鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

コシアカツバメ

2010-07-09 20:29:00 | 鳥撮る

7月2日金曜日、朝集配にスタート200㍍走った所で道路の真ん中に小鳥を発見(バーダーの眼力かなぁ)車で轢かないように通り抜けたが動かない。対向車に踏みつぶされないように、手に捕るが何の抵抗も無い。巣立ちには早すぎたコシアカツバメの雛だ。piyo
ターンしてあきにこの雛をバトンタッチ。午前中の仕事の帰りペット屋へ走りミルオアーム。

これからが大変、左手で捕まえ右手で箸を持ち無理やり口を開けミルオアームを押しこむ。一度で決まればいいが何度も挑戦し三つ五つと突っ込む。
口の中に入れてしまえばいやだと吐き出すことは無かったが、一時間おきに五つぐらいは入れてやる。そして糞の状態を見ながら水も口に含ます。これらはあきの本業の合間の大仕事である。

我が家へ来て4日目やっと口を開けてくれることを覚え食事は楽になった。
一日一日の成長は目に見えて早い。ツバメの場合は経験が有り巣立ちさすタイミングは分かっているが、初めてのコシアカツバメは?だ。
6日目リビング内を初めて飛び回り翼、尾羽もしっかりしてきた。もう巣立ちを考えなくては・・・
翌日朝ミルオアームを五つ与えたが後は口を開けない。窓を全開にして自分で飛び立つのを待った。6時30分スーと外へ飛び出した。

二階のリビングの窓から飛び出したコシアカツバメ、何処へ飛んで行ったか確かめるため急いで三階の窓まで行き行方を追う。場所を確かめるかのように上空で旋回を繰り返していた。これだけの飛翔力があれば一安心。

8時店を開け仕事をしていると9時ごろ、二階からコシアカツバメの聞き覚えの鳴き声がすると双眼鏡を持って降りてきたあき。
高い電線に三羽のコシアカツバメ、双眼鏡で覗くと真中の個体は右の尾羽が短い。こいつは我が家から飛び立ったコシアカツバメ。昨日リビング内で尾羽を痛めて、鶴の恩返しではなく右外側尾羽一本を残して行ったのですぐ確認できた。親(?)と会えてこれなら生きていけると二人で顔を見合わせた。居候の世話もこれで終わりと、嬉しさと寂しさがちとあった。



初めてであった時はまだ産毛があちこち



我が家へ来て4日目やっと口を開けてくれることを覚えた



我が家へ来て5日目産毛も取れコシアカツバメらしくなってきた



6日目リビング内を飛び回り風鈴の上で止まり少しでも高い所が気にいったみたい