人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「キーパープロショップ」の研究と実践!   その2

2015年07月25日 | 経営
南太平洋で発生する熱帯低気圧が
エネルギーを得て台風に成長して日本にやってくるのですが、

1990年代に誕生した
「キーパーコーティングと極上手洗い洗車」が
成長した軌跡の中は 台風の発生と成長に共通項が多くあるようです。

台風の目 すなわちキーパー創始者 
キーパー技研(株)谷社長の思想と考え方が
キーパーの中心であり それは台風の目と同じように
「空」であるようです。  
見て見れるものでないけど 求心力の中心です。
ここを知ることが キーパーを知るといってもよいと思います。


                                        

全国に短期間で4480店舗まで増えたキーパープロショップ。
その中身を分析してみると
ガソリンスタンド併設型がおよそ98%を占めています。

その数4380軒です 全国のGSさんネットワークが 
「キーパー」の良さを感じて参加されたのです。
公表されているキーパーの施行口座は約1万社ですから
今現在全国で35000のGSがある中で
10000店舗がキーパーの何らかの材料を使い洗車を行い
その中の45%弱がキーパープロショップに参加していると予想されます。
このボリュームが「キーパーコーティング」を全国に広めた原動力です。

キーパーはガソリンスタンド業界が大きな顧客層であるのは
今も昔も変わらないのです。

一方でおよそ2%の100店舗が
専門店型キーパープロショップで
その中で直営店舗のキーパーラボさんが40店舗を占めて
一部FCが10店舗存在します。

直営店舗のラボとはキーパーラボラトリーの略で
研究・開発の役割りを持った拠点と言う意味で
キーパーケミカルを開発・研究にあたり
実験的に施行されたり 一番効果が発揮できる施工法を開発したり
マニュアル化したりする拠点と言う位置づけです。

その前身は快洗隊という洗車専門店であり
研究・開発と並行してラボとは呼びますが 
コーティング・洗車専門店という意味合いも強いのです。
特にIPOをされて上場企業化されましたので
成長発展を株主から求められるわけですから
キーパーラボの大量出店で企業成長を計られるのは当然です。

なんといっても専門店型のキーパープロショップの「はしり」であり
全国に100店舗の状況は またまだ開発が始まったばかりで
この先1000店舗ぐらいまで伸びる可能性を秘めています。


私たちはこの可能性に相乗りさせてもらったのです。



PCのOSがオープンソース型といって無償公開され
各自おのおの自由にアプリケーションソフトを開発したり
もっと使い勝手がよいように改良してもいいよ。 という時代になりました。

キーパープロショップも
ケミカルを使用することと
仕上がり品質を
高レベルに保つ事を守れば
自由にしていいよ。 
という開放型の集団なのは
創始者の「まず与えること すると与え返される」という思想に基づいています。

衰退するガソリンスタンド業界に 
油外収益の柱として
キーパーコーティングをしませんか? 
技術も指導しますよ 
マニュアルも公開しますよといって
惜しみなく提供されたのです。


そこをじっと眺めていたのが 
タイヤ業界で繁忙と非繁忙の格差に悩んでいた私たちだったのです。
そのころ いろいろな業種の人が「キーパー」に関心と機会を見い出そうとしていました。
タイヤ屋の私たち・美容室を経営されている人・自動車屋さん・コーティングで独立しようとする人
そういう人たちを排除せず 仲間に引き入れる寛容さがキーパーにはあります。


そのお陰で タイヤ屋であった私たちが
一店舗はタイヤショップ併設型のキーパープロショップとして運営し
キーパープロショップ岐阜店は専門店型として運営しているのです。


キーパー以外のコーティングブランドは秘密性・閉鎖性という特徴があり
キーパーの開放型という特徴と相反する面があるのです。


続きはまた明日。





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「キーパープロショップ」の研究と実践!   その1

2015年07月24日 | 経営
昨日紹介しました 
ヨコハマタイヤ トップブランド
アドバンデシベルが 大量入荷しました。

暑い中 配達御苦労様です。
配達主は布袋様のような人です。
購入された方には きっと福が到来します!
「他社様はまず注文されない本数」といって
ビックリされていました~。

人様とは違う生き方が スモールタイヤ商売の真骨頂なのです。
「高品質タイヤのお値打ち販売&取り付け」
価格と価値のバランスをしっかり説明できるベテランの存在
そのベテランが活かせる対面販売
お客様がタイヤ専門店に求める価値の追求・・「安さ」と「任せても安心という信頼」
絶対の安さならネットや量販店のPB品で充分

スモールタイヤ商売の価値を信頼してくださるお客様にお応えします。

                                                   
タイヤビジネスも多種多様性がある中で
私たちはスモールタイヤ商売と呼ぶ
小さな店を活かすやり方を追求しています。
その視界の中に いつの間にか入ってきた「キーパープロショップ」につて考えます。


「キーパープロショップ」と私たちは当たり前に呼び
当たり前のように認識している、 
しかし本当でしょうか?

お客様の立場は「キーパープロショップってなんだ?」と
知らない人が圧倒的に多いと考えられます。
また 「キーパーラボとキーパープロショップの違い」を
知っていおられる人はもっと少ないと思われます。

簡単にいえば「キーパー」ブランドのコーティング・洗車ケミカル・機械を使う
コーティング・洗車を行なう店のことです。
今日現在全国で4480店舗がキーパープロショップに所属しています。


小さなタイヤ小売店というタイヤ業界から 異端者の立場で
「キーパープロショップ」の洗車・コーティング業を
客観の視点で長年眺め 
そしてキーパープロショップを運営し実践する
私たちの考えを披露しますので
より一層「キーパープロショップ」の理解とご愛顧をたまわりたく存じます。


2008年末から登録が始まった「キーパープロショップ」は
キーパーコーティングの技術認定制度として発足し
事務局がケミカルメーカーのキーパー技研(株)内に置かれ
店舗認証や選手権や技術コンテストが開催されています。
参加資格はコーティング技術1級資格者が1名配置され
「キーパー」ケミカルを使い 高品質の洗車コーティングを行なう
プロ集団というもので フランチャイズビジネスではありません。

閉鎖的なものでなく 開放的で資格さえ取れば
誰でも参加できるのが特徴です。
但し ブランドイメージを棄損するような品質で
ブランドに迷惑をかけるのはご法度です。
そういった理由で 短時間に全国4480店舗まで伸びたのは
ガソリンスタンドさんのニーズにベストマッチした制度であるため
大挙して参加されたことが大きいと思われます。
現実に98%がガソリンスタンド内併設型キーパープロショップです。

この業界は燃料油の販売が減少して
1995年に6万店あったのが
2013年には3.5万店まで減少している業界で
何らかの差別化が求められている中で
キーパープロショップによる高品質な洗車・コーティングが
マッチしていることが参加された理由です。

私たちがキーパー技研(株)さんとご縁ができて
ケミカルと手洗い洗車機を購入し
当時のタイヤショップイマージンスゴウ店で
極上手洗い洗車とキーパーを始めたのは
2004年10月からです。
キーパープロショップ制度が始まる4年前で
洗車を始めたり理由が 
夏~秋がタイヤが売れず閑すぎて従業員さんがヒマ疲れしているのを
解消したいという単純な動機でした。

ところがところがこの決断がオオバケしてくるから
世の中は面白いのです。

当時 キーパーの知名度もまだ低く
これから普及しようという段階だったようです。
南海上で雲の塊が集まって 熱帯低気圧に成長しようなというところだったようです。
その熱帯低気圧が台風に成長し
キーパー技研さんは株式を上場されるまで成長されました。
私どもはその大きな渦を巻く流れに乗れたというのが
スモールタイヤ商売から車美容業への変化で
とても幸運な出合いだったのです。


続きはまた明日。






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アドバンデシベル破格値とタイヤ商売が季節商売化している現実!

2015年07月23日 | タイヤビジネス
梅雨明け宣言がでてから 
また梅雨の戻りのような感じでしたが
明日から真夏へ突入となりそうです。

移り変わる季節 移り変わる時代 移り変わる行動
世の中を見渡せば変わっていくことばかりです。
変わらないものは何ひとつない事だけが 変わりません。


タイヤ商売も 主体者でありながらどこかで
傍観するような客観視の視点を育てる事ができたのは
タイヤ屋が閑な時間が多く 
私の場合その時間を本を読むことに当てることが出来たからでしょう。
タイヤ屋が客観の視点を育ててくれたようです。


その視点から 今は消費飽和の時代であって
これといった欲しいものがなく 
タイヤに関してもどうしても交換する必要がある時期
夏タイヤ⇔スタッドレスタイヤの時期 
11月12月(冬)と3月4月(春)に
必要なら新品に交換しようとする 
時期寄せがユーザーの行動心理になっている感じです。


毎月まんべんなく売れるとよいと思うのは 
販売者のエゴだと最近では思うようになりました。
タイヤに嗜好品の要素はありますが
消耗品という要素が 
お客様の思いのなかで占めるウエイトが大きい時代になった感じです。

消費行動が多様化しているとする見方より
タイヤに関しては果一化しているという見方に軍配が上がります。
冬春に集中するのは そうしたお客様の心理を顕れである気がします。

この仮説が スモールタイヤ商売の方向性を導きだします。
非繁忙期の夏秋にまったく売れないわけではありません
車検という機会も 交換を決断される機会です。


現実を直視して 毎月平均に売れたらいいななどという
期待感を捨てないと・・・・・・・こういう時代なのかも!
                                             

春先に仕込んだブリジストンレグノの破格販売が凄い反響を呼びましたが
遂に弾切れです。

そこでその様相を眺めていたライバル 
ヨコハマさんに大量調達の話を持ちかけて実現したのが
レグノライバルのアドバンデシベルの破格販売
明日よりスタートします。





最高品質品の破格値は他店様の追随を許しません 
スモールタイヤ販売独自の販売手法です。





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ボタの草刈りと人口減の日本!

2015年07月21日 | 日記
春先に自動車免許を返納し 
自動車がある生活を失った実家の両親ですが
お陰さまで元気でいらっしゃいます。

月に一度は帰省してお手伝いをするようにしていますが
今回は畑のボタの草刈というリクエストをいただいて
昨日定休日を利用してやってきました。
「ボタ」というのは山間地にある田畑のノリ面というか
周囲と言うか田のあぜ道沿いに広がる雑草地のことで
田舎の集落でも昔は牛飼いが行なわれていて
牛のための牧草を集めたところです。

最近は牛の飼育も大規模化しましたが
以前は家の隣で飼育が行なわれていたのです。
集落も高齢化が進む一方で
ボタやあぜ道の草刈は 
地域奉仕の観点からも 両親には気になることなのです。

午後から天気が崩れるとの予報でしたので
軽トラックで川向こうの畑まで・・・・・。
集落を流れるのは輪川というのですが
子供の頃の遊び場でした。

あのドンドン(堰の落ち込み)で鮎やアマゴ それにうなぎを獲って喜び
あの茂みで ヘビに驚いたのやら 
あの石のしたに大うなぎが掛かったのを 思い出しました。

以前に比べ川も浅くなり 川の様相も大きく変わりました。
下流から上流まで護岸整備が行き届き
巨石や深みといったダイナミックさが失われたようです。


                                                  

西伊豆で電気柵の感電事故があったようですが
私の故郷でも田畑は電気柵や柵でで完全武装です。
イノシシ・鹿・タヌキといった動物が農作物を食い荒らすからです。
草刈をしているところも 
イノシシが穴を掘った形跡がいたるところにありました。
自家消費用の作物を作る畑ばかりですが
動物による被害は 馬鹿にならないようです。
「年寄り」が子供や孫にご近所へと
精を込めて作るのですが 何とか人と動物も共存共栄できるといいですね。

昔に比べ 鹿が大量に増えたようです。
30年前の我が家は 
祖父母・両親・子供三人の7人家族でしたが
今では両親だけです。
 
再び田舎が輝く時代は来るのでしょうか?
なんとなく来そうな感じはしますが 
200年後くらいでしょうか。


                                                  


日本はこれから大きく人口が減る時代を迎えます。
私の故郷のように すでに限界集落の様相を示しているところも
全国津々浦々多数に広まってるようです。

先日 OKB総研という大垣共立銀行系のシンクタンクが主催した
講演会に参加しましたが 日本の総人口は
2010年 12.806万人
2040年 10.728万人
2060年  8.674万人
今後人口減少が加速度的に進行する見込みだそうです。
国の担当者の方は 大きな危機感をもっておられました。


どういった政策によって 
どういった未来を描こうとしているのか
とても興味のある
講演会でした。




100年続く企業にしていこうとするとき
どうしても考慮すべき大きな変化に遭遇しています。





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「タイヤ」に対するお客様の心理はいかに!

2015年07月20日 | タイヤビジネス
タイヤビジネスに関わって30年ほどたちました。
カー用品店でタイヤを担当させてもらってから
私とタイヤのご縁は始まったのです。

その頃はバイアス構造のノーマルタイヤから
ラジアル構造を持ったタイヤの高性能化が始まったときで
扁平タイヤが当時のスーパーカーブームに寄り添って話題となり
ピレリタイヤがその代名詞で 
何とか自分お車に装着したいと思っていた時代です。
タイヤに限らず自動車に強烈な憧れを抱いたものでした。

タイヤの販売方法は アルミホイールとセットで
憧れのブランドタイヤを売り込めば
お客様は満足されて カーオーディオやショックアブソーバー
マフラー・ステアリングなど興味の対象を
次々と買っていかれました。

                                               

自動車自体が未完成な時代で 
車を買ってからパーツを装着して喜び
情報はカー用品店に入り浸って仕入れたり
カー雑誌を読みまくって 次の給料で買うモノを決めて行きました。

携帯電話スマホがありませんから
自らで向いて買い物をする時代だったのです。

                                               

そして現代は 自動車の完成度はとてつもなくよくなり
始めからそれなりの格好よいアルミホイールは付いて
気に入ったハンドルに交換しようにも
エアーバックが埋め込まれて取り外し交換もできません。

興味の対象は自動車から 
スマホやゲームに移り変わり
タイヤへの関心も残り溝があるかまだ使えるか程度まで
下がってしまいました。


タイヤへの関心が下がった理由
・モノ作りのレベルが上がり タイヤメーカーの作り込み信頼度が高まった・・・・何を買ってもハズレ無し。
・自動車そのものへの関心度が低下した。
・情報化が進んでタイヤへの関心が細かい事となり 車検のとき任せてしまう。


売り手のとしての私は
若い頃は情報の最先端を握るのが 売るための能力でした。
若いスタッフを集めると 周囲にいる友人知人が
大挙して集まり売れに売れた時代です。
大体35歳まではそれが通用しました。

その頃になると若いスタッフはおっさんになり
周囲の友人知人もおっさん化して
当然結婚し育児に関心が移り 車への愛着も薄れます。

スタッフのおっさん化というのは
避けられない宿命です、
おっさん化を生かしていく道を
探す必要性が生まれます。

若者をスモールタイヤ商売に取り込んでも
もはや彼らの周囲に車好きはいませんから
私たちが商売を学んだ基盤が既に
崩壊してしまっています。
当然 若者が販売の主役に立てる環境ではなくなっています。

おっさん化を武器にしていく道と 
若者を主役に据えて伸ばしていく道
二つの課題を解決したのが「タイヤ」と「キーパー」の組み合わせです。
これによって おっさん化のタイヤショップが
また時代のニーズに合ってきたようです。



お客様の中には 安い商品で満足と言う層も
良いモノを納得して買いたいとする層も
混在しているのです。

後者のニーズに おっさん化は安心感をもたらすのです。
経験と智恵という遺物のように扱われるものが
タイヤ販売でまた輝きを持ち出しました。

理由は明快です。 
ネットは安いけど取り付けはしてくれません、
タイヤは装着という作業を含めた価値で一体化で購入したいのです。
トラブルがあっても気軽に相談できる店の存在は
安心なのです。
誰でも 他社で買ったタイヤのパンク相談を
専門店には持ち込みにくいのです。
それでも温厚そうなおっさんの店なら相談しやすそうです。

量販店は賑やかで入りやすいのですが
若造が上目線で接客しそうな気がしますし
技術もたいしたことなさそうです・・・ピットはアルバイトさんが多い。
この様に時代の変化で 
量販店は限りなく効率化を重視するようになり
「人」をコスト判断優先するようになりました。
「人」をコスト扱いすればレベルの低下は当然の帰結です。


効率化が進んだお陰で 「人」レベルが低下した量販店と
おっさん化は進みましたが「人」レベル経験知・問題解決の智恵が集積しているスモールタイヤ商売
勝手にまったく違う土俵に乗れてしまったのです。
他店を批判するのではありません 
効率化を推進すると人件費を削るのは明らかな事です。


同じタイヤ商売を長く続けるうちに
他店様にいない 有能なベテランスタッフが揃うという時代を向かえただけです。
それを他社様は効率化の名目でカットしてしまった。
これこそ進化をしないことが 
環境に適応してきたという弱者の弱者でも
世の中には多様性が必要だとする証拠です。

車美容業が伸びていくなかで 
おっさん化したスモールタイヤ商売も
世の中になくてなならない大切な店だと
時代が証明してくれそうです。
タイヤ小売業で 売って付けるだけを大切にしていたら
みんな進化して 取り残されたと思ったけれど
取り残された事が 勝手に差別化につながった幸運さの極みです。


亀の戦略です ウサギ達は走り去って効率化で疲れきっているのです。
チャンス到来です!

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