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ボタの草刈りと人口減の日本!

2015年07月21日 | 日記
春先に自動車免許を返納し 
自動車がある生活を失った実家の両親ですが
お陰さまで元気でいらっしゃいます。

月に一度は帰省してお手伝いをするようにしていますが
今回は畑のボタの草刈というリクエストをいただいて
昨日定休日を利用してやってきました。
「ボタ」というのは山間地にある田畑のノリ面というか
周囲と言うか田のあぜ道沿いに広がる雑草地のことで
田舎の集落でも昔は牛飼いが行なわれていて
牛のための牧草を集めたところです。

最近は牛の飼育も大規模化しましたが
以前は家の隣で飼育が行なわれていたのです。
集落も高齢化が進む一方で
ボタやあぜ道の草刈は 
地域奉仕の観点からも 両親には気になることなのです。

午後から天気が崩れるとの予報でしたので
軽トラックで川向こうの畑まで・・・・・。
集落を流れるのは輪川というのですが
子供の頃の遊び場でした。

あのドンドン(堰の落ち込み)で鮎やアマゴ それにうなぎを獲って喜び
あの茂みで ヘビに驚いたのやら 
あの石のしたに大うなぎが掛かったのを 思い出しました。

以前に比べ川も浅くなり 川の様相も大きく変わりました。
下流から上流まで護岸整備が行き届き
巨石や深みといったダイナミックさが失われたようです。


                                                  

西伊豆で電気柵の感電事故があったようですが
私の故郷でも田畑は電気柵や柵でで完全武装です。
イノシシ・鹿・タヌキといった動物が農作物を食い荒らすからです。
草刈をしているところも 
イノシシが穴を掘った形跡がいたるところにありました。
自家消費用の作物を作る畑ばかりですが
動物による被害は 馬鹿にならないようです。
「年寄り」が子供や孫にご近所へと
精を込めて作るのですが 何とか人と動物も共存共栄できるといいですね。

昔に比べ 鹿が大量に増えたようです。
30年前の我が家は 
祖父母・両親・子供三人の7人家族でしたが
今では両親だけです。
 
再び田舎が輝く時代は来るのでしょうか?
なんとなく来そうな感じはしますが 
200年後くらいでしょうか。


                                                  


日本はこれから大きく人口が減る時代を迎えます。
私の故郷のように すでに限界集落の様相を示しているところも
全国津々浦々多数に広まってるようです。

先日 OKB総研という大垣共立銀行系のシンクタンクが主催した
講演会に参加しましたが 日本の総人口は
2010年 12.806万人
2040年 10.728万人
2060年  8.674万人
今後人口減少が加速度的に進行する見込みだそうです。
国の担当者の方は 大きな危機感をもっておられました。


どういった政策によって 
どういった未来を描こうとしているのか
とても興味のある
講演会でした。




100年続く企業にしていこうとするとき
どうしても考慮すべき大きな変化に遭遇しています。





コメント
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