八十路徒然なるままに

かげろうの夕べを待ち、夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし。つくづくと一年を暮すほどだにもーーー。徒然草より

夏目漱石の復刻本

2016年05月31日 20時43分19秒 | Weblog
退屈まぎれに、復刻本の、棚を眺めていた。取り出して、本を開いてみた。ぱりぱりぱりと、ページをめくると音がした。読むときは、別の本にする。復刻して刊行されたのが、40年前と、奥付けにある。初版本の復刻なので、紙の色は、薄茶いろ、活版文字も、味わいがある。現世は、電子書籍が、全盛なのだろう。スマートホンも、タブレットも、持っていない。そんな、やっかみ半分で、装幀のを見るだけでも、うれしいと、載せた。ちょっと、斜め読みしたら、難しい。心、落ち着けて、集中して読まないと、駄目だぁと、自嘲している。

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