(268)秘密警察のアジト
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり季節は常に真夏である。
登場人物
桧垣早苗(25)
170㎝。スタイル抜群の清楚な美人。体育教師でテコンドー二段。長い髪をひっつめて束ねている。
里香(17)
165㎝。23話から登場。清楚な美人でアニメ声。
リン・正雄(70)
170㎝。日台のハーフ。全白髪に近い、まだら白髪で口髭をたくわえた紳士然とした男前。
梅花(メイファ。50)
165㎝。リンの妻。髪をひっつめて後ろでお団子にした清楚な美人で二十五歳位に見える。
立原綾乃(35)
170㎝。寿司幸の女将だったが離婚。楚々とした美人で170話から登場。修一の会社「台湾公司」の一人だけの社員でネットで作業している。
秘密警察のスパイ四人(①~④各四十歳)
超絶美女のスパイ(25)
捕虜の中国人美女二人(各25)
N=ナレーション
上空から下を走る里香達を見下ろし、
修一「では里香ちゃん、先導ねがいますよ」と言うとメットの耳部に「まかせといて」と応答あり。
注、アパッチの足元のステップ部にはA、Bの死体が重ねて積んであり、アロハと短パンに着替えたリンとチャイナドレスの梅花はノーヘルである。
他車がいない片側二車線の道路を里香、早苗、リン夫妻のトライクの順に縦一列に走行し、その上空を修一と綾乃が乗ったアパッチが飛んでるのを上から俯瞰した絵。
チャイナドレスが風に翻り太腿の根本まで露わにして楽しそうに(しみじみと)、
梅花「なんか、こういうのいいわ・・・」
梅花「これから敵のアジトに乗り込むのにお祭りにいくみたいにウキウキするの」
リン「岩城さんたちと一緒にいるのが楽しくて私もおなじ気分だよ」N『今まで目の奥に電卓が見える者しか周りにいなかったので、純粋な友達ができたのが嬉しいのだ』
リン、手を後ろに回して妻の股間に触れる。
頬を染めて恥じらい、
梅花「うふん、今はだめよ」
リンの股間を軽く握り、
梅花「上から岩城さんに見られたら恥ずかしいから続きは今夜。ね・・・」
下着の横から指を入れられ「クチュ」と音がした絵のアップに二人の声、
「夜までまてないから匂いだけでも・・・」
「あぅん」
工業団地群の外観。
工業団地群から離れたところにぽつんと建つ廃屋となった平屋建て洗濯工場の外観。
洗濯工場の門の前に他の二台と共に停止して上空のアパッチを見上げ、
里香「修ちゃん、ここだよ」
洗濯工場を見下ろして、
修一「了解。俺が死体を落としたら突入せよ」
里香「ガッテンだ!」
修一「おりゃ、人間爆弾をくらえっ」と洗濯工場の20m上空からA、Bを蹴り落とす。
注、機材類が一切ないガランとした工場内の片隅に事務所が二つ並んでおり、その一室に机を四つ並べて悪相の男四人①~④が椅子にだらしなく掛けている。机上にはPCが五台開いたままになっており弁当やカップヌードルの空容器等が散乱し、すさんだ暮らしをしてるのが伺える。
同、事務所内
椅子にふんぞり返って腕時計を見て、
①「あいつらやけに遅いがまさかしくじったんじゃ?」
②「リンを殺るだけなのにそれはないだろ。そろそろ戻ってくるさ」
次の瞬間「ドガッ」と天井を突き破って机の上にA、Bがドサッと落下してきたので全員が驚き、③が「アイヤー!」と叫んで椅子から飛び上がる。
直後、早苗が股間を丸見えにしてドガッとドアを蹴破って入ってくる。
平然と室内に入ってきた早苗に続く里香、リン夫妻を見て男達全員が唖然とし、
①「リン、生きてたのか・・・」と呟く。
机上の真っ二つに割れたAに目をやって怯み「ゴクッ」と喉を鳴らし、
①(いったい何があったんだ?・・・)
憤怒の形相で①に歩み寄り、
リン「公安の犬どもがっ」
①の顔面に「ガヅッ」と正拳を食らわせて吹っ飛ばし、
リン「もし弾が妻に当たってたらどうしてくれるんだ!この無知蒙昧のバカ共がっ」
憤怒の形相で①を蹴りまくってるリンに惚れ惚れ見惚れ、
梅花(なんて勇敢でカッコいいの。惚れ惚れするわ・・・)
気色ばんで身構えた残りの三人の前にぬっと立ちはだかり、
早苗「おっと、あんた達の相手は私よ」
机上のPCに目をやり、
早苗「スパイウェアのペガサスで中国人の携帯を監視して捕まえてたのね?」N『ペガサス=イスラエルのIT企業が開発したターゲットのモバイル端末から情報を抜き取るスパイウェア』
② 「(驚き)な、なぜそんなことを知ってるんだ・・・」
早苗が突然②の股間を蹴り上げると「ぐはっ」と呻いて白目をむく。
苦悶に悶えて股間を押さえたまま前のめりに倒れた②を冷ややかに見て、
早苗「あんた達のやりそうなことぐらい」
早苗「誰だってわかるわ」と③の横っ面に強烈な回し蹴りを食らわせ③を吹っ飛ばす。
④ 「このくそアマがーっ」と憤怒の形相で殴り掛かってきた右拳を早苗が左掌で「バチン」と受けて引っ掴む。
身動きできなくなった④の拳を平然と「ボキボキボキ」と握り潰し、不敵な表情で、
早苗「くそアマとはだれのことじゃ?」
④の拳を握ったまま右足で相手の左膝を外側に蹴って「ボキっ」と有り得ない形にへし折る。
「ぐうあっ」と呻いて膝をついた④の髪を両手で鷲掴みにする。
そして顔面に右膝蹴りを「ガヅッ」とくらわす。
尚も髪を鷲掴みしたまま「ガヅッ、ガヅッ、ガヅッ」と何度も右膝蹴りをくらわしてる早苗を見て慄き、
リン(顔面陥没・・・)
してやったりという顔で、
梅花(ざまあみろ、私達には岩城さんたちがついてるんだから)
④、顔面が陥没してドサッと前のめりに倒れる。
④の頭をドガッと蹴り、
早苗「こらっ、もっと抵抗しないと本気で怒るぞ」
手で口を押えて「ブヒッ」と吹き、
里香(怒るも何ももう死んでるのに・・・)
そこに綾乃と室内に入ってきて室内を見渡し(修一は刀を持っている)、
修一「ほうほう、早苗さん、少しはストレス発散できましたかな?」
情けなさそうに、
早苗「こいつら手応えがなさすぎてよけいにストレスがたまっちゃったわ」
夫妻が呆れ、
リン(手応えがないんじゃなく・・・)
梅花(早苗さんが強すぎるんだと思うけど・・・)
気絶した男達を見て一人少ないことに気づき、
早苗「全部で五人いるはずよね?」
早苗「もう一人はどこ?・・・」と隣室の壁を見た早苗につられ全員が壁を見る。
②の首根っこを引っ掴んで盾にして隣室のドアの前に立ち、
修一「開(あ)けや。妙な動きをしたら頭をハジくぞ」
注、早苗が②の頭に銃をつきつけており、里香たちも背後にいる。
②が腹に一物ありそうな表情でそっとドアを開ける。
注、何もないがらんとした室内にはダブルのマットレスが二本並べて直置きしてあり、周辺に怪しげな錠剤が入ったビニール袋が三袋と事後処理したティッシュが散乱している。マットレスの上には美女三人が素っ裸で朦朧として横たわっており、中でも飛びぬけた美女Aは仰向けで眠っていて、悲惨さが漂っている。
薬物で朦朧としてる女達を見て修一たち全員が驚愕する。
首根っこを引っ掴んでた②に憤怒の形相で、
修一「拘束した女をお前らの慰み者にしちょったんか?」
腹に一物ありそうな表情で、
② 「ブスと男は送還するが美人は死ぬまでヤリ倒すのは当然だろうが」
痛ましそうに見て、
リン「なんということを・・・」
梅花(いったいいままで何人の女の子がヤリ殺されたのか・・・)
痛ましそうに美女Aに歩み寄り、
早苗「可哀想に・・・」
片膝をついて、ぐったりしてるAを抱き起こし、
早苗「もう大丈夫よ、わたしが絶対助けてあげるからね」
A、薄っすら目を開いて安堵の表情で早苗を見る。
そのAの目が邪悪にキラッと光る。
Aが突如、背中に隠してた刃渡り30cmのナイフを握って早苗の腹部を「シャッ」と切り裂いた瞬間、綾乃、里香、梅花が「きゃーっ」と絶叫した。
つづく
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあり季節は常に真夏である。
登場人物
桧垣早苗(25)
170㎝。スタイル抜群の清楚な美人。体育教師でテコンドー二段。長い髪をひっつめて束ねている。
里香(17)
165㎝。23話から登場。清楚な美人でアニメ声。
リン・正雄(70)
170㎝。日台のハーフ。全白髪に近い、まだら白髪で口髭をたくわえた紳士然とした男前。
梅花(メイファ。50)
165㎝。リンの妻。髪をひっつめて後ろでお団子にした清楚な美人で二十五歳位に見える。
立原綾乃(35)
170㎝。寿司幸の女将だったが離婚。楚々とした美人で170話から登場。修一の会社「台湾公司」の一人だけの社員でネットで作業している。
秘密警察のスパイ四人(①~④各四十歳)
超絶美女のスパイ(25)
捕虜の中国人美女二人(各25)
N=ナレーション
上空から下を走る里香達を見下ろし、
修一「では里香ちゃん、先導ねがいますよ」と言うとメットの耳部に「まかせといて」と応答あり。
注、アパッチの足元のステップ部にはA、Bの死体が重ねて積んであり、アロハと短パンに着替えたリンとチャイナドレスの梅花はノーヘルである。
他車がいない片側二車線の道路を里香、早苗、リン夫妻のトライクの順に縦一列に走行し、その上空を修一と綾乃が乗ったアパッチが飛んでるのを上から俯瞰した絵。
チャイナドレスが風に翻り太腿の根本まで露わにして楽しそうに(しみじみと)、
梅花「なんか、こういうのいいわ・・・」
梅花「これから敵のアジトに乗り込むのにお祭りにいくみたいにウキウキするの」
リン「岩城さんたちと一緒にいるのが楽しくて私もおなじ気分だよ」N『今まで目の奥に電卓が見える者しか周りにいなかったので、純粋な友達ができたのが嬉しいのだ』
リン、手を後ろに回して妻の股間に触れる。
頬を染めて恥じらい、
梅花「うふん、今はだめよ」
リンの股間を軽く握り、
梅花「上から岩城さんに見られたら恥ずかしいから続きは今夜。ね・・・」
下着の横から指を入れられ「クチュ」と音がした絵のアップに二人の声、
「夜までまてないから匂いだけでも・・・」
「あぅん」
工業団地群の外観。
工業団地群から離れたところにぽつんと建つ廃屋となった平屋建て洗濯工場の外観。
洗濯工場の門の前に他の二台と共に停止して上空のアパッチを見上げ、
里香「修ちゃん、ここだよ」
洗濯工場を見下ろして、
修一「了解。俺が死体を落としたら突入せよ」
里香「ガッテンだ!」
修一「おりゃ、人間爆弾をくらえっ」と洗濯工場の20m上空からA、Bを蹴り落とす。
注、機材類が一切ないガランとした工場内の片隅に事務所が二つ並んでおり、その一室に机を四つ並べて悪相の男四人①~④が椅子にだらしなく掛けている。机上にはPCが五台開いたままになっており弁当やカップヌードルの空容器等が散乱し、すさんだ暮らしをしてるのが伺える。
同、事務所内
椅子にふんぞり返って腕時計を見て、
①「あいつらやけに遅いがまさかしくじったんじゃ?」
②「リンを殺るだけなのにそれはないだろ。そろそろ戻ってくるさ」
次の瞬間「ドガッ」と天井を突き破って机の上にA、Bがドサッと落下してきたので全員が驚き、③が「アイヤー!」と叫んで椅子から飛び上がる。
直後、早苗が股間を丸見えにしてドガッとドアを蹴破って入ってくる。
平然と室内に入ってきた早苗に続く里香、リン夫妻を見て男達全員が唖然とし、
①「リン、生きてたのか・・・」と呟く。
机上の真っ二つに割れたAに目をやって怯み「ゴクッ」と喉を鳴らし、
①(いったい何があったんだ?・・・)
憤怒の形相で①に歩み寄り、
リン「公安の犬どもがっ」
①の顔面に「ガヅッ」と正拳を食らわせて吹っ飛ばし、
リン「もし弾が妻に当たってたらどうしてくれるんだ!この無知蒙昧のバカ共がっ」
憤怒の形相で①を蹴りまくってるリンに惚れ惚れ見惚れ、
梅花(なんて勇敢でカッコいいの。惚れ惚れするわ・・・)
気色ばんで身構えた残りの三人の前にぬっと立ちはだかり、
早苗「おっと、あんた達の相手は私よ」
机上のPCに目をやり、
早苗「スパイウェアのペガサスで中国人の携帯を監視して捕まえてたのね?」N『ペガサス=イスラエルのIT企業が開発したターゲットのモバイル端末から情報を抜き取るスパイウェア』
② 「(驚き)な、なぜそんなことを知ってるんだ・・・」
早苗が突然②の股間を蹴り上げると「ぐはっ」と呻いて白目をむく。
苦悶に悶えて股間を押さえたまま前のめりに倒れた②を冷ややかに見て、
早苗「あんた達のやりそうなことぐらい」
早苗「誰だってわかるわ」と③の横っ面に強烈な回し蹴りを食らわせ③を吹っ飛ばす。
④ 「このくそアマがーっ」と憤怒の形相で殴り掛かってきた右拳を早苗が左掌で「バチン」と受けて引っ掴む。
身動きできなくなった④の拳を平然と「ボキボキボキ」と握り潰し、不敵な表情で、
早苗「くそアマとはだれのことじゃ?」
④の拳を握ったまま右足で相手の左膝を外側に蹴って「ボキっ」と有り得ない形にへし折る。
「ぐうあっ」と呻いて膝をついた④の髪を両手で鷲掴みにする。
そして顔面に右膝蹴りを「ガヅッ」とくらわす。
尚も髪を鷲掴みしたまま「ガヅッ、ガヅッ、ガヅッ」と何度も右膝蹴りをくらわしてる早苗を見て慄き、
リン(顔面陥没・・・)
してやったりという顔で、
梅花(ざまあみろ、私達には岩城さんたちがついてるんだから)
④、顔面が陥没してドサッと前のめりに倒れる。
④の頭をドガッと蹴り、
早苗「こらっ、もっと抵抗しないと本気で怒るぞ」
手で口を押えて「ブヒッ」と吹き、
里香(怒るも何ももう死んでるのに・・・)
そこに綾乃と室内に入ってきて室内を見渡し(修一は刀を持っている)、
修一「ほうほう、早苗さん、少しはストレス発散できましたかな?」
情けなさそうに、
早苗「こいつら手応えがなさすぎてよけいにストレスがたまっちゃったわ」
夫妻が呆れ、
リン(手応えがないんじゃなく・・・)
梅花(早苗さんが強すぎるんだと思うけど・・・)
気絶した男達を見て一人少ないことに気づき、
早苗「全部で五人いるはずよね?」
早苗「もう一人はどこ?・・・」と隣室の壁を見た早苗につられ全員が壁を見る。
②の首根っこを引っ掴んで盾にして隣室のドアの前に立ち、
修一「開(あ)けや。妙な動きをしたら頭をハジくぞ」
注、早苗が②の頭に銃をつきつけており、里香たちも背後にいる。
②が腹に一物ありそうな表情でそっとドアを開ける。
注、何もないがらんとした室内にはダブルのマットレスが二本並べて直置きしてあり、周辺に怪しげな錠剤が入ったビニール袋が三袋と事後処理したティッシュが散乱している。マットレスの上には美女三人が素っ裸で朦朧として横たわっており、中でも飛びぬけた美女Aは仰向けで眠っていて、悲惨さが漂っている。
薬物で朦朧としてる女達を見て修一たち全員が驚愕する。
首根っこを引っ掴んでた②に憤怒の形相で、
修一「拘束した女をお前らの慰み者にしちょったんか?」
腹に一物ありそうな表情で、
② 「ブスと男は送還するが美人は死ぬまでヤリ倒すのは当然だろうが」
痛ましそうに見て、
リン「なんということを・・・」
梅花(いったいいままで何人の女の子がヤリ殺されたのか・・・)
痛ましそうに美女Aに歩み寄り、
早苗「可哀想に・・・」
片膝をついて、ぐったりしてるAを抱き起こし、
早苗「もう大丈夫よ、わたしが絶対助けてあげるからね」
A、薄っすら目を開いて安堵の表情で早苗を見る。
そのAの目が邪悪にキラッと光る。
Aが突如、背中に隠してた刃渡り30cmのナイフを握って早苗の腹部を「シャッ」と切り裂いた瞬間、綾乃、里香、梅花が「きゃーっ」と絶叫した。
つづく