おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

Jリーグ各クラブのユニフォームサプライヤー 2021

2021年03月20日 07時50分00秒 | ユニフォームサプライヤー

2021シーズンのJリーグ各クラブのユニフォームサプライヤーについて確認してみます。シーズンによって変わる場合もありますし、ホームとアウェーで変わることもあります。間違っていたら申し訳ございません。



以前にも述べたと思いますが、日本でのユニフォームサプライヤーの始まりというのが、現在の大丸が新選組にあつらえた法被だと伝えられています。


出典:https://shirobito.jp/article/281

時代は変わって令和の現在、今季のJリーグの各クラブのユニフォームは様々なサプライヤーによって支えられています。

各クラブの今季ユニフォームサプライヤーです。

【J1】

◇北海道コンサドーレ札幌
「mizuno」
◇ベガルタ仙台
「adidas」
◇鹿島アントラーズ
「Nike」
◇浦和レッズ
「Nike」
◇FC東京
「New Balance」
◇柏レイソル
「Yonex」
◇川崎フロンターレ
「Puma」
◇横浜F・マリノス
「adidas」
◇横浜FC
「SoccerJunky」
◇湘南ベルマーレ
「PENALTY」
◇清水エスパルス
「Puma」
◇名古屋グランパス
「mizuno」
◇ガンバ大阪
「Umbro」
◇セレッソ大阪
「Puma」
◇ヴィッセル神戸
「asics」
◇サンフレッチェ広島
「Nike」
◇徳島ヴォルティス
「mizuno」
◇アビスパ福岡
「Yonex」
◇サガン鳥栖
「New Balance」
◇大分トリニータ
「Puma」




【J2】

◇ブラウブリッツ秋田
「ATHLETA」
◇モンテディオ山形
「PENALTY」
◇水戸ホーリーホック
「SoccerJunky」
◇栃木SC
「ATHLETA」
◇ザスパクサツ群馬
「Kelme」
◇大宮アルディージャ
「Under Armour」
◇ジェフユナイテッド千葉
「Kappa」
◇東京ヴェルディ
「ATHLETA」
◇FC町田ゼルビア
「svolme」
◇SC相模原
「gol.」
◇松本山雅FC
「adidas」
◇ヴァンフォーレ甲府
「mizuno」
◇ツエーゲン金沢
「hummel」
◇アルビレックス新潟
「adidas」
◇ジュビロ磐田
「Puma」
◇京都サンガF.C.
「Puma」
◇ファジアーノ岡山
「PENALTY」
◇レノファ山口FC
「Finta」
◇愛媛FC
「mizuno」
◇ギラヴァンツ北九州
「PENALTY」
◇V・ファーレン長崎
「Umbro」
◇FC琉球
「SFIDA」




【J3】

◇ヴァンラーレ八戸
「hummel」
◇いわてグルージャ盛岡
「Under Armour」
◇福島ユナイテッドFC
「hummel」
◇Y.S.C.C.横浜
「YOUNGER」
◇AC長野パルセイロ
「PENALTY」
◇カターレ富山
「Goldwin」
◇藤枝MYFC
「gol.」
◇アスルクラロ沼津
「Puma」
◇FC岐阜
「RAZZOLI」
◇ガイナーレ鳥取
「Soccer Junky」
◇カマタマーレ讃岐
「ATHLETA」
◇FC今治
「adidas」
◇ロアッソ熊本
「Puma」
◇テゲバジャーロ宮崎
「YONEX」
◇鹿児島ユナイテッドFC
(株)Jリーグと三菱商事ファッション(株)との協働制作プロジェクト」



鹿児島ユナイテッドFCが特異なシステムで、コストを抑えグッズ制作に有利なJリーグとのコラボを選んだ他には、全チームがサプライヤー契約をしてのユニフォームになりました。この中ではFC岐阜が昨年までの「New Balance」から、岐阜に本社を置く三敬株式会社の展開ブランド「RAZZOLI」に変更して地域密着を強めているのが目を引きますね。かつて、京都サンガF.C.が地元に本社を置く「ワコール」とサプライヤー契約していたり、我がファジアーノ岡山が2009年まで契約していたカンコー学生服の「尾崎商事」とサプライヤー契約していたことがありますが、やはりスポーツメーカーとのノウハウの違いは結構大きいみたいです。

ファジについて言えば、各社が契約している左右の鎖骨スポンサーが、当初からずっと付かないという点が気になります。積み上げるとこれはかなり大きいですから、これからも努力を続けてほしいと思います。

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ユニフォームサプライヤーを見ながら観戦するというのも、ちょっと違った角度から楽しめますね。

角度を変えてリーグを見つめるのは乙なものです(笑)

楽しみましょう
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ユニフォームサプライヤーの動き・・・その1

2020年10月21日 00時26分00秒 | ユニフォームサプライヤー

日本におけるユニフォームサプライヤーの起源は、現在の大丸が新選組に供給した羽織と言われています。そのデザインの背景には赤穂浪士の吉良邸討ち入りの際に着ていた(と言い伝えられた)羽織の柄が用いられたと伝えられます。また、羽織の色に使われた「浅葱色」は武士の死に装束の色でした。


*近藤勇(国立国会図書館蔵)
出典:https://www.sanyonews.jp/photo/detail/1007109

また、「誠」の旗印は現在の高島屋が供給しました。相手を凍り付かせた旗印です。


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

今回はNPBの12球団の2020年度ユニフォームサプライヤーについてです。

野球のユニフォームと言えばミズノという時代が長く続きましたから、我々の若い頃は野球のユニフォームをどのメーカーで作るかを考えた時には、まずミズノ、あとはデサントかSSKという流れになっていました。野球用品に関しても国内メーカーはミズノ、ZETT、SSKという時代でしたからね。

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一時、NPBのユニフォームサプライヤーはミズノ製が激減した時期がありました。巨人がミズノからアディダス、そして現在のアンダーアーマーに変更した頃からこの動きが顕著になりました。コストに関しては、昔はミズノ、デサントなど国内メーカーは高いというイメージが根強かったのですが、現状ではむしろ海外メーカーの方が国内メーカーに比べて2割~3割ぐらい割高という状況になっています。そして、直近ではミズノへの回帰現象が起きています。



NPB各球団のユニフォームサプライヤーは以下の通りです。

巨  人:アンダーアーマー
DeNA:デサント
阪  神:ミズノ
広  島ホーム=ミズノ,ビジター=デサント
中  日:ミズノ
ヤクルト:マジェスティック・アスレチック

西  武:マジェスティック・アスレチック
ソフトバンク:マジェスティック・アスレチック
楽  天:ミズノ
ロ ッ テ:ミズノ
日本ハム:ミズノ
オリックス:デサント


10年前は12球団の契約は以下の通りでした。

巨  人:アディダス
DeNAホーム=デサント,ビジター=アシックス
阪  神:デサント
広  島ホーム=ミズノ,ビジター=デサント
中  日:ミズノ
ヤクルトホーム=ゼット,ビジター=ミズノ

西  武:ナイキ
ソフトバンク:ミズノ
楽  天:デサント
ロ ッ テ:デサント
日本ハム:ミズノ
オリックス:ミズノ


ところが、5年後の2015年には下記のように変わりました。

巨  人:アディダス
DeNA:デサント
阪  神:ミズノ
広  島ホーム=ミズノ,ビジター=デサント
中  日:アシックス
ヤクルト:ゼット

西  武:ナイキ
ソフトバンク:ミズノ
楽  天:マジェスティック・アスレチック
ロ ッ テ:デサント
日本ハム:ミズノ
オリックス:ミズノ


直後の2017年には異変が起きます。

巨  人:アンダーアーマー
DeNA:デサント
阪  神:ミズノ
広  島ホーム=ミズノ,ビジター=デサント
中  日:アシックス
ヤクルト:マジェスティック・アスレチック

西  武:マジェスティック・アスレチック
ソフトバンク:マジェスティック・アスレチック
楽  天:マジェスティック・アスレチック
ロ ッ テ:マジェスティック・アスレチック
日本ハム:ミズノ
オリックス:デサント


2017年に一気にシェアを伸ばしたマジェスティック・アスレチック社と国内メーカーの違いは、本業として取り組むか広告宣伝費の一部かというものです。ユニフォームサプライヤーを広告宣伝費と思えば、A球団で出した損失をB球団の利益で埋め合わせるという考えになります。球団の満足とかファンサービスに目を向けることが少なくなります。その傾向が顕著になっていた3年前は国内メーカーが海外メーカーにとって代わられた時期なのです。

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つまり、ユニフォームサプライヤーと言えども球団のビジネスパートナーでないといけないということです。単に宣伝目的で球団にユニフォームを供給しているだけでは継続できない時代になったということです。球団グッズの作成にも協力し販売実績を伸ばすなどの貢献度が上がらなければ続けて契約はして貰えないのです。

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野球よりも更に激しいシェア争いをしてきたのがJリーグとユニフォームサプライヤーの関係です。

それに関しては後日特集してみましょう。



よろしくお願いします。
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