数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(39)   虐め

2016-06-27 16:07:51 | 漫画のシナリオ
(39) 虐め

四百字詰原稿用紙換算13枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物
岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。

里香(17)165㎝。2年生。清楚でおちゃめな美人。アニメ声。

真菜(18)180㎝。3年生。スタイル抜群のメガネ美人。

香山房江(40)170㎝。
グラマー且つ上品で蒸せ返るような色気を放つ美女。

香山孝二(18)三年生。秀才で華奢な体つき。気弱そう。

真菜の担任教師(40)見るからに無責任そう

平田(18)やくざの組長の息子で悪相

田代(18)意地の悪そうな顔、平田の子分

由美(18)顔は並だがバカそう

N=ナレーション


   真菜の担任教師、平田、田代、由美の四人が試割りの板を両手で支え持って怯えている。

   平田の前で拝むように左手を胸元に立て、
修一「毎日幸せですか?南無阿弥陀仏ー」と念仏を唱える。

   平田、ぼう然。

   他の生徒達に、
修一「これは虐めじゃないぞ。試割りを手伝ってもらうだけだからな」

   平田に嬉しそうに、
修一「ちらっと小耳に挟んだんですが親はヤクザなんですってね?」

平田「(怯えて頷き)あ、ああ・・・」

   修一、凄味のある表情で二タッと笑う。

平田(耳にタコができるほど噂は聞いてたが、やっぱこいつは別次元のヤツだ・・・)と身震いする。

   平田と顔がつかんばかりに近づき、
修一「さすが血統じゃのう、ワレの品のないおぞましい面(ツラ)は間違いなくヤクザのタネじゃわ」

修一「それがワレの子孫にも延々と遺伝するとは気の毒にのう」

   怯え、
平田(広島弁が出たらヤバイって聞いたぞ・・・)

   半泣きで、
平田「もう二度と香山くんを虐めませんから勘弁してください・・・」

修一「そんなこたあどうでもええんじゃ。どうせオヤジに泣きつくよのう、あん?」

   平田、怯えて首を振る。

修一「今から起こる事を親父に報告して放課後に校門の前で待たせとけ」

修一「組ごと根絶やしにしちゃるけん」

   うっとりして、
真菜(もうズブズブ、糸を引きそう・・・)

生徒達(組ごと根絶やし・・・)と凍りつく。

平田「(半泣き)オレは殴られても仕方ないけど親父は関係ないですから・・・」

修一「あ?お前に俺の楽しみを奪う権利があるんか?」

   ぞっとして、
平田(楽しみって・・・)

修一「ま、ええわい。板を構えや」

修一「性根入れて構えな蹴りが突き抜けて顔面にメリ込むぞ」

平田と田代同時に(め、めりこむ・・・)とゾッとする。

由美(いくらこいつでも、こんな大勢の前で女に酷い事はしないはず・・・)

   四人、涙を流して板を顔前に構える。

修一「(由美に)おう、クサマン」

   ぷっと吹き、
真菜(クサマン・・・)

修一「穴付きじゃ思うて安心しとんかしらんが俺には女に見えんけんのう」

由美「え」と凍りつく。

里香(当然。修ちゃんにとっての女は里香だけだもんね)

   修一の前蹴りが板をドガッと突き破って由美の口中にめりこみ歯と血飛沫が飛ぶ。

由美「ぎえっ!」

   由美、パンツ丸見えにして吹っ飛ぶ。

真菜(ひゃー、さすが修ちゃん、私なんかとは技のキレがちがう・・・)

   孝二、ぼう然。

平田(こいつには見境ってものが無いのか・・・?)

   性器に靴の先をねじこんでグリグリこねくり、
修一「ごらーっ、クサレマ○コを晒すな。目と鼻が腐るわいやーっ」

由美「ひー許して、痛いーっ」

平田(えげつなー広がってもう使いもんになんねえぞ・・・)

   平田に、
修一「おう、ドヤクザの息子。手でこいつの穴を塞げ。悪臭で鼻がもげるわいや」

   怯えて折れてない方の手で股間を塞ぎ、
平田「い、板が持てないんですが・・・」

修一「いるかっボケ。板は名目じゃっ」と平田の頭頂部にドゴッ、ドゴッと踵落としを二発くらわせる。

平田「ぐえーっ」

   真菜のパンツがジュッと濡れたのをスカートの下から煽って描いた絵。

真菜(踵の高さといいスピードといい、もはや神の領域。腰が抜けそう・・・)

   田代と担任、鼻水をたらして半泣き。

   田代に顔が着きそうな程近づき、
修一「毎日虐められてた香山さんの恐怖と痛みが想像つくか?」

   田代、膝をつき許しを請うような涙顔で首を微かに振る。

修一「甘えた顔さらすなっ、気色わるいわ」と板をぶち抜いて前蹴りを顔面にドカッ、ドカッと食らわせ、歯と血飛沫が飛ぶ。

真菜(ひょっとしたらブルース・リーより強いかも・・・)とあ然とする。

   半泣きの担任に、
修一「虐めで死ぬ生徒もいるってのに、お前、よくも見て見ぬふりして教師面してられるよ
のう?」

担任「私が悪かった、これからは・・・」

修一「おどれにこれからがあるかっ!」とドガッと後ろ回し蹴りをくらわせると担任が「グブッ」と叫んで吹っ飛ぶ。

   スマホの画面に今の蹴りがカシャと映った絵のアップ。

   スマホの画面を確認しながら、
真菜(資料。保存・・・と)操作する。

修一「香山さん、今日のとこはこんなもんでいいですか?」

修一「明日からも毎日試割りの相手をさせるし掲示板に書かれたらセンコーも、もう学校に出てこれないだろうし」

   孝二、とまどう。

里香「(大声で)生ぬるい!」

修一「え」

   カッターの刃をカシュと出し、
里香「アキレス腱、スパッとやっちゃお」

   四人、顔面蒼白。

修一「お前、人格変わったか?ってか、なんでカッターを持ってんだ?」

里香「強姦されて分かった。こういう人種は殺してもいいって」

   ニタッと笑い、
修一「俺もこのぐらいで性根の入るやつらじゃないって思ってたんだ」

   修一が膝立ちした四人のアキレス腱を切ろうとすると、
孝二「あ、あの、可哀そうだからそのぐらいでもう勘弁してやってもらえませんか・・・」

   平田達、ほっとする。

修一「あ?可哀そう?」

   孝二、怯える。

修一「こいつらがやられるのを見たから今はそう思うんだろうが、あんたの心の傷は一生消えんぜ」

修一「毎日怖かっただろうが?ボコボコにされる自分が惨めでしょうがなかっただろうが?」

修一「なぜこんなクソ供のためにそんな傷を一生背負わなきゃならないんだ。あ?」

孝二「そう言われれば・・・」

平田(げ、助けてくれるんじゃ?・・・)

   四人、膝立ちしてうなだれており、端の由美の前に立った孝二が躊躇している。

修一「暴力で受けた傷は暴力でやり返さなきゃ消えないんだ」

里香(そのとおり!)

   ブルマーの内股からツと淫液が流れる絵に、
里香(あ~ん、その言葉、あの夜の感動と興奮が蘇ってツユだくになっちゃったよ~)

修一「蹴れ!そいつは穴はついてても女じゃありゃせんのじゃ」

修一「サッカーボールを蹴るイメージでバコッといってみよう」

   躊躇する孝二に、
修一「蹴れっ!」とどなる。

   孝二がバグッと蹴ると由美が「ぎゃ」と後ろに吹っ飛ぶ。

   由美を見てとまどう孝二に、
修一「なにも考えない。次々蹴る」

孝二「あ、はい」と蹴った担任が「グブッ」と呻いて吹っ飛ぶ。

   孝二、冷たい目で平田を見下ろす。

   平田、ガタガタ震えている。

修一「こいつには特別な思いがあるでしょ?」

修一「年取って人生を振り返ったとき後悔しないように半殺しにしとこうか」

孝二「ぼく、喧嘩した事ないから加減が分かんないんだけど、もし殺してしまったらどうしょう・・・」

   平田、凍りつく。

修一「心配無用。その時は喧嘩のプロの俺が止めてやるから」

修一「さ、存分にやっちゃんない」

孝二「はい」と顔面をガヅッと蹴り上げる。

平田「ぎゃ」と吹っ飛ぶ。

孝二「毎日死ぬほど憂鬱で怖かったんだからな」と平田の腹をドカッと蹴る。

   尚もドゴッ、バグッと蹴りまくる。

   狂ったように蹴る孝二を見つめて涙を浮かべ、
真菜(今日、修ちゃんに助けられなかったら、香山くん自殺してたかも・・・)

   気絶した四人を見下ろして肩で「はぁ、はぁ」息をしている孝二に、
修一「どう?もう恨みなんか吹っ飛んで、逆にこいつらの方が可哀そうに思えてきたでしょ?」

孝二「(晴れ晴れと)はいっ」

里香(これしかないんだって、心に傷を残さない方法は・・・)

   怯える生徒達に、
修一「ヘタレ供、よく聞け」

修一「今後、虐めは俺が絶対に許さん。虐めにあってる者は俺に一言いったら一瞬で地獄を天国に変えてやる」

   生徒達、驚く。

修一「被害者が虐めだとおもったら虐めだ」

修一「加害者にその自覚がなかったとしても許さん。加害者はどうなるか分かったろうのー?」

修一「今から俺の言葉と目撃した事を全学年に触れてまわれ」

   生徒達、目を輝かせる。

   手を挙げ、
里香「あ、修ちゃんのクラスだけは超絶平和だから寄らなくていいですよー」

修一「よし、行けっ!」
  
   生徒達、脱兎の如く走り出てゆく。

   担任は気絶している。残りの三人に、
修一「今日は香山さんに免じて許してやったが、明日から卒業するまで毎日試割りの相手をさせるからな」

   三人、涙を流して驚愕する。

真菜「あ、修ちゃん、その役、私にやらせて。型の練習に飽きたから人間を蹴りたい」

修一「いいけど、途中で殺さないように加減しないとこいつら卒業までもたないぞ」

   恥ずかしそうに、
孝二「真菜さん、僕も参加したい」

真菜「うふ、いいわよ」

真菜「生きたのを三体も貰えるなんて超ラッキーなんだよ。みんなサンドバッグで我慢してんだから」

孝二「うん。今日、登校してよかった」

孝二「でさ、板割りはまだ怖いから、さっきのあれ、裏拳っての?明日アレを試したいんだけど教えてくれる?」

真菜「まかせて」

   平田達三人、涙を流してあ然。


○廊下

   廊下を軽く走ってゆく二人の後姿に、
里香「今日で完璧虐めがなくなるよ。もっと早くお触れを出しとけば良かったのに~」

   ブルマーが股に食い込んだ絵のアップ。

修一「むふ、こうやって走ったら股がこすれて蒸れ蒸れの熱気がブルマーに染み込んでいくのでちゅー」

   廊下の向こうに小さくなった二人の後姿に、
里香「里香、バレーで頑張って一杯一杯汗かくからね」

修一「あぃ~並阿弥陀仏ー」

        つづく











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