きちんと ごはん

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よみました

2013-05-25 10:43:31 | 日記
昨日、娘2から渡されました。「同時通訳者の頭の中」(あなたの英語勉強法がガラリと変わる)
そのとき

「人気の本で予約がいっぱいだから早く読んでよね」

ですと。
はいはい。。。

というわけで今朝読みました。

英語学習者でなくともタメになる本でした。

わたしが知りたかったのは、同時通訳者の方はどのように外国語を日本語に変換してるのかな~ということだったのですが、それ自体はあっさりとした内容だったので、ちょっと拍子抜けしました
というのもこの本は、英語の勉強法についての本だったんですよね~
同時通訳者のかたが今までどのようにして勉強してきたか、そして今どのように勉強してるかということが書いてありました。

語学学習者として、その勉強法を読んで、納得したり、これいただき~と思う事が多かったです。


今後、この本を読もうと思ってる方はご覧にならないでくださいね~
内容をちらっと書きますんで。


☆どのように同時通訳しているか

話していることを文字でとらえてるわけではない
イメージ力とレスポンス力(同時通訳者に必要な反応力の高さ)
英単語の意味の本質をとらえて(単語に色々な日本語の意味があるから)それぞれの情景や雰囲気をイメージする
すべての単語を訳してるわけではない

この方は目や耳から得た話しての情報がイメージ(映像)となって浮かびあがり、そのイメージをことばにするそうです。
通訳してるときに英単語を聞いて、それを別の日本語に置き換えるわけではないそうです。
文字や言葉にとらわれずに「本質をとらえる力」それがイメージ力

そして相手の言ったことに瞬時に反応して、言葉を発していくことがレスポンス力だそうです。

同時通訳してるときの頭の中ということについては、こんな感じの事しか書いてなかったです。
どんな語学でも同じかな~っと感じたのですが、やはり通訳が出来るくらいになるためには「この単語を日本語に置き換えると。。え~っと」って思うようじゃダメってことですよね。それを抜け出せるような勉強法をこの本では書いてありました。

以下勉強方法

シャドーイング(音声を聞きながら聞こえたままの音を再現する)→レスポンス力
リテンション(一文を聞いてから聞こえたものをそのまま繰り返す)→イメージ力
パラフレーズ(書いた内容を別の言葉を使って表現する)→イメージ力


・インプット(知る学習 リーディング・リスニング)・アウトプット(使う学習・スピーキング・ライティング)を両方並行して行う
スピーキングは英語を誰かと話すということだけではく、シャドーイングも有効

・英語を勉強ととらえるのはやめよう。間違えてはいけないとおもうからアウトプットに消極的になる。

・日本人は声が小さく早口になってしまいがち(間違えたらいやだな~と思ってるので)ふだんより大きな声でゆくうりと話そう

・レスポンス力をあげるには文法を抑えることが第一歩。そして語彙力も重要

・パラフレーズのトレーニングとして、自分がよく使ってしまう動詞や名詞が他にどんな言葉で言い表せるかを調べる。

例・・売り上げが増えた →売り上げが伸びた のように。

・名詞を動詞で 動詞を名詞で言いかえるトレーニング

・単語を頭の中にしっかり入れる。単語は例文も調べる

・ディクテーションをする 

・英語の本を読む もし翻訳本があればそちらを先に読み、そのあと原書を読むと読みやすいし、表現を学びとれる

・単語を調べるときは最低2冊の辞書で調べる。両方とも同じ訳しか載っていなければその訳が使用頻度の高い日本語訳なのだろう。

・辞書(英英・和英・英和・国語辞典などを使って調べる)

などなど。

勉強方法のあたりは語学学習者にとっては、よく言われてることなので目新しいな~と思う感じはあまりなかったですが、こんなふうにわたしはやっていましたよ~ということも書いてあるので「なるほど~今度そうしてみよう~」って思えました。

この本を読んでいて感じたのは、以前一講座だけやっていた「ミレ」の講座がまさにこの方の勧めていたことをやっていたということ。
シャドーイング・ディクテーション・単語を調べるときは例文も書こう・課題文を読んで録音して提出する。あのときは目・耳・口・頭と色々使ってたもんな~
今、小説を読むしかしてないので、ちゃんと韓国語のインプット・アウトプットの勉強をしないとな~って思いました。

なんだか良く分からない文になっちゃったけど^^;
なかなか面白い本でした。

でも
買ってまでは読まないなって思いました^^; すみません