神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

この数日 奇跡の不沈艦「雪風」

2021年06月18日 16時23分50秒 | 時代検証
急にいろいろ動き出したぞ!
仕事も続いているし、各方面からのアドバイスや相談、生き残りのための方策が続々集まってくる
いまもっとも重要なのは生き残るかどうか」と言うことになるのだろうが、あまりそういうことは考えていない
それよりも夢の実現だ、いろんな夢を持っている。 皆さんだってそうでしょ
でも具体的なものが無い、なんとなく夢! それでいいんです
仕事が忙しくなったのはありがたい、でもこれが続くのも問題だ
なぜなら71歳の体はガタガタになりかけている、それでも仕事が面白いから何とかやっている
夕べはいつものように夕食後のちょい寝が無かった分、10時半にはどうしても瞼がふさがってしまった
仕事は好きだな! 面白い! 毎朝市場で魚屋の連中と話すのが面白い、楽しい、そして今日は福島の珍味食品問屋も来ていた
先代のおじさんからずっと長い付き合い、今は50前の担当者だが気が合う
半年ぶりくらいに会った、「どこも売れません」みんな同じだね
珍味を3種類買った、「何パックにします?」というから箱単位で買うと言ったら喜んで「人気のない商品ですが」と「キムチ何とか」を一箱サービスしてくれた 「良かったら買ってください」と宣伝も忘れない

夕陽がいよいよ海上に回ってきた。昨夕は真っ赤な色で輝いていた、夕陽も夏になるほど熟していく
毎日、北海道や秋田方面へ貨物船が出ていく、たまに自衛艦や海保の勇ましい船が沖合を行ったり、大型クルーズ船の姿も水平線を行く
海の景色はいくら見ていても飽きない

昨日テレビで「不死身の駆逐艦雪風」の再放送をやっていた
最年少15歳の水兵の証言ドキュメントだ、「軍人として死ぬことは当然、死ぬことを恐れていた下士官少尉には驚き軽蔑した」17歳の少年兵の言葉
そういえば父が所属した調布の高射砲隊でもアメリカ戦闘機の地上掃射の弾の中で、中隊長は腰を抜かしていたが
まだ若い小隊長は軍刀を引き抜き、「きっ」と空をにらみ上げて部下を叱咤激励していた場面が忘れられないと言っていた
人間の度胸の良し悪しは土壇場で見られるらしい

雪風は大日本帝国海軍の駆逐艦、アメリカなら「デストロイヤー」というやつだ、駆逐艦は小さいが小回りが利き、スピードも速い、島風型などは40ノットもでたという
大砲は高角砲程度だから撃ち合いではなく魚雷攻撃が武器だ、主に大型艦船の警備が仕事で潜水艦退治が得意だ、あとは物資輸送などにも東宝する
航空母艦、戦艦が軍艦ではもっとも大きくて排水量数万トン、大和、武蔵は長さが300mに迫る世界一の巨大艦で不沈戦艦と言われていた
主砲の口径は46cm、世界の戦艦は36~40cmというなかで群を抜いていた、弾は40km先まで飛ぶという
航空母艦は海軍戦闘機や攻撃機を50~80機も積み込むことが可能で、真珠湾攻撃で最大の強さを発揮した
逆にミッドウェイ海戦ではアメリカの艦載機に主力航空母艦4隻を沈められて大敗した
その次には6000トン以上の重巡洋艦がある、小型の戦艦と言った感じだ、その次は軽巡洋艦、そしてさらに小さい駆逐艦となる

世界一の浮沈戦艦「大和」と双子の兄弟艦「武蔵」の最後に「雪風」は同行していた
「武蔵」はフィリピンのレイテ湾海戦で攻撃機によって沈没、「大和」は沖縄へ特攻攻撃に向かい鹿児島沖で攻撃されて大爆発してあえなく沈没した
それでも小さな「雪風」は生き残って、冷え切った海上に漂う大和の乗組員をおおぜい救助した
戦後、賠償艦として中華民国に渡されて1965年まで軍艦として働いたという