金Jナイトゲームのアビスパ福岡戦を振り返ります。アビスパとはJ2時代から多く対戦してきた相手。ミラーゲームではありませんが、守備を固めてセットプレーやカウンターで得点するスタイルにファジとの共通点があり、ファジの苦手とするタイプのチームの一つです。お互いに相手にボールを持たせて戦いたいチーム同士。やり難さを感じながらの試合になりましたね。
ベスト電器スタジアムは福岡市の郊外、福岡空港近くの博多の森にあるスタジアム。レベルファイブスタジアムと呼ばれていた当時、ほぼ毎年訪れていた場所です。今回は7年ぶりにやって来ました。というのも、このスタジアムが2019年のラグビーW杯の会場となっていた為に、2019年のアウェーゲームが博多の森陸上競技場での開催であったことに加え、2020年のコロナ禍と2021年からアビスパがJ1で戦い続けてきたことにより、ファジとの対戦が5年ぶりになったことなどが重なったことで2018年以来の参戦ということになったのです。
久しぶりにやって来ました。懐かしさを感じながらという観戦と応援になりました。今回はメインスタンドの指定席での観戦。いわゆるミックスゾーンです。このスタジアムもビジター席が非常に見難い構造になっていて「アウェーの洗礼」を存分に感じられる場所の一つです。それはJリーグあるあるなので気に留めるようなことはありませんが、初めて来た方は驚くかも知れませんね。
今季好調のアビスパとの対戦。そのスコアを確認しましょう。
⚽開始早々CKから安藤の絶妙のヘッドで先制を許したこのゲームは、守備を固める相手を如何に崩せるかという難しい試合展開を強いられることになりました。ある程度攻撃的なチームとの対戦であれば、失点の危険性と共に得点チャンスが広がることにもなるのですが、それがより少ない展開であり、ファジが苦手とするボールを保持しながら相手の守備を攻略しないといけない流れになりました。
追い付いたと思ったらVARの洗礼によって又しても得点取り消し。これで今季4度目の得点取り消しの憂き目にあったファジのVAR勝率は2勝4敗となりました。松本は自身2度目の得点取り消し。腐らずに次を目指して欲しいものです。
後半アディショナルタイム5分に田部井のドンピシャのクロスを相手DF2人を引きずりながら押し込んだルカオの同点ゴールでギリギリ追い付いたのですが、そこから勝ち越すことには至らず悔しいドロー決着となりました。
負けなかったこと、勝点を1つ持ち帰れることは良かったとも思いますが、やはり勝ちたかった試合です。次はきっちり勝ちましょう。
この試合のスタッツです。ファジが思うような試合運びができなかったのが、数字を見るとよく分かりますね。
いつもなら40%前後のボール支配率がこの試合に関しては真逆の形になりました。ボールを持たされる時間帯が増えたのは、アビスパが1点を守り切る戦い方を選択したからでもあるのですが、似通ったスタイルの対戦では、中々思ったような戦い方が出来難いということがよく分かりまいね。
では、第12節を終えての暫定順位表です。ACLの関係で消化試合数にかなりの凸凹が出ている為、当分の間暫定の順位表になります。
混戦状況は変わっていないのですが、順位はあまり大きく変動していません。ファジの順位は1つ上がって8位になりました。上下を見れば1試合の勝敗によって大きく変動する可能性を秘めていることがよく分かると思います。とにかく1試合1試合を大切に勝ちを拾っていくことが大事です。頑張りましょう。
第13節は本日行われます。ホームでの東京ヴェルディ戦。オリジナル10の一角ですが、一昨年までJ2で15年間対戦してきた相手です。ファジにとっては相性があまり良くないやり難い相手ですが、連戦の続くGWで絶対に勝たないといけない試合の一つであることは全員が把握していることでしょう。
必ず勝ちましょう。これからJFE晴れの国スタジアムに向かいます。
では、現地でお会いしましょう。よろしくお願い申し上げます。
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