役揃踏みです。
琴櫻には早期に横綱に上がってほしいと思います。
結びの一番を終えて弓取り式です。佐渡ヶ嶽部屋の琴翼が務めます。
これで楽しい巡業の一日が終わりました。打ち出しは午後3時でした。
アクセスや誘導の問題は課題としてあるにせよ、岡山市内で昨年に続いて行われた秋巡業。非日常の空間を味わえる経験は地方では本当に少ないだけに大切な時間となりました。
本場所ほどの緊張感はないせよ、力士が身近に感じられる和気藹々とした雰囲気は巡業ならではのものでしょう。
さて、西大司には九州でも頑張ってもらいたいと願っています。お疲れさまでした。