7月11日6時前起床、激しい雨が降り続いている。こんな雨の中現場へ行ってもと、ちと弱気になったが、雨が上がりやっぱし行けばよかったと後悔しない為にも、参院選投票を済ませスタート。現場に着くと林の中へ車を止める。
今日は10時の遅いスタンバイ。12時半やっと一羽が現われたが三枚切ったら消えた。この個体は先週も現われた。蝋膜に黄色が残っていて胸には白地に銀杏葉模様があり虹彩が赤褐色、今日だけこの個体をハンサムボーイと呼ぼう。
10時過ぎ別の雄、虹彩が暗褐色で蝋膜が嘴の色より淡く凹凸が無い。これも三年目の若雄(?)で今日は好青年と呼ぼう。
好青年が倒木の上に現われヤゴロクで数枚、しかし上下に余裕が無いのでタテ位置に切り替えてシャッター。倒木から前に降りてきて巣盤を食べ始めた。
10分もするとこの好青年の前にハンサムボーイが現われた。この間50枚。
アンダーになっていないか画像をチェック、なんと色が無い、モノクロで撮影していたのだ。タテ位置にしたときボディのどこかに触ったのだ。慌てふためき、何処どこといらい回すが分からない。このままモノクロ撮影するか車にある説明書を取りに行くか心は揺れた。
隣ではファインダーを覗きながらビデをカメラを回しているあき、声もかけられない。仕方なく説明書を取りに行くことを決め、あきの後ろを抜き足差し足、頭を腰を低くし動作を超スローにしブラインドの後方に出る。気づかれないよう車の所へ、ドアーを開けるのも音を立てないよう神経を使い説明書とⅢボディを持ちブラインドに潜り込む。
ヤゴロクの前で説明書を開くが時間がかかる。ボディをチェンジした方が早いと取換えようとするが体勢が悪くなかなか収まらない。やっとファインダーを覗く、この間12分間のロスはあったがまだ目の前に二個体。ほっとしてシャッターを切りまくった。
そのあと14時ごろまた好青年が現われたがすぐ白い巣盤を持ち去って行った。
ドジなおじんにハンサムボーイと好青年が長い事付き合ってくれてラッキーラッキーと帰りの車中であきとの会話。画像整理の中モノクロを改めて見ながら新鮮味があり捨てたもんではないなぁーと自我自賛。
ボディをタテ位置にしたら私の意志に反してモノクロ撮影になった。
やっぱし識別するにはカラーでないと駄目だなぁ
それにしても僅かなチャンスを確実にものにされているのは,さすがですね。
3年目のこの若鳥,3年前の故郷がこのスタジオ付近だった可能性もありってことかも知れん。
その赤ちゃんも,3年後には,ここにやって来る?
巣立ちした子供たちは生まれた所には帰ってこないのが自然界の掟、近親結婚をしない為に。
広島で生まれたツバメの子供たちは次の年、姫路、大阪辺りで確認されています。我が家のツバメも毎年親が帰ってきています。ハチクマも同じだと思いますが、いかがなもんでしょうか。
名人の慌てようが目に浮かぶようで ・・・ 笑いました ( 失礼 ) 。