①掌蹠膿疱症発症
圧倒的に症例のすくない病気や症状を奇病というのなら、掌蹠膿疱症は、まぎれもなく奇病です。
なにしろ皮膚科の医師すら掌蹠膿疱症に対する知識があるとは体験的にもおもえません。
なぜこの症状に効く薬がないのか疑問におもってましたが、おそらく症例(患者)が少なすぎて利益が見込めず、
製薬会社が本気で治療薬を開発しないからでしょう。
とにかく苦しかったし、日常の生活に不便をきたし、鬱状態寸前にまで追い込まれました。
男のわたしでさえ、ここまで追い込まれるのに、これが女性だったらどうなるのか、
とくに人と接する接客業だったらとても仕事を続けるのは無理なのではないでしょうか。
同病で苦しむ方の参考になればと、いつかブログで発症から完治するまでの状況を知らせたいとずっと考えてましたが、
今日まで先延ばしにしてきたのは、発症時から撮影してきたグロテスクな写真(こんな醜くおぞましい写真を人に見せたくない)を掲載しなければ参考にならないだろうし、それが嫌でたまらなかったからです。
が、これを読んで試した結果、一人でも治癒する人がいたら幸いではないかと思いなおし、ようやく書く決心をしました。
今から11年前の2008年、ふと指をみた見たら左小指の爪の根本に近い部分に直径1ミリほどの灰色の丸い点のようなものができているのに気づきました。
これが初期症状で、これからのち何年も苦しめられることになる掌蹠膿疱症が発症したのです。
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