一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

王将戦の渡辺名人VS豊島九段戦は、豊島九段の勝ち

2022-11-18 00:04:46 | 将棋雑記
最近、ノートパソコンのキーボードの調子がますます悪くなった。具体的には「A」「I」「U」「N」の感度がものすごく悪い。ふつうに叩いていたのでは反応しない。といって力強く打つと文字が重なってしまう。
そんな感じで、文字を打つのに通常の2~3倍の時間がかかってしまう。まったくイライラし通しで、もう買い替えるしかない状況である。
前回のソニーVAIOもひどかったが、DELLにも本当に失望した。もうDELLは買わない。

   ◇

15日は第72期王将戦挑戦者決定リーグ・渡辺明名人VS豊島将之九段の一戦が行われた。
ここまで渡辺名人は1勝4敗、豊島九段は3勝1敗。渡辺名人は陥落が決定しており、完全な消化試合。いっぽう豊島九段は、5勝0敗の羽生善治九段を追い越すために、もう一戦も負けられない。
豊島九段は一心不乱に指すしかないが、渡辺名人の気持ちはどうなのだろう。渡辺名人はドライな考えがあるので、こんな消化試合に研究手は出さない。むろんw棋譜は後世に残るのでいい加減な手は指さないが、そこまで力は入れないだろうとは思う。
ただ、自身の勝敗如何によって、羽生九段のタイトル戦登場が決まるわけだ。藤井聡太王将VS羽生九段となれば今年度一番の盛り上がりになること必至で、それを渡辺名人がどう思うかだ。しかし考えても仕方がないので、そこは盤上に集中するのだろう。
将棋は気軽に指したほうが読みが冴え、望外の好手が出現する場合がある。よって勝敗の行方はまったく分からなかった。
将棋は豊島九段の先手で角換わりになった。以下渡辺名人が△6五歩と先行したが、これが斬新な手だったらしい。
王将戦は無料中継がないので、ネット掲示板のおしゃべりを見るのみ。かなりもどかしかった。
将棋は渡辺名人有利で進んだが、逆転されたようだ。
結局、113手まで豊島九段の勝ち。渡辺名人も時間一杯まで戦ったらしく、それがこの将棋の価値を高める証左になったが、そこまでだった。
これで豊島九段は4勝1敗。この前までは挑戦まで4連勝が必要だったが、ついにあと2勝までこぎつけた。あとは羽生九段との本割に勝ち、プレーオフで勝てば、挑戦権獲得である。
いっぽう羽生九段は本割かプレーオフのどちらかに勝てばよく、つまりこの関係は棋王戦挑戦者決定二番勝負と同じ構図である。最終決戦は22日。当日はネット掲示板を楽しみたい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする