内容には満足していますが、価格的な事を考えると、一体辺り2,100円と言う設定からして、完成体のサイズが1/100クラスと小さいのが気になります
1/100の旧キットが300円だった事を考慮すると、可動とスタイルが良くなったとはいえ、7倍の価格設定はちょっと考えものですね
旧バンダイのキットよりは、コトブキヤのレジンキットに近いスタイルになっています
可動部は、これまでのスーパーミニプラと同様のものになっているので、現行のHGキット並みと考えてください。
パーツ構成的には、成形色のパーツ分割を考えての配慮がされているので、造り易いキットになっています。
バックパックは、設定より若干大きい様な気がしますが、バランス的には良い感じになっています
バックパック下部が結構大きく可動するのですが、腰自体がそこまで可動しないので、どういった使い方が出来るのか不明です。
胸部横の取っ手状のパーツですが、構造的には上手く出来ていますが、外れ易いので接着した方が無難です。
レーザード・ライフルが、バックパックに装着出来ます
この状態の再現は、バンダイ製の1/100・1/72キットでは取り付け出来ず、コトブキヤ製のレジンキットでも付けられそうで付けられず、現状では1/48のR3レイズナーでしか出来なかったので、ちょっと嬉しいです。
本来は、もう少し下に配置されるのですが、バックパックのバーニアと干渉するので、この辺りが位置的には良いようにも思えます。
パーツ交換とエフェクトパーツを使用して、カーフ・ミサイルの発射状態が再現来ます
カーフ・ミサイル自体は、脹脛部から着脱しないといけないのですが、これが意外と外し難くなっていて、気を付けて作業しないとパーツに傷を付けますので、気を付けて外すようにして下さい。
ミサイルの主翼が展開したパーツにエフェクトパーツを接続して、バックパックに取り付けて固定します。
レーザード・ライフルは両手で構えることが出来るように、左手用のレバーを展開出来ます
展開したレバーを左手で握ると、ちょっとポーズが固定になってしまうので、平手を添えるようにした方がポーズを付け易いです。
脚部の可動範囲が広いので、多少無理なポーズを取る際も安定して行えます。
ボトムズ系のアームパンチは再現されませんでしたが、ナックル・ショットは再現されました
ナックル・ショットの可動は、1/72の時に検討したのですが、ナックル・ショット部分が収納状態の時に、結構手の甲から離れてしまうのが問題でした。
このキットの場合も、手の甲との距離は克服されてはいませんでした。