渓流釣行の帰り路、守山のでっかい中古釣具店で、迫力満点の5000cを発見。
傷が多く、機関もオーバーホール前提のほぼジャンク状態でしたが、税込9800円がキャンペーンで10%オフだったので、思わずリアクションバイトしてしまいました。とはいえ、程度から考えてもまぁいい買い物とは言えないレベル、コロナ禍のシルバーウィークに、いじって暇つぶし用ですね。
昨年に同じ色、同じ様な程度の2500C、4600Cを手放したのに、懲りませんねぇ。ただ1989年復刻版の2500C、見た目だけオールド風モデルだった 1997年4600Cと違い、1973年製のリアルヴィンテージ品、それなら手元に置いとけるな、と。
イニシャルの状態の写真撮るの忘れました。
まぁ、カップはこんなもんです。
フレームは腐食もなく綺麗でした。
ハンドルは1500Cにつけているのと同じ?社外品の黒ノブのショートハンドル。これは手元の白ノブに替えましょう。
スプールは細軸で、実用性は?です。
ラッキーにも、オールドのハイギアセットが組まれていました。ギア比は、ノーマルの3.5:1から、4.78:1になっている様です。
完成?
ところが、ハンドルが重いのと、キャストの時にノイズが激しくなって組み直し。
再びバラして各所を点検したところ、コグホイールのガタが大きくなっていたの発見、手持ちの純正品に交換しました。
ただ、原因はこれだけではなさそう。
ハンドルの落下留めネジが削り取られてました。
何で?エキストラクターで抜き取ろうとすると、固定されているはずのシャフトがとも周りします。
プレートに固定されているメインギアのシャフトのカシメが緩んでおり、これによりシャフトにガタも出ていました。
6×30のロングナットを土台にして裏からリベットを打ってカシメ直しました。
これで不具合は解消!ハンドルも軽く、スプールの回転も満足するレベルに。
ハイギアキットは、クリック音の板バネがついておらず、チキチキ音ないのが寂しいですね。
2500Cのノーマルギアとサイズが同じなので、移植できないか試してみましたが歯数が僅かに合わず断念しました(67個と70個)。
迫力あるルックス!
よく飛びました、けど、赤の5000よりノイズは大きめ。
裏の川で小バスで入魂!
我が家のアブリールたち。
あまり出番のない5000番台が3機になってしまった...。まぁ観賞用ですね。(T)