鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

奄美大島 サシバ

2024-04-27 11:11:04 | 鳥撮る

2023年3月28日~31日、石垣島に出かけた時、スプリンクラーの上に止まっているサシバを見たが、警戒心が強くみなすぐ逃げられこれといった画像は無かった。この度の奄美大島でも、サトウキビ畑の中のスプリンクラーの上に止まっていいるサシバを見つけるが、距離があるのに車を止めたら警戒してすぐ飛び去って行く。

何度目かに相手をしてくれた雄一個体。サトウキビを刈り取った畑の中のスプリンクラーの上からバッタなどを探し捕らえていてこちらには無視状態。森の上空でもサシバの渡りが見られ、アカハラダカも居たらしい。

森の中では、オオアカゲラ、コゲラ、アオバト、シジュウカラ、ヤマガラ等チラッと見られた。これら奄美の鳥たちは、リュウキュウ、アマミ、オーストンがどれもそれぞれ頭に付くみたい。地元の人はヒヨドリをヒュースと方言でイソヒヨドリもイソヒュースと言うらしい。

初の奄美大島の旅は終わったが、その整理はまだ。まとめに40ページになるが、最後の詰めはこれからである。

 


奄美大島 ルリカケス

2024-04-26 09:09:41 | 鳥撮る

奄美に着いてレンタカー事務所に行けば、レンタカーが並ぶ天井にルリカケスの巣。観光客の宿の庭にもルリカケスが見られると聞く。奄美大島へ行けばどこでも見られるルリカケス。

すぐ見られると思っていたが、なかなか姿を見ることはなく、初めて出会ったのは曇り空の中、高い電線の上に一羽。森に入っても頭上で「ギャーギャー」と騒々しい鳴き声を聞くが枝や葉っぱの影。

群れに出会ったが曇り空。ルリ色は黒く見えただけで、嘴の白っぽさ、風切りと尾の先端の白、喉の細い縦班の白が目立っただけ。図鑑には幼鳥は全体に褐色みが強く光沢はないとあり若鳥も同じようなのか。この時期群れで行動をしている個体は、曇り空であったからか定かではないが光沢のあるルリ色部分は見られなかった。

4月9日に8羽の小群、12日には13羽の群れを見たが、繁殖期なのに群れ行動とは・・・


越冬チュウヒ

2024-04-03 09:42:40 | 鳥撮る

チュウヒがまだいるかもと、3月30日山陰に出かけ定点観察。

中国地方全般だいたい晴れ、ただ大陸から黄沙が飛来する可能性があるため見通しの悪化に注意との天気予報。

黄沙だけではなく曇っていて写真撮影にはチト見通しが悪い中、前回チラッと出会った気になる個体が現れ、この個体の形態を見せてくれた。虹彩が黄色で、大陸からやってきた雌成鳥と思う。体上面の羽縁のハブ色、上尾筒は暗褐色、尾の上面は横帯は見られないが、下面から見ると横帯が透けて薄くある。

前回 雄と2羽で草地に降りたのを見、これはペアーかもと見ていたが、今日は雄が現れたが近くには来なかった。

今冬シーズンはこれでチュウヒは終わり、来週から春を求めての旅予定。

 

 


越冬チュウヒ

2024-03-13 10:11:13 | 鳥撮る

これが今シーズン最後の越冬チュウヒのブログかも。

マイフィールドではない山陰で、この個体私の場合は3シーズン出会っている。尾全体は灰色、最外尾羽には褐色の横帯が数本見え、風切りの中に黒い横帯、体下面は褐色の縦班が密にあり距離があると体下面の白っぽさは見られないが、バーダーの間では大陸型チュウヒと称している。

この個体に類似したチュウヒは山口でも笠岡でもよく見られるが、近年 北海道で繁殖行動が観察されているらしい。このタイプの個体は大陸型チュウヒと判断するのか、国内型が南下してきたと判断するかは難しさがある。しかし中国地方は大陸、朝鮮半島がまじか。大陸型と言っても正解かも。

 


キジの春

2024-02-21 15:28:41 | 鳥撮る

キジは、日本国有亜種であり、日本の国鳥に指定されているが、狩猟鳥でもある。まだキジは食べたことはないが、狩猟の為に飼育しているところがある。

野鳥の名前と由来辞典によると「雉」という漢字の「隹」は鳥の事。弓矢の矢は直線状に数十メートル飛んで地上に落ちる。つまり雉は「のように飛ぶ」と記載あり。

マイフィールドの農耕地でもキジの雄は普通にみられるが、レンズを向けることはない。稲を刈り取ったそのままの田んぼは草が伸び緑色になっている中、キジ雄2羽を見た。2月18日8時、朝陽を浴び2羽の雄がテリトリーを確保するためか、ドラマが始まりレンズを向けた。

始まりは2羽が向かい合い、頭を低くし、体を地面に沈めるようにし睨めっこ。数秒後同時に2羽が空中で両足を出し蹴りあって攻撃。嘴でも相手を攻撃、一瞬相手の羽毛をもむしっていた。11回もバトルが見られたが、一羽が退散この場から飛び去って行った。この劇的なドラマは6分間、その間ファインダーにくぎ付け。