(40)御触れ
四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。
里香(17)165㎝。2年生。清楚でおちゃめな美人。アニメ声。
香山房江(40)170㎝。
グラマー且つ上品で蒸せ返るような色気を放つ美女。
香山孝二(18)三年生。秀才で華奢な体つき。気弱そう。
上田美穂子(16)1年生。
A子たち三名、意地の悪そうな顔
N=ナレーション
校舎の絵に里香のN
N『修ちゃんがお触れを出した翌日から虐めにあってた不登校生達がぽつぽつ登校し始めて来たーー』
○廊下
廊下で気弱な上田美穂子が、意地悪なA子達三名に手を合わされて戸惑っている。
A子「上田さん、今まで虐めたことを岩城さんにチクらないで欲しいの。お願いっ」
目尻を濡らして悔しそうに、
上田「お母さんが朝早くから起きて作ってくれたお弁当にツバを吐いたり散々お金を巻き上げといて・・・」
上田「今更そんな簡単に許せるとでも思ってんの?」
A子達、怯む。
三人突然バッと土下座し、
A子「お金は全額返すし、パシリでもなんでもします!」
A子「お願い!岩城さんには内緒にして下さい」
他女「お願いします!」
上田、無表情で三人を見下す。
上田「頭(ず)が高い!ドリル土下座!」
三人「はあー?」と怒りの籠った顔で見上げる。
上田「岩城せんぱ~い」と言いながら去りかける。
三人、ギョッとし、
A子「ま、待って、言う通りにします」
A子「ドリル土下座!」と三人で床に額を擦りつける絵にN
N『みんな辛かった過去とは決別し、蜜のような学園生活を送れるようになったしーー』
39話で教師が修一に後ろ回し蹴りをくらってる絵に、
N『ヤツも退職したーー』
真っ白のコマ或いは空の絵に里香のN
N『修ちゃんはじきに一家離散だなって言ってたけど、里香はいっそ首を吊って死んじゃえ!って思ってる』
尚も教師が修一に殴られてる絵に、
N『あ、そうそう、全校生徒全員が登校したのは開校以来初めての事なんだってーー』
始業前の教室
教室の外の廊下に大勢が詰めかけ黒山の人だかりになってる絵。
同、教室内
修一、腕を頭の後ろに組み爪先を机に引っかけ、そっくり返って眠っており、後ろの出入り口前に上田美穂子他多数の生徒が詰めかけ、
「岩城先輩のお蔭でまた登校できるようになりました」
「一言お礼を言わせて下さい」
「岩城くん、ハグして~」
「私のバージンを上げるからこっち向いて~」と大騒ぎしてるのをエミが「はいはい」となだめ押し留めている。
エミ「みんなの気持ちは彼に伝えとくから騒がない」
エミ「寝てるのを起こしたらぶっ飛ばされるわよ」と言ってる絵に、
N『生徒ばかりか親達も修ちゃんに礼を言いたいと押しかけて来て先生達も対応にてんてこ舞いしてるみたい・・・』
離れた席から眠ってる修一を惚れ惚れ見つめ、
里香(修ちゃんの鶴の一声で一体何人が救われた事かーー)
尚も修一を惚れ惚れ見つめ、
里香(ほんとに修ちゃんってすごい人だ・・・)
修一、ぱちっと目を開ける。
里香、修一と目が合ってぽっと頬を染める。
修一、掌に隠したバイブのスイッチをカチッと入れる。
里香「あふっ・・・」と悶える。
里香の股間に入れたバイブが振動してるのが透けて見える絵。
悶えながら、
里香(うぐぅぅぅ、し、修ちゃん、お願いだから学校ではやめてー・・・)
机に突っ伏し、
里香(はぁ、はぁ、イキすぎてすっごく疲れるから・・・あぁぁぁ・・・)
空の絵。
房江宅の外観。
ノースリーブと膝上丈のスカートで流しの前に立つ房江の後ろ姿。
艶かしいふくらはぎのアップ。
下着のラインが透けた艶かしい尻のアップ。
その下着のラインを背後からいやらしい手つきでなぞる手のアップに孝二の声、
「ねえ、ママ~」
後ろからしがみついて左手で胸を揉んで右手をスカートの中に入れ、
孝二「イク時に、こめかみに青い血管が浮かぶの知ってる?すっごく色っぽいよ」
頬を染めて恥ずかしそうに、
房江「あ~ん、孝ちゃん、最近すごく楽しそうだけど何かいい事でもあったの?」
孝二「うん、まあね」
房江「何があったのかママにも教えて」
躊躇する孝二に、
房江「ねえったら~」
孝二「ママが心配するから今まで黙ってたけど・・・」
天井の絵にN『孝二は先日学校であった事を残らず話したーー』
尚も天井或いは台所の絵に会話、
「えっ、やっぱり虐めにあってたの・・・?」
「けどもう大丈夫だよ。一級下に岩城君って子がいてね・・・」
整然と片付いたキッチンの絵。
台所でパンツを降ろされながら、
房江「・・・驚いた。今時そんな正義感の強い人がいたなんて・・・」
誇らしそうに、
孝二「弱い者には神と崇められ、不良には阿修羅のように恐れられてるんだ」
房江「ママ、ぜひその人に会ってお礼を言いたいな」
脱がせたパンツを嗅ぎながら、
孝二「無理無理。そういうのが大嫌いな子だから絶対会ってくれないよ」
房江「(残念そうに)そうなの・・・」
ドアが閉まった孝二の部屋の絵。
同、室内
布団の上で開いた足の間に正常位で重なった孝二の尻を両手で引っ掴んで腰を競り上げてる絵のアップに房江の喘ぎ声、
「ああ、も、もっと・・・」
その体勢で熱烈なキスをしてる絵のアップ。
唇をそっと放した孝二の顔を、顎をのけ反らせて乞うような目で見つめ、
房江「もっとよ、もっと頂戴・・・」
孝二の背に両腕を回してしがみ付き、
房江「うう、イク・・・ママいくわ・・・」
天井の絵に登りつめた房江の喘ぎ声、
「むううぐあーー・・・」
孝二の部屋のドアが少し開いてる絵。
同、室内
布団の横に事後処理したティッシュと房江の丸まった下着がある絵。
裸の房江が布団で「はぁ、はぁ」と喘ぎながら(孝ちゃん、ヤル度に上手になってく・・・)
枕元に置いたティッシュに手を伸ばし、
房江 (夫とは、こんなめくるめくような快感を一度も味わった事がなかった・・・)
上半身を起こし片膝を立ててティッシュで膣を拭ってる時に孝二がトランクス一枚の姿でDVDを持って部屋に入ってきて、
孝二「これ見てごらん、岩城君がテレビに映ってるから」
手に持ったDVDを見て訝しそうに、
房江「え、ただの生徒がなぜテレビなんかに映るの?」
自慢そうに、
孝二「ただの生徒じゃないからさ」
応接間の絵。
応接間のテレビの画面に修一が栗栖をぶちのめしてる場面がアップになってる絵。
服を着た房江、一人でソファに座ってあ然とテレビに見入り、
房江(す・・・すごい、漫画みたいに強い人・・・)
尚もテレビに見入り、
房江(イケメンじゃないけど滋味がある顔で・・・)
テレビ画面に戦う修一の顔がアップになってる絵に房江の呟き、
(何とも言えない魅力がある・・・)
ソファに座った房江のスカートの奥に下着が見える絵のアップに呟き、
(一度でも関わったら離れられなくなりそうな危険な匂いがする人だわ・・・)
つづく
四百字詰原稿用紙換算10枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。
里香(17)165㎝。2年生。清楚でおちゃめな美人。アニメ声。
香山房江(40)170㎝。
グラマー且つ上品で蒸せ返るような色気を放つ美女。
香山孝二(18)三年生。秀才で華奢な体つき。気弱そう。
上田美穂子(16)1年生。
A子たち三名、意地の悪そうな顔
N=ナレーション
校舎の絵に里香のN
N『修ちゃんがお触れを出した翌日から虐めにあってた不登校生達がぽつぽつ登校し始めて来たーー』
○廊下
廊下で気弱な上田美穂子が、意地悪なA子達三名に手を合わされて戸惑っている。
A子「上田さん、今まで虐めたことを岩城さんにチクらないで欲しいの。お願いっ」
目尻を濡らして悔しそうに、
上田「お母さんが朝早くから起きて作ってくれたお弁当にツバを吐いたり散々お金を巻き上げといて・・・」
上田「今更そんな簡単に許せるとでも思ってんの?」
A子達、怯む。
三人突然バッと土下座し、
A子「お金は全額返すし、パシリでもなんでもします!」
A子「お願い!岩城さんには内緒にして下さい」
他女「お願いします!」
上田、無表情で三人を見下す。
上田「頭(ず)が高い!ドリル土下座!」
三人「はあー?」と怒りの籠った顔で見上げる。
上田「岩城せんぱ~い」と言いながら去りかける。
三人、ギョッとし、
A子「ま、待って、言う通りにします」
A子「ドリル土下座!」と三人で床に額を擦りつける絵にN
N『みんな辛かった過去とは決別し、蜜のような学園生活を送れるようになったしーー』
39話で教師が修一に後ろ回し蹴りをくらってる絵に、
N『ヤツも退職したーー』
真っ白のコマ或いは空の絵に里香のN
N『修ちゃんはじきに一家離散だなって言ってたけど、里香はいっそ首を吊って死んじゃえ!って思ってる』
尚も教師が修一に殴られてる絵に、
N『あ、そうそう、全校生徒全員が登校したのは開校以来初めての事なんだってーー』
始業前の教室
教室の外の廊下に大勢が詰めかけ黒山の人だかりになってる絵。
同、教室内
修一、腕を頭の後ろに組み爪先を机に引っかけ、そっくり返って眠っており、後ろの出入り口前に上田美穂子他多数の生徒が詰めかけ、
「岩城先輩のお蔭でまた登校できるようになりました」
「一言お礼を言わせて下さい」
「岩城くん、ハグして~」
「私のバージンを上げるからこっち向いて~」と大騒ぎしてるのをエミが「はいはい」となだめ押し留めている。
エミ「みんなの気持ちは彼に伝えとくから騒がない」
エミ「寝てるのを起こしたらぶっ飛ばされるわよ」と言ってる絵に、
N『生徒ばかりか親達も修ちゃんに礼を言いたいと押しかけて来て先生達も対応にてんてこ舞いしてるみたい・・・』
離れた席から眠ってる修一を惚れ惚れ見つめ、
里香(修ちゃんの鶴の一声で一体何人が救われた事かーー)
尚も修一を惚れ惚れ見つめ、
里香(ほんとに修ちゃんってすごい人だ・・・)
修一、ぱちっと目を開ける。
里香、修一と目が合ってぽっと頬を染める。
修一、掌に隠したバイブのスイッチをカチッと入れる。
里香「あふっ・・・」と悶える。
里香の股間に入れたバイブが振動してるのが透けて見える絵。
悶えながら、
里香(うぐぅぅぅ、し、修ちゃん、お願いだから学校ではやめてー・・・)
机に突っ伏し、
里香(はぁ、はぁ、イキすぎてすっごく疲れるから・・・あぁぁぁ・・・)
空の絵。
房江宅の外観。
ノースリーブと膝上丈のスカートで流しの前に立つ房江の後ろ姿。
艶かしいふくらはぎのアップ。
下着のラインが透けた艶かしい尻のアップ。
その下着のラインを背後からいやらしい手つきでなぞる手のアップに孝二の声、
「ねえ、ママ~」
後ろからしがみついて左手で胸を揉んで右手をスカートの中に入れ、
孝二「イク時に、こめかみに青い血管が浮かぶの知ってる?すっごく色っぽいよ」
頬を染めて恥ずかしそうに、
房江「あ~ん、孝ちゃん、最近すごく楽しそうだけど何かいい事でもあったの?」
孝二「うん、まあね」
房江「何があったのかママにも教えて」
躊躇する孝二に、
房江「ねえったら~」
孝二「ママが心配するから今まで黙ってたけど・・・」
天井の絵にN『孝二は先日学校であった事を残らず話したーー』
尚も天井或いは台所の絵に会話、
「えっ、やっぱり虐めにあってたの・・・?」
「けどもう大丈夫だよ。一級下に岩城君って子がいてね・・・」
整然と片付いたキッチンの絵。
台所でパンツを降ろされながら、
房江「・・・驚いた。今時そんな正義感の強い人がいたなんて・・・」
誇らしそうに、
孝二「弱い者には神と崇められ、不良には阿修羅のように恐れられてるんだ」
房江「ママ、ぜひその人に会ってお礼を言いたいな」
脱がせたパンツを嗅ぎながら、
孝二「無理無理。そういうのが大嫌いな子だから絶対会ってくれないよ」
房江「(残念そうに)そうなの・・・」
ドアが閉まった孝二の部屋の絵。
同、室内
布団の上で開いた足の間に正常位で重なった孝二の尻を両手で引っ掴んで腰を競り上げてる絵のアップに房江の喘ぎ声、
「ああ、も、もっと・・・」
その体勢で熱烈なキスをしてる絵のアップ。
唇をそっと放した孝二の顔を、顎をのけ反らせて乞うような目で見つめ、
房江「もっとよ、もっと頂戴・・・」
孝二の背に両腕を回してしがみ付き、
房江「うう、イク・・・ママいくわ・・・」
天井の絵に登りつめた房江の喘ぎ声、
「むううぐあーー・・・」
孝二の部屋のドアが少し開いてる絵。
同、室内
布団の横に事後処理したティッシュと房江の丸まった下着がある絵。
裸の房江が布団で「はぁ、はぁ」と喘ぎながら(孝ちゃん、ヤル度に上手になってく・・・)
枕元に置いたティッシュに手を伸ばし、
房江 (夫とは、こんなめくるめくような快感を一度も味わった事がなかった・・・)
上半身を起こし片膝を立ててティッシュで膣を拭ってる時に孝二がトランクス一枚の姿でDVDを持って部屋に入ってきて、
孝二「これ見てごらん、岩城君がテレビに映ってるから」
手に持ったDVDを見て訝しそうに、
房江「え、ただの生徒がなぜテレビなんかに映るの?」
自慢そうに、
孝二「ただの生徒じゃないからさ」
応接間の絵。
応接間のテレビの画面に修一が栗栖をぶちのめしてる場面がアップになってる絵。
服を着た房江、一人でソファに座ってあ然とテレビに見入り、
房江(す・・・すごい、漫画みたいに強い人・・・)
尚もテレビに見入り、
房江(イケメンじゃないけど滋味がある顔で・・・)
テレビ画面に戦う修一の顔がアップになってる絵に房江の呟き、
(何とも言えない魅力がある・・・)
ソファに座った房江のスカートの奥に下着が見える絵のアップに呟き、
(一度でも関わったら離れられなくなりそうな危険な匂いがする人だわ・・・)
つづく
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