数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク (123)  日光仮面登場

2018-02-05 18:05:54 | 漫画のシナリオ
(123)日光仮面登場

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

石川翔(17)170㎝で痩身、黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。

香山京子(16)165㎝。一年、キリッとした美人。

桜田優子(25) 170㎝。上品かつ妖艶で超グラマーな美人。

北条愛(17) 170㎝。清楚な美人。

石川加代子(25) 190㎝。冷たそうな美人。
Vリーグ、ニチボー磯塚のキャプテンで俗に言うスソガである。

本田、前出のテレビプロデューサー

N=ナレーション

   館内に入りきれぬ観客が大勢並ぶ会場の外観。

   行列に並ぶ男性客三人が、
  「並んでまで見なくてもどうせ岩城の圧勝はお約束なんだけどな」

  「もうだめかと思わせて最後に大逆転。一流プロモーターですわ」

  「けど、つい大番狂わせを期待してチケットを買っちまうんだよな」などと話している。

   同、満員の館内

   石川翔、大勢の観客に紛れキョロキョロ岩城を探している。

石川「あっ、いた」と日光仮面の扮装をした修一が向こうの登場口通路でプロデューサーの本田(40)となにやら打ち合わせをしているのを見つける。

石川「岩城くーん」と嬉しそうに手を挙げ呼びかける。

   側に来た石川に、
修一「やあ、商談があるって言ってたから今日は来られないのかと思ってた」

石川「商談なんかどうでもいいの。昨日は心配で一睡もできなかったんだから」

石川「その衣装、すごく似合ってて素敵だよ」と修一にうっとり見惚れる彼を見て、
本田(ほっ、こりゃ岩城君に惚れてるな・・・) 

   興味深げに石川を見つめ、
本田(一度でいいからこんなイケメンに惚れられてみたいもんだ)

本田(さて、加齢臭おじさんは退散しますか)

本田「じゃあ岩城くん、試合の後でまた」とその場から去る。

本田(それにしてもなぜ彼はあんなにもてるんだ・・・)と去りながら首をかしげる。

   修一にうっとり見惚れ、
石川「岩城君の試合はみな録画してるけどナマは初めてだからもうドキドキしちゃって」

石川「(観客席に目をやり)それにしてもすごい観客だね」

石川「まだ外に入場できない人が大勢並んでたよ」

   観客席に目をやり、
修一「大金をかけてテレビで大量にスポットを流したからな」

   心配そうに、
石川「ねえ、絶対に怪我しないでね」

石川「お願いだから大丈夫だって言って」と修一の頬にそっとキスしょうとする。

   それを修一が無表情で唇で受け止めたので石川が驚く。

   ぼう然と赤面する石川に何食わぬ顔で、
修一「石川君の唇はマシュマロのように柔らかく甘やかでござるな」

修一「一瞬チンコが疼いて押し倒しそうになたでござる」

   乙女のように目をうるうるさせて歓喜し、
石川「本当に!?押し倒してもよかったのにー」

   修一、優しい眼差しで石川を見つめる。

   石川の頬にキスし、
修一「俺の無尽蔵の強さを知っておろう。無用な心配をするでない」

   うっとりし、
石川「岩城くん、好き」

修一「わかっちょる」と修一に尻をむぎゅと握られた石川が「あん」と頬を染めて恥らいの声を漏らす。

   司会席から、
司会者「さあ魅惑的な美女が新たに加わり更にエロさを増した、なかよしクラブが登場します」

   登場口の前で石川と一緒に立ってる修一に、
優子「じゃ修ちゃん、行ってくるわね」とみんなを従えて登場口に向かう。

修一「先生の色気で観客を全員射精させちゃれ」

   優子、笑顔で修一に振り向く。

   パンツを下して陰毛を見せ、
優子「ガッテン、お安い御用だい」

   驚愕して赤面し、
石川「ひっ、先生・・・」

   去る優子の後ろ姿を見ながら、
石川「先生ってあんなにはじけたキャラだったの?・・・」とあ然とする。

   ものすごく深刻な顔で側に来て、
京子「修ちゃん、後で大事な話があるんやけど」

   ドキッとし、
修一(見た事無いほど思いつめた顔してまさか・・・)

   困惑して焦り、
修一(もしやメンバー全員とやっちょるのがばれたか?・・・)

修一(まずい。京子が怒ったら一瞬でみんなにバレちまうぞ・・・)

   涙目で、
修一(ひーっ、驚天動地の大パニックじゃー!)

修一(下は16の京子から上は40の房江まで全員名器で美人ぞろいの夢のハーレムが・・・)

修一(一瞬で崩壊じゃー)

   気を取り直し、
修一(いや、早まるな、案外たいした事ない話かもしれないし・・・)

修一(さっきの様子では優子にはバレてなさそうだ)

修一(とは言っても、優子にバレるのが一番恐ろしいんじゃが・・・)

修一(なにせ童貞だった俺に、あらゆるテクニックを仕込んで強烈に母性愛を感じてるからな・・・)

   焦っておもねるように、
修一「な、なんの話かヒント!」

京子「そんな事ここで言われへんの分かってるやろ?」

修一(げっ、今までこんな強い口調で反抗した事なかったのに・・・)

京子「(厳しい表情で)覚悟して待っててや」

修一「(怯え)わ、わかりまちた・・・」

   ぼう然と京子の背を見送りながら、
修一(ヤル度に良くなる絶品マ○コともうデキなくなるのか・・・)

   そのとき深刻な顔で側に来て、
愛 「修ちゃん、試合のあとで話があるの」

   ドキンとし、
修一(ひえっ、愛にもバレたか・・・?)

修一(愛なら必死に謝ったら許して・・・いや、やっぱダメか・・・)

修一「わ、わかった・・・」

   気づかぬうちに横に立ってた加代子に冷ややかな表情で、
加代子「修ちゃん」と声をかけられて修一が「ひっ」と戦く。

   思いつめた顔の加代子を見て動揺し、
修一(加代子まで・・・一体何人にバレてんだ・・・?)

加代子「動揺して何か後ろめたい事でもあるの?」

修一(うっ、キリでえぐるような指摘・・・)

修一「(汗、焦り)い、いや別に」

修一(もしや、みんなして事情を知ってながら俺をいたぶってるとか?・・・)

   氷のような表情で、
加代子「ならいいけど、あとで話があるから」

修一「(汗)し、承知しました・・・」

   入場口に向かう加代子の背をぼう然自失で眺め、
修一(・・・バレーで鍛えたみっしり張りつめたあの長い足も・・・)

   ベッドの上、互いに素っ裸。修一が加代子の開かれた股の間に這いつくばって陶然と膣を舐めながら「ブルマーを脱いだ瞬間の汗とマン臭が混じったムワっとした匂いが堪りませぬ」と言ってる絵に修一のN『もう二度とあの病みつきになるマン臭を嗅げなくなるのか・・・』

   入場口に向かう加代子の尻(股間)のアップに修一の呟き、
修一(あぁー、イク間際に中が猛烈にうねる名器ともう二度とできないのか・・・)

   涙目で、
修一(うぐ、思えば今までバレんかったのが奇跡でござった・・・)

      つづく




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