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一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

乃木坂46の伊藤かりんさんは、女優の水沢アキに似ている。

2016-05-26 01:17:52 | 似ている
日付変わって今日5月26日は、乃木坂46の伊藤かりんさんの23歳のお誕生日。おめでとうございます!!
その伊藤かりんさんは、女優の水沢アキに似ていると思う。
まず伊藤かりんさんは1993年、神奈川県生まれ。子供のころよりアイドルに憧れる。いくつかオーディションを受けたが、すべて落ちた。乃木坂46の第1期生オーディションにも落ちてさすがにアイドルを諦めかけたが、2013年、第2期のオーディションを受けたところ、見事合格した。
翌2014年1月、正規メンバーに昇格した。
芸能活動のターニングポイントになったのは、同年4月。BSフジの将棋番組に乃木坂46が出演することになったのだが、グループ内で将棋のルールを知っていたのが伊藤かりんさんだけだったことから、白羽の矢が立った。
これを機に本格的に将棋の勉強をはじめ、2015年4月にはNHK「将棋フォーカス」の司会に抜擢された。
番組を観れば分かるが、伊藤かりんさんは将棋と将棋界のことを実によく勉強している。ちゃんと内容を理解して、しっかり受け答えをしているのが見て取れるのだ。
将棋は中飛車を得意とし、日本将棋連盟からは1級の認定状を授与された。アイドルが将棋に夢中になるなどふつうはあり得ないことで、将棋界にとってその功績は、計り知れないものがある。
私は伊藤かりんさんを今後も応援したい。

水沢アキは1954年12月5日、東京都生まれの61歳。スカウトされ、1972年に芸能界デビュー。青春ドラマを中心に活躍した。
その容姿と笑顔は名前のごとくみずみずしく、私が知る限り、芸能界の歴代No.1だった。
ちなみに私が好きな役は、「遠山の金さん」の密偵・お京と、「太陽にほえろ!」のゴリさんの恋人・麻生晴子である。どちらも最後は不幸な役回りになったが、それだけに印象深い。
また水沢アキといえば、清純派女優でありながら、男性誌のグラビアでその肢体を惜しげもなく披露していたことで知られる。
1997年に発行された「水沢アキ写真集 AKI MIZUSAWA 1975-1995」は、篠山紀信撮影による集大成的な写真集。私は何年か前に、ネットで新刊本を購入することができた。実はまだ見ていないのだが、彼女を鑑賞することが老後の楽しみとなっている。
水沢アキはメディアへの出演がなくなってしまい、さびしい。齢も還暦をすぎ、ややみずみずしさは失われているかもしれないがそこはそれ、いつか芸能界に戻ってきてくれると私は信じている。

伊藤かりんさんと水沢アキは、顔のパーツが似ている。とくに鼻と口元がそっくりだと思う。
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第1期電王戦終わる

2016-05-25 22:24:25 | 男性棋戦
さる21日・22日に比叡山延暦寺で、第1期電王戦第2局が行われた。
PONANZA先勝を受けての最終局。将棋ソフトの棋力は棋士のそれを上回っている、というのが私の認識なので、この将棋もPONANZAがいかに勝つか、に興味があった。
山崎隆之八段の先手で初手▲7六歩。以下矢倉模様になったが、13手目▲5七銀が波紋を呼んだ。銀が一間とびに並んで、桂馬があれば△6五桂と打ちたい。そこでPONANZAは16手目△7三桂と跳んだ。
さらに△6四歩~△6五歩と、PONANZAは早くも仕掛ける。善悪は分からないが、後手に先攻されて先手はおもしろくないのではないか。居玉というのも不安だ。が、この局面は最初から避けることができたはずで、裏を返せば先手が誘導したとも取れる。とはいえ…。
36手目△5四歩の突き上げが驚異の一手だった。5三の地点には3つ利いているから理論的にはあるのだろうが、人間では指せない手だ。もっとも△5四歩は、加藤一二三九段が中原誠王将の対中飛車に指した▲5五歩も想起させ、理外の理の好手かもしれなかった。
△3一玉の局面で山崎八段が封じた。ここでソフトの評価は-300だったらしい。私の思い込みのひとつに、ソフトに差をつけられたら挽回できない、がある。たかが-300、されど-300で、これは山崎八段、第1局ほどでないにせよ、第2局も苦戦するのだろうなぁと思った。
2日目、山崎八段の▲1三歩に、PONANZAの△同玉が疑問だったらしい。ソフトは疑問手を指さないと信じていたので、これは意外だった。
ここで山崎八段にチャンスが巡ってきたが、直後の▲6五歩が疑問手のお返しで、またPONANZAがよくなったらしい。
山崎八段は6五の地点で桂得を果たすが、手番を握ったPONANZAは△7九銀から反撃する。以下の攻めは流れるように華麗で、別の意味でソフトの指し手とは思えなかった。
最後は先手玉を即詰みに討ち取って、幕。手順に△1三同桂と取った手が詰みに一役買うあたりはシャレていて、PONANZAはどこまでもお見通しなのだと感心した。全局を通じて指し手に一貫性があり堂々としていて、私は2014年3月15日に指された菅井竜也五段VS習甦戦の、習甦の将棋を思い出したものだ。
かくして第1期電王戦は将棋ソフトの快勝で終わった。山崎八段も大健闘だったが、戦う前から負けているふうだった。あれだけ頭を垂れていては、勝てる将棋も勝てない。事前の練習対局で、ソフトに相当痛い目に遭ったのだろうか。ともあれ、お疲れさまでした。

ところでこの本局について橋本崇載八段が、ツイッターで「誤解しないでほしいのは、彼は将棋で負けたのではなく将棋に似たゲームで負けただけ、ということです」とつぶやいたらしい。
その心がよく分からないが、この言葉こそ誤解を招きそうである。私がツイッターを書くのも読むのも嫌いなのは、字足らずの文章をまきちらすことで、読者に誤解を与えるのを恐れるからだ。
持ち時間8時間の将棋で山崎八段が完敗した今、上記のつぶやきはプロ棋士の言い訳にしか聞こえなかった。
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第6期女流王座戦一次予選の、枠抜け予想の答え合わせ

2016-05-24 21:30:12 | 勝敗予想
さる22日(日)に、第6期女流王座戦の一次予選が行われた。当ブログでは枠抜け者20人の予想を行ったので、今日はその答えあわせをしよう。
◎は私の予想。間違えた場合は、枠抜け者に※を付した。

1枠
渡辺弥生女流初段×(◎島井咲緒里女流二段×※カロリーナ・ステチェンスカ女流3級)

2枠
◎中澤沙耶女流初段×(上田可奈子アマ×相川春香女流初段)→正解

3枠
※貞升南女流初段×(◎鹿野圭生女流二段×石高澄恵女流二段)

4枠
◎北村桂香女流初段×(ヴィクトリヤ・ミハイロブナ・リャスニャンスカ・アマ×野田澤彩乃女流1級)→正解

5枠
◎渡部愛女流初段×(久津知子女流初段×真田彩子女流二段)→正解

6枠
◎上田初美女流三段×(北尾まどか女流二段×水町みゆアマ)→正解

7枠
◎室谷由紀女流二段×(大庭美樹女流初段×藤田綾女流初段)→正解

8枠
◎熊倉紫野女流初段×(山口絵美菜女流2級×野原未蘭アマ)→正解

9枠
◎長沢千和子女流四段×(※迎琉歌奨励会6級×高群佐知子女流三段)

10枠
◎山田久美女流四段×(小高左季子アマ×※里見咲紀女流2級)

11枠
◎清水市代女流六段×(頼本奈菜アマ×蛸島彰子女流五段)→正解

12枠
◎岩根忍女流三段×(※今井絢アマ×船戸陽子女流二段)

13枠
◎鈴木環那女流二段×安食総子女流初段→正解

14枠
◎山根ことみ女流初段×塚田恵梨花女流2級→正解

15枠
◎飯野愛女流1級×※斎田晴子女流五段

16枠
※中村桃子女流初段×◎村田智穂女流二段

17枠
※室田伊緒女流二段×◎中倉宏美女流二段

18枠
◎山口恵梨子女流初段×和田あき女流初段→正解

19枠
◎竹部さゆり女流三段×※長谷川優貴女流二段

20枠
◎千葉涼子女流四段×※高浜愛子女流2級

以上、正解10、間違い10。かなり考えたのに正解率5割とは女流王将戦の時と同じで、これなら丁半バクチと変わらない。2ちゃんねるの某氏の結果予想を見るまでもなく、かように予想は難しいということだ。
今回は、カロリーナ女流3級、里見女流2級、今井アマ、高浜女流2級の枠抜けが見事だった。とくに今井アマは、現在タイトル戦を戦っている岩根女流三段を破った星が光る。
LPSA勢は7人が参戦し、枠抜けは渡部女流初段のみ。もはや見慣れた結果だが、敗退した6人は情けない。今さら奮起を望んでもしょうがないが、LPSAファンをがっかりさせたくなかったら、もっと勉強して勝ってほしい。
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5月7日の大野・植山教室(4)

2016-05-23 19:58:11 | 大野・植山教室
Og氏の教えは、▲5七銀型がまずく、▲5六銀と構えるべき、だった。ただ、上手は△5四金と据えているので、▲5六銀の効果が薄い面もある。また植山悦行七段は▲5七銀~▲6六銀型を推奨しており、このあたりの善悪は分からない。
植山七段やおもな生徒はすでに退席しているが、晩飯組はまだ残っている。最終7局目はShin氏と指すことにした。
Shin氏はここまで全敗らしい。氏には前期のリーグ戦で連敗しているので、ここで借りを返したいところである。
Shin氏の先手で、横歩取り模様の出だし。▲2四歩△同歩▲同飛に、私は△2三歩。あえて不利な変化に飛び込み、闇試合に引きずり込もうの意図である。
Shin氏はそれに乗らず、▲2八飛。私は△8六歩▲同歩△同飛。これにShin氏が▲9六歩としたので、私はありがたく横歩を取った。

第1図から、▲6六角△2五飛▲2七歩。そこで△5四角と打ち、一本取ったと思った。
以下▲3九銀△2七角成▲同金△同飛成(第2図)▲2八歩△2五竜となり、後手は角金交換の駒損ながら、竜を作って十分。この将棋は負けられないと思った。

将棋は以下、Shin氏が9筋を攻め、私は中央から殺到するという展開になった。
私は駒損を回復しながら攻めたのでなお差が広がったのだが、ここらでふるえまくり、その差は急接近。Shin氏にも勝機は出たはずだが、そこで私に桂を渡したのが疑問だったと思う。私は△2六桂と王手に打ち、これでイケルと思った。
以下先手玉を追い込み、最後は即詰みに討ち取った(この手順を記したいのだが、忘れてしまった。部分図だけ掲げておく)。

たまたま観戦していたOg氏が、「詰みがあったら詰ましにいくあたり、大沢さんらしいですね」と褒めてくれた。
Shin氏は竜を作られたあたりで「投げようと思った」。それならホントに投了してほしいところ。まあ、本局は私が勝ったからいい。
これで今日の将棋は終わり。7局指して3勝4敗はまずまずであろう。
引き続き私は、Og氏に今日の将棋を見てもらう。その前に2局目、第1図の局面で某氏が指した手を考えてもらった。ところがどの手も当たらない。△7一金!まで挙がったが、「△5一金右」は最後まで出なかった。

げに不思議な金寄りだったが、Fuj氏によると、離れ駒を作らないという意味で、この手も考えられるという。
Sar君との将棋も見てもらったが、Sar君に▲5四歩と仕掛けられたところでは、先手もういけないという。その前に工夫しなければいけなかったようだ。
「相振り飛車はやめたほうがいいですよ」
とOg氏。その心が分からぬが、将棋は自由に指すものなので、この忠告は受け入れられないところである。
Og氏には、対中飛車の秘策を教えていただいた。
Fuj氏が、「大沢さんのブログ…。○君の将棋をビョーキと書いたり、△さんが詰み上がりまで指したのをなじったり…あれはマズイですよ」みたいなことを言う。
どちらも数ヶ月前の記事で、何でこれを今持ち出すのか。ちなみに前者は該当部分をとっくに削除しているし、後者は実際に相手に言ったことを文章にしたまでだ。第三者にとやかく言われる筋合いはないのである。
今日のFuj氏は将棋ペンクラブについてもいらぬ一言があったし、何か挑戦的だ。

さて、食事会である。お店はいつものように、駅近くのインドカレー屋。参加者は大野八一雄七段、W氏、Tod氏、Fuj氏、Shin氏、Ok氏、Yam氏、私の8名。
大半がセットメニューを頼む。私は2日後の検査を控え、複雑な気分だ。
「大沢さんは横歩取りが強いですね」
とShin 氏が言う。私は横歩取りのような過激な戦法は好きではないが、勉強と思って指している。Shin氏にそう言ってもらえたのはうれしかった。
「大沢さんの旅行記はつまらない…」
とFuj氏がつぶやく。私のブログを言っているのだろう。旅行記を書くくらいなら、将棋の記事を書いてくれ、ということだろうか。
そういえばむかし棋友から、「あなたのブログはつまらない。週2回の更新でもいいから、おもしろい記事を書いてほしい」と言われたことがある。
私などは、毎日ブログを更新するブロガーがいたら、内容に関係なくねぎらいの言葉をかけたいところだが、読者とは厳しいものである。
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5月7日の大野・植山教室(3)

2016-05-22 21:54:01 | 大野・植山教室

第3図以下の指し手。▲1三角△3二銀▲5二歩△6六歩▲5一歩成△同銀▲同竜△同玉▲5三香△同金▲6二銀△4一玉▲5一金△4二玉▲5三銀成△同玉(投了図)
まで、大野七段の勝ち。

私は▲1三角と打った。これが地味ながら▲3一金△5二玉▲7二竜の詰めろになっている。大野八一雄七段は△3二銀と香を掃い、私は▲5二歩。これが詰めろになっていれば話は早いのだが…。
▲5二歩を△同玉は▲6一竜なので、大野七段は△6六歩。これを▲同金では寄せが速くなると見て、私は▲5一歩成△同銀の後、▲同竜からの詰みを考える。だがどう考えても詰み筋が見つからない。
しかしあまり長考しても周りに迷惑なので、私は予定通り▲5一同竜と切り、△5三同玉まで投了した(投了図)。

両者しばし無言。大野七段が「▲6二成桂でそっちの勝ちでしょ」と口を開いた。
「えっ?」
「△6七歩成に▲同歩で上が広いから、詰まないでしょ」
「あっ」
要するに、△6六歩の時、黙って▲6二成桂(参考図)と入れば上手玉は必至。以下△6七歩成で金は取られるが、下手玉の上が広いから、下手が勝っていた。▲6七同歩に△2一銀と引いても、▲3一金△同銀▲5一竜で詰む。

もっともこれは下手がうまくいきすぎで、大野七段の△3二銀では、△5三金と開かれるくらいでも、下手の攻めがむずかしかったと思う。
「終盤は二人がかりになっちゃったねえ」
「はあ、角が手に入っておもしろくなったと思いました」
いくら逆転しても、再逆転されては意味がない。
はああ…。どうも今日は勝ち運に見放されている。植山悦行七段だけだ、私を癒してくれるのは。
「大沢さんは穴熊を悪くいうから…」
とFuj氏。言わんとすることは分かる。先日の世田谷花みず木女流オープン戦の記事で、私が穴熊を悪く書いたことを言っているのだ。
だがあの記事は、解説者や対局者の言葉を忠実に起こしたに過ぎない。そこにクレームを付けられても困る。
時刻は午後5時50分を回っている。教室は5時までだからもうお開きのはずで、大野七段も「これからは閉席時間を厳守する」と述べていたが、もはやふつうに5時を過ぎ、大野七段の宣言はなしくずし的になっている。
私がヒマそうにしているのを見て、Og氏が対局に誘ってくれた。Og氏は大野七段の兄弟弟子で、元奨励会有段の実力者。退会後はブランクもあったが、棋力に衰えはない。
私の先手で▲2六歩△8四歩。Og氏は振り飛車党だが、居飛車も指す。ここから私の指し手がおかしかった。▲2五歩△8五歩としてひねり飛車を目指したものの、途中で気が変わって横歩取りを目指す。でもそれもやめて、結局ひねり飛車にした。
しかしその代償に▲8七歩と打っており、これはおもしろくなかった。
私は▲5七銀型から▲4六歩と突く。さらに▲4五歩と取り込んで指せると思ったのだが、第1図以後の手を間違えた。

図からOg氏は△8五桂。私は▲4六銀と位を確保したが、逸機だった。当然の△7七桂成に取りようがないので呆れた。
予定では▲同金だったが、△6五金と出られて下手敗勢。それで▲7七同飛と取ったが、これではダメだ。
本譜はOg氏がすぐに飛車を取らなかったので私は▲4四桂としたが、後でこの桂を取られて指し切りがはっきりした。
もう投げたいところだが、相手がOg氏ではそうもいかない。それでも十数手指して、もはやこれまでと投げた。Og氏も納得してくれたようだ。
感想戦。図からの△8五桂はふつうに▲同桂と取るところだったらしい。以下△8五同歩に▲8八角が捌きの継続手。△同角成▲同金(参考図)となれば、先手がノビノビしている。私はまったく浮かばず、ひねり飛車を指す資格がないとさえ感じた。

(つづく)
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