キーパーラボさんを マネすること二つ 「今」と「今」に到るプロセス！

２０２０年　東京オリンピックのシンボルデザインが
マネとかパクリと非難されて白紙撤回されました。

ＰＣやインターネットの便利さを享受する時代
いろいろネットサーフィンを繰り返すうちに
参考にして切り取って加工することが
たやすく出来る時代ですから
デザイナーのパクリ的なモノを探して　
足を引っ張るのも簡単に出来てしまいます。

特にデザインについては
「ベルギーの美術館のデザインに似ている。」
このところが始まりだった気がします。

人の顔を見ればわかりますが
目の位置　鼻の位置　口の位置はみんな同じです。
それでも誰もマネするな　パクッタなとは申しません。
デザインも○△□の組み合わせで　
似てはいますが違っているから　
「パクッタだろ真似しただろ」は言いがかりのような気がします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

洗車ビジネスの師匠は　キーパー技研(株）さんと谷社長です。
タイヤ業界から入門した素人ですから
全て真似することから始まりました。

技術を学び　洗車商売を学び　そして思想まで学び
実践を通じてお客様に提供し商売を営んでいます。
学ぶとは真似すること取り入れることですから
ビジネスの世界では真似することは生き残ることです。

師匠も　全部マネして自分のものにしてくださいとおっしゃいます。
店舗の名前をつけるとき　それはキーパー研修会の席でしたが
「店名をキーパープロショップ岐阜店としたいのですがいいですか？」と
大勢の前で尋ねました。
当時　先輩格のキーパーラボ岐阜店さんがフランチャイズとして
先に営業をされていましたので　キーパープロショップ岐阜店という名前は
紛らわしいので前もって了解を得なければならないと考えたからです。

ある意味　私の作戦は昆虫の擬態と似ています。
ナナフシという昆虫はどう見ても枝にしか見えません。
それと同じように　キーパーの岐阜店という短縮したイメージで
先輩格のキーパーラボ岐阜店さんの陰に隠れて
何食わぬ顔をして営業をするのです。
キーパーラボ岐阜店様はフランチャイズ店で運営企業は東海石油様
キーパープロショップ岐阜店はフランチャイズでなく運営は私ども(有)イマージン
何が違うのといわれるとメニューや価格も同じですが
運営企業が違うだけで同じですがスタッフが違うのです。
ユニフォームもほぼ同じ　
真似したのは私たちです。
母体がタイヤ専門店ですから洗車ビジネスの異端児みたいな感じです。


師匠のキーパーラボさんを真似てキーパープロショップを作って思うことは
スタッフに真似しなさいというと　
当たり前のことですが「今」の最新を真似します。
しかし　開業から四年過ぎてやっとわかってもらえることですが
キーパーラボさんがキーパーラボさんに到るプロセスを
真似することが実は一番重要な事なのです。

曲がりなりにも私も土俵は違いますが　
商売の創業者でありプロですから　
結果としての最新店舗を真似するより
そこに至る因とプロセスを学ぶ事をしないと
店のマネだけで繁盛の継続に至らないのを知っています。

しかしプロセスの大切さは
ある程度時間経過して始めて指導できることであり
開業したての店舗に　それを言ってもないも始まらないのです。

技術は体験を通じて上手になるでしょう
現実に今年のキーパー選手権で
弊社の大山チーフは　
東海チャンピオン戦優勝と全国チャンピオン戦３位の成績を納めました。

洗車のビジネスを真似するには
店をキーパーラボさんと同質にしておいて
実績の差異を目の当たりにして　
始めて素直な目が開くのです。

同じなのに何が違うのか？
これを探求するには　今に到る因とプロセスを研究するしかありません。
それが「温故知新」という言葉の意味です。
形はお金を出せば真似できます　
それだけでなく思想やプロセスにお宝が眠っているのです。

すると見えてくるものがあります、
思想が中心に据わっています　
中心があるから技術が生かせるのです。
もはやマネでなく　共鳴すると言うほうがマッチしています。



キーパーコーティングの多様性のなかで
ありがたくも私たちは生かされています。

未熟なのはわかった上で　お役に立てることは何か？
私の場合　見過ごされる端っこをキレイにすることです
コンテナの端っこを拭いて感謝の気持ちを込めるだけです。

主役達が主役らしく働いてくれるありがたさ
店が舞台として存在してくれるありがたさ
そしてお客様がゲストとしてご来店いただけるありがたさ

たくさんのありがたさに囲まれて　
ありがたさを表現しようと思えば
行き届きにくいところがちゃんと待っていてくれるありがたさ。
お陰でさっぱりしました。