皆さん、マイナンバーカードをお持ちですか？ 私は勿論、持っていません。
この制度は、社会主義や共産主義国家によく見られる国民を国家が細部に渡って管理するやり方と酷似しています。かつて、「国民総背番号制」と呼ばれていたマイナンバーは、現状では行政機関のみでの利用でしたが、３月からは健康保険証としての利用が始まりました。
将来的にマイナンバーカードで金融機関での利用が促進されたり、日々の買い物でも利用が進められてくるでしょう。世の中のデジタル化の流れは一見利便性の向上に資すると思われますが、根本的なところで蠢く魑魅魍魎の類が表面化されることはありません。
デジタル化が進んでくれば、カードなどという紛失リスクや盗用リスクの高いものではなく、人間の体内にＩＣチップを埋め込んで、全ての利用が身体一つでできるような社会になります。
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買い物や金融機関の利用もカードや現金の必要がなく、手をかざすだけですべて可能になるとしたら、どう思われますか？
「便利だ！」と感じるようなら、その人は支配階級の奴隷となることを選んだ方ですね。
これからの世界は、下記に二分されます。
①便利で不自由な世の中
②不便で自由な世の中
収入、貯蓄、購買履歴、学歴、社歴、賞罰に至るまで、マイナンバーによって国家に管理されることとなった「便利な世の中」を取るのか？ それとも、束縛を受けず管理もされない「不便な世の中」を選ぶのか？ それは、今の皆さんが選択しないといけないことなのです。
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私が過去に何度も述べたかと思いますが、戦後日本での最大の悪法、それが『個人情報保護法』です。民間企業が保有する個人情報は、故意か過失か第三者による盗用かなどの区別なく漏洩の責任を問われ処罰されます。更に社会的制裁を受けることとなるので企業にとっては非常に重荷となっている法律です。
しかし、現実にはこの法律制定以前よりも数百倍、数千倍の頻度で我々の個人情報は危機にさらされています。デジタル化が進めば進むほど、危険性はさらに高くなります。
この法律の制定に関しては、政治家や公務員の他人に知られてはまずい情報が漏洩する事態が増加したことによって制度化、法制化が進んだ背景があるので、一般人の個人情報に関してはどうなっても良いという意識のもとに定められています。民間には重い責めを負わせる法律も、公の機関には大甘なものになったのがその証です。公機関に個人情報保護の責任はありませんから、利用も悪用も思いのままというのが現実です。
かつて、「あなた 会社(学校)辞めますか、それともマイナンバーカード持ちますか」 と語っている方がいらっしゃいました。国民を全て背番号で管理する世の中に人間性を感じますか？
しかし、この「選択しない自由」は崩壊の危機に瀕しています。「便利な奴隷」になるか、「不便な自由人」になるかすら選べない時代が到来しています。
最たる現象が「ガラケーの滅亡とスマホが支配する世界」ですよね。ガラケーは日本の科学技術の粋を結集した世界に誇る大発明だったはずです。しかし、今では恐竜と同じように滅亡の時を迎えています。全ては欧米列強の財閥の思いのままに世界征服が成し遂げられようとしています。
「携帯もスマホも持たない自由」を唱える方々も一定数はいらっしゃいますが、それでは生きられない世の中にしてしまおうという圧力に流されようとしています。
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国民をデジタル情報で一括管理してしまおうとする今の流れを是とするか、非とするかは自由の筈ですが、その僅かな自由すら認めない恐ろしい世界が迫ってきました。
私とすれば「マイナンバーカードを持たない者は死刑」ということにでもならない限り取得しようとは思わないのですが･･･！？
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生き辛い世の中を作るのが政治ということか!?
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