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情報発信ではなく、単なる個人の備忘録です...

ABU スピニング 修理&改造!

2016年02月07日 | レイク&ポンド(公開中)
既に2軍落ちしている、PROMAX製でブランドだけ?ABUのスピニングリール。
昨年9月、朽木に通い始める時に買ったものですが、ベールの位置がおかしく(※ローター側の部品破損が原因でした)、力づくで直そうとすればベールがポッキリ折れるというトラブルに。
このリール、過去には部品の折れで、ドラグのクリック音が鳴らなくなること2回。ABU、二度と買わん。
でも7000円ほどもしたし、夏のバスやケタバス/ニゴイゲームにはもう一基必要、コレ直しますか...。

内部の破損は瞬間接着剤で補修、折れたスプールは購入先で部品を発注(@648)。
組み付けて無事復帰しました....が、ここまでしたら機械好きの血が騒ぎます。

振れ幅1~1.5mmもあろうハンドルのガタガタ感が気に入らず、ちょうど08カーディフについていた外品ノブが余っているので、チューンしてみることにしました。

↓土曜日の夜、行きあたりばったりで、オリジナルのノブを破壊。

何とかなるだろう、とタカをくくっていましたが、ノブの軸が、シマノのハンドルノブのΦ4mmに対してΦ4.5mmと互換性なし!

これはマズイ。どうしましょうか?
まぁ車いじりで培った経験と道具があれば何とかなるでしょう。

日曜日の朝に作業を再開。
オリジナルの4.5mmの軸はハンドルレバーに圧入して、さらにカシメてありました。

↓ドリルでカシメをもんで、裏からポンチで打ち出します。


↓穴にM4のタップを立てて、Φ4mmのネジが立てれる様に雌ネジを切ります。

これでノブの軸に740ZZのベアリングが合う4φのボルトが使える様になりました。
ただ、あいにくベアリングの手持ちがないので、今回はカーディフやストラディックにもともと着いていた樹脂のカラーで組みます。

↓手持ちのパーツに、ネジ、ワッシャ類を駆使してノブを準備。

尚、全ネジユニクロメッキのボルトは仮で、ステンで先っちょだけミゾが切ってあるタイプを探して交換予定です。

↓無事装着完了。

ゆるみ止め/締まり過ぎの防止のため、M4の板ナットで共締めしてあります。

これでハンドルに起因するガタガタは無くなりました。
つーても全体的にクリアランスが多い感じは消えませんが、まぁ愛着は3割増しになりましたね。

春に家棟川、野洲川での出番を楽しみにしています。(T)

************

後日談...。
↓ボルトを半ネジのステンに交換。これでカラー(ベアリング)の当たる部分はねじが切られていない状態になりました。

六角ボルトのアタマが少しだけ大きかったので、ドリルにはさんで高速回転し400番のペーパーでけ削って収めました。

↓なかなかいいでしょ。

シマノ機との互換性?ができたことで、改造の幅が広がりました。
中古やアウトレットでコルクノブがあれば変えたいところですね。
コメント
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