いろじろ覚書(仮)

日々のヨシナシゴトをつらつらとつづりたく・・・
内緒話(笑)は「当覚書について」からメールフォームにて。

NODA・MAP「走れメルス」(Bunkamuraシアターコクーン)

2005年01月18日 | 観劇
NODA・MAPの「走れメルス 少女の唇からはダイナマイト!」
観てきました。
正直にいうと、難しかったです。
でも、面白かったです。久しぶりに「わからないけど面白い」っていう
のを観た気がします。(わからなくて面白くない、っていうのには
当たったことがあるけど)

夢の遊眠社時代の作品の再演だからか、何となく「小劇場っぽい香り」
がしました。そして
「昔、予算もなくて小さい小屋でやっていたからできなかったけど、
ホントはこういうものを使いたかったんだ!」
と言っている感じの舞台装置。瓦礫をドーンとリフトで上げたかったん
だよ、とか、プロジェクターって使ってみたかったんだよ!とか。
実際には遊眠社時代以降、何度か再演しているそうなので、それほど
「昔の夢を実現!」ということはないのでしょうが、あくまでも私の
印象として。

それから、中村勘太郎君が良い感じでした。
現代劇でこういうことを言われたくないのかもしれませんが、良い意味
でお父さん(勘九郎丈)を思わせる雰囲気が見られたと思います。勢い
だけでもなく、器用さだけでもなく。


それから、これは「小さい人の愚痴」なのですが。
今回、2階の最前列の席だったのですが、シアターコクーンの2階席って、
客席のいちばん前にある「手すり」が、私にはものすごく邪魔なんです。
私の身長が低いからなのでしょうか、座って客席を見下ろしたときの
ちょうど視線の先に、手すりの「横棒」がくるのです。舞台上の動きに
よって、手すりの上から見たり、下から見たりするのが、なかなか
やっかいです。
ここの2階席はけっこう傾斜もあると思うので、安全上の配慮とか、
いろいろあるのでしょうが、困る...代金割り引いてほしいくらいです。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いろじろさんも (龍の目)
2005-01-27 12:11:32
ご覧になったのですね?

いろじろさんが仰っているように、

「わからないけど面白い」お芝居だったと僕も思います。

でもそれはスゴイことのような気がします。

わからないお芝居は普通面白くないですからね。
返信する
そうなんですよ♪ >龍の目さん (いろじろ)
2005-01-27 19:43:21
龍の目さんの観劇日記で、自分の覚書をupしていないことに気づきました(^^;)



開演前のBGMも面白かったですよね。

「ハッとして!Good」とか。

返信する

コメントを投稿