上諏訪駅発行 自由席特急券 上諏訪から200kmまで

昭和58年1月に上諏訪駅で発行された、上諏訪から200kmまでの自由席特急券です。


   


桃色こくてつ地紋のA型大人・小児用券で、新潟印刷場で調製されたものです。

この時、乗車券は別に飯田線の鼎(かなえ)駅から東京都区内まで購入しておりましたため、特急券のみ購入しています。


来月16日に実施されるのダイヤ改正では、中央東線で運転されている特急「あずさ」がすべて停車している上諏訪駅において、上下各1本が通過することになります。また、松本方の隣駅である下諏訪駅では停車本数が上下計16本から計4本と大幅に減少し、他に岡谷駅が上下計32本から計28本、富士見駅が上下計11本から計4本と減ることになっています。

これは新宿~松本間の時間短縮を図るのが目的で、そのためには諏訪地方各駅を犠牲にしなければならないというJR東日本の方針があるようで、新宿方の隣駅である茅野駅だけは上下計36本すべての停車を維持させ、新宿方面からの利用者を茅野駅で降りて普通列車に乗り換えさせ、その代わりに接続する普通列車の時刻を見直して乗換時間を短縮させたようです。
これには
地元の経済や行政の関係者から「住民生活や観光、経済などに影響が大きく、納得できない」と反発の声が上がっており、諏訪広域連合と諏訪地方の各市町村議会、商工会議所・商工会、観光協会などの代表がJR東日本長野支社を訪れ、停車本数減少を伴うダイヤ改正の見送りを要請したようですが、JR東日本からの回答は「ご理解いただきたい」の一言であったと地元紙が報じています。

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