一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

東十条囲碁将棋サロンで2局

2014-12-01 00:07:48 | 東十条囲碁将棋サロン
11月28日(金)は、かなり久しぶりにジョナ研があった。王子ジョナサンはあまり早く入ると味がわるいので、その前に東十条囲碁将棋サロンで時間をつぶす。
今回の参加者は私とHon氏のみ。待ち合わせは慣例で午後6時だが、きょうは私がATMに寄ったので、入店が20分くらい遅れてしまった。
Hon氏は小林健二九段の棋書を片手に、将棋の研究中だった。相変わらずの将棋バカぶりで、私など足元にも及ばない。将棋客はほかにおらず、囲碁客は向こうのテーブルにひとかたまりになって、研究を行っていた。
早速対局となり、振り駒で私の後手。窓外はとうに日が暮れて、これならこの時間に将棋を指しても気が引けない。将棋はHon氏の正調四間飛車に、私は△5三銀左から棒銀に出る。
▲6五歩に私は角を換わって△2二角だが、Hon氏は▲7八歩と大人しく受ける。
私は飛車を取って△6九飛だが、これは早まった。

以下の指し手。▲6四歩△同歩▲8三角△7三飛▲5六角成△7五歩▲7八馬△4九飛成▲同銀△7六歩▲6六角△4四銀▲8四角△7四飛▲8三飛 以下、Hon氏の勝ち。

Hon氏は▲6四歩。私はさして考えもせず△同歩だが、▲8三角から馬を作られて困った。
私は△7五歩の銀取り。▲7八馬に△4九飛成で、私の二枚換えとなる。Hon氏はうっかりしたふうだったが、馬の力が大きく、これでも後手容易でない。
直後の▲6六角が厳しい。△4四銀に▲8四角と銀を取り返されては、後手相当ヤバイ。
△7四飛も疑問で、Hon氏に▲8三飛と打たれ、大勢決した。以後も未練がましく指したが、差は広がるばかりだった。
感想戦では、△6九飛で△7三銀と引くのがよい、という結論になった。
テレビのニュースでは、電王戦お好み対局・カスパロス対羽生善治のチェス対決をやっていた。さすがの羽生将棋名人も、チェスの王者には一歩及ばなかったようである。

時間もあるので、もう一局指す。Hon氏は先手三間飛車を勉強しているとのことで、今度も私が後手になる。▲7六歩△3四歩▲7五歩△8四歩▲7八飛△8五歩▲4八玉△6二銀。
ここでHon氏は少考して▲6六歩だが、▲7四歩もおもしろい。これなら△同歩と取って、決戦に応じるつもりだった。
私は△4四歩から△4五歩と位を取る。Hon氏も中央から動き、おもしろい中盤戦になった。

以下の指し手。▲6五歩△同銀▲同銀△同銀▲7三歩成△同桂▲3六飛△3五銀▲同飛△同歩▲3四銀△4二金▲4六歩△同歩▲4五歩△7一角▲5五角△8四飛▲4四歩△5三飛▲4三銀打△同金▲同歩成△同飛▲同銀成△同玉▲4一飛 まで、Hon氏の勝ち。

Hon氏は▲6五歩だが、これは後手が1歩得をしての決戦だから自信があった。
銀交換後Hon氏は▲3六飛と逃げ、私は△3五銀。ここ飛車切りを防いで△2五銀もあるが、筋が違うと思った。
Hon氏は案の定▲3五同飛から▲3四銀だが、私は△4二金で耐えていると思った。
しかしHon氏に▲4六歩と突きあげられてみると、またも後手容易でない。
以下もHon氏の気持ちよく攻められ、また私の投了となった。
感想戦。△3五同歩では△3五同角とすべきだったようだ。これには▲5五角の飛び出しが気になるが、平凡に△5四歩と打っても角の逃げ場が難しい。
Hon氏も努力しているから私の連敗は不思議でないが、あまりにも簡単に土俵を割ったことは猛省しなければならない。
時刻は8時少し前だったと思う。ちょっと早いけどジョナサンに行きましょうか、ということで、ここは退席となった。
コメント (2)
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