神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

今年初のトマト収穫

2024年07月01日 17時54分36秒 | 家庭菜園
 一坪畑は今は「スナップエンドウ」の真っ盛りで二苗しかないが、すでに100枚近く収穫した。
ナスは「美男」と「千両」、トマトは「桃太郎」、キューリは「夏すずみ」を各一株ずつ植えた。
こんな感じだから一日の収穫量も、こんなもの

自家消費分だから毎日これくらいあれば充分で、スナップエンドウは多いから妹に分けたりしている
トマトは今年は大きくできた、去年はなのも知らずに浅い畝でやったので、卵くらいの実しかつかなかった、味は良かったが
今年は、その反省で深く根が張る様にやってみた、すでに10数個青い実がついていて、昨日はこれ一個が先駆けて赤くなって収穫
息子がトマト好きで、半分そのまま食べさせて、残りはチーズグラタンに入れた(ブロックベーコン、ジャガイモ、トマト、ナス入り)
野菜師匠のつーくん曰く、植え付け2か月で収穫と言うから明日が二か月目、ちょうど梅雨に入って今週はずっと雨だから、来週あたりから収穫となりそうだ。
そのつーくんから「インゲン」をいただいた
筋が無いので、そのまま煮ていただいたら、柔らかくて美味しかった


どっさりいただいたが、彼の収穫の一部でしかないだろう、広い畑でいろいろたくさん作っている
性格的に私は大きな畑を作ることは無理だ、小さなことをいろいろやってみたいタイプだし、自由時間を多く持ちたいからだ
でも畑つくりを楽しんでいる70代80代は近所にも多い、同級生も結構やっている、これも生きがいと健康法として高齢者の役に立っている。

私の畑で心配なのはスイカだ、早々にアブラムシにやられて、中盤から駆除対策を始めて、今は新しい蔓が伸びて花も毎日幾つも咲いている
昨日は一つだけ人工授粉させてみたがどうなるやら、雌花も幾つか見えるからうまくいけば何個かはできるかも
去年よりはよくない気がするが、それもできて見なければわからない

昨日の朝の療養食事
ふろ吹き大根、メギスの煮物、タラコ、ナスの味噌和え、コシヒカリ御飯、
野菜スープ
60㎏まで落ちた体重も、食事に肉を取り入れるようになってここ4日間は増え始めて、2週間ぶりに62㎏を突破して62.3㎏になった
体調も良い、明日は病院へ行ってMRIの結果を聞く。




「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた (127) 長尾家 40

2024年07月01日 08時33分16秒 | 甲越軍記
 一方の三条長尾勢も栃尾に大勢の兵が集まるを知り、こちらから討って出んと、こちらも軍議を重ねる
中郡の軍勢の多くが俊景に味方して三条に集まれば、大いに威をなし再び栃尾を攻め滅ぼさんと勢いづき
一手は長尾平六俊景が七千騎を率い、八条左衛門、風間河内、五十嵐小文四、篠塚惣左衛門、蔵王堂式部が先陣となる。
搦め手には黒田和泉守国忠を大将に、戸屋因幡、松尾八郎兵衛、佐貫十郎など六千余騎。

迎え討つ栃尾勢は栃尾城大手口の大将は、長尾弾正左衛門晴景、大熊、庄の勢を率いてこれを守る。
長尾喜平二景虎、この時十五歳は搦め手の大将を仕り、本庄、宇佐美の両将を先手に率いて城を守る。
時に天文十三年正月二十三日、搦め手には黒田和泉守ら中郡の兵を率いて六千騎が向かった
旗をなびかせ、鐘太鼓を鳴らし、蔵王堂の前より勇み進む
大将黒田和泉守は兵を鼓舞し、「この一戦にて栃尾勢を打ち滅ぼすぞ」と揉みに揉んで馳来る
そして魚野川を渡らんとするを見て、本庄、宇佐美は今が攻めどころ、この一戦に勝負を決すべしとはやり立った
「我が先陣を」と互いに景虎に申し出るが、この時、景虎は寒風吹く中にあって、鎧の上に衣服を重ねて着て、床几に腰を下ろしている
本庄、宇佐美の催促の早るのを制し「各々、老巧の勇士と言えども未だ武術の妙には達していないと見える、敵が盛る時にはこれを相手とせず、気の緩む時を待ちて打つべし」
これを聞いて、本庄、宇佐美は苛立ち「敵が川を渡り終えれば英気は倍するものなり、敵が英気を得ぬうちに速やかに弓槍をもって先制攻撃すれば勝利を得るべし」と言うが景虎は聴く耳持たず、敵の形勢をただ睨むだけであった。

本庄と宇佐美は、これを見て嘲笑う表情になり「景虎君の聡明は世に鳴り響くと言えども若年である、戦に慣れなければ敵に後れを取るだろう、もはや君の命を待たず攻めようではないか」と言えば
景虎は色を変えて「某が今日の大将である、大将の下知に背くのか」と散々に怒鳴りまくると本庄、宇佐美は詮方なく拳を握って怒りに耐えるのであった。

仕方なく本庄、宇佐美はただ敵を見つめるだけであったが、景虎が言う通り寒風吹き叫ぶ中を、氷の川を渡り、手足凍えた敵勢は川から上がって寒さに震え、勢いは失われているのを見た
景虎は急に軍配を翻し「今こそ一戦の時なるぞ、進めや進め」と疾風の如く下知すれば、待ちに待った本庄、宇佐美の軍兵は一文字にどっと突きかかる
黒田方の先陣、戸屋、松尾、佐貫は半ばが川を越え、残りの半ばは未だ川の中にある
川から上がった兵の手も足も凍えて戦の役に立たず、そこへ本庄勢が突いて攻めかかった。