神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)

風吹くままに 流れるままに
(yottin blog)

Z世代

2022年05月06日 11時54分00秒 | 時代検証
朝、スマホを開けたら「大谷2安打、3勝目」のニュースが目に入った
「しまった!」見てしまった、一気に楽しみが萎んだ。
9時半からの再放送を楽しみにしていたのに、そう思いながら私は今7回までずっと再放送を見ている。 結果はわかっていても、そこまでの経過を見ているとやはり楽しい。

 いろいろ面白い言葉が次々と出てくるもんだ。 かっては「ゆとり世代」だとか「団塊世代」なんてのもある。
すでにZ世代のあとにはα(アルファ)世代が控えている、現在小学校高学年から生まれたての赤ちゃんくらいまでの世代らしい。
Z世代とは中学生から20代中盤過ぎくらいを言うらしい、私にはいないけれど孫世代だな。
物心ついたときからスマホがふつうにある世代、だからなんの抵抗もなく使いこなす、テレビのチャンネルを切り替える程度のものだろう。
私は71歳にしてようやくスマホを使い始めたのだから大きな違いだ、随分とこだわってためらっていたのだから、Z世代からみたら???だろう。

 テレビでもZ世代の特長なんかを特集していたが、その行動、考え方、生活は自分世代と比較すること自体ナンセンスだ、それより興味あった事柄だけここで書いて見る。
一番興味を持ったのは、「倍速視聴」という項目
テレビ離れ世代だという、だから映画はスマホかレンタルビデオ(DVD)で見るのだろう、それを早送りや二倍速で見るという。
飛ばしやネタバレもOKだと言う。
音楽もイントロが10数秒だとか長いのは歌詞に入る前に聴くのを止めてしまうとか、サビの部分だけ聴けばいいとか。 スポーツを実況でフルに見るのもだめでダイジェスト番組で良い、結果がわかっていても良いという、というより過程無視、結果優先だという。 
これはおっさんには理解出来ないが、推理小説で言えば事件の始まりと、ラストの犯人さえわかれば途中のまわりくどいあれこれは必要ないと言うことなのか?
結論を言えば「時間が惜しい」「同じ時間内に、どれだけ多く情報を得るか」ということだ、より多くの情報を得て発信することがZ世代の価値感、だからインスタ、フェースブック、ツィッターの種を求めて情報を集め走り回る
情報を得る事にかけてはスマホ自由自在のZ世代にはたやすいことだ。

 この頃の曲は5分以上なんて当たり前だ、何度もサビ部分を繰り返す、サビだけ一度聴けばOK、それで友達と共通の話題がもてる。 
もっと言えばイントロ無しでいきなりサビから始まる曲が人気を得るという、そういえば大昔の話しだが、私が中学時代から夢中になったビートルズがそうだった。 この話しを聴いて思い出した。
超短イントロやイントロ無しからいきなり始まるビートルズの曲は斬新でショッキングだった、「ロックンロールミュージック」「ロングトールサリー」「ミスタームーンライト」「ヘルプ」「キャントバイミーラブ」「アイソーハースタンディングゼア」「ノーホエアマン」「ウィキャンウオークイットアウト」「ハードディズナイト」「ロングアンドワイディングロード」などなど  なるほど!ビートルズのヒット曲には多い。

 もう一つわかることがある、私は連続で見ている民間放送のテレビドラマは録画している、そしてタイトル音楽とコマーシャルを飛ばして見る。
これだけはZ世代と同じ思いだ,コマーシャルを見ている時間が惜しい、録画でなければ一話約50分、録画でコマーシャルを飛ばせばせいぜい35分か40分、2時間で3話は楽に見ることが出来る。
大好きな相撲も優勝争いが面白い10日目過ぎと、三役の取り組みはLIVEフルで見るが、それ以外は深夜のダイジェストを翌朝見る。
Z世代とちょっとだけ共通点を見いだして得意になっている71歳のyottinです、けっして迎合しているわけではありません。


60年前のビートルズライブ収録のライブアルバム
私が生まれた年の60年前は? 1890年明治23年日露戦争の4年前ですな!