人生は 五 七 五

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(by mother teresa)

読書の梅雨 - 妊娠小説

2008-06-18 00:10:50 | Weblog
うーむ。最近どうも読書の梅雨になっている。

斎藤美奈子の「妊娠小説」古本屋で見つけたので、読んでみた。面白い。何しろ面白い。彼女の処女評論らしく真面目に面白い。(ちなみに「趣味は読書」を本屋さんで立ち読みしてみたが、こちらはちと軽い)

とにかく面白い。面白いとこのまま繰り返せるぐらい面白い。なぜ面白いのか書きたいのだが、どうやら自分は左脳で理解し右脳で表現するらしいので、論理とか分析するなどと言う大層なことは世界の平和のために辞めておく。

でも評論を評論して意味があるのだろうか。

自分も、左脳で表現して売れる文章が書ければ、今頃は華々しく文壇を飾っていたに違いない。今でも何時かは文壇に華々しく出てやるぞとか密かに思っているけど、何か思っている内にそのうちお迎えが来そうだ。まあ、恐らくお迎えが来る頃には、己を知り始めて諦めていると思うが。

人生は諦めるために生きているようなもんだ。

ちなみに物書きは外向的なのか内向的なのかどちらなのだろうか。

それにしても、上野千鶴子が落ち着いてきた頃に徐々に斎藤美奈子が出てきたように思うが、必ず何人かの世界を解く人(俗に言う哲学者)が必要なのだろうか。

でも、文壇に華々しくデビューできるのなら、やはり評論家でなく作家としてが良いな。



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