八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

今昔之感

2024年07月04日 14時12分10秒 | Weblog

画像は、1970年の日本万国博覧会記念の切手。表題の「今昔之感」の意は、「昔のことを思い起して、時世や境遇の大きな変化に、しみじみと感じる気持ち」とある。世の中の変化が多すぎて、しみじみと感じるのも多い。仕事も遊びも、体が動いていたので、それなりに充実していたと、振り返ってみた。あちらこちらとめくってみると、ドルショック、オイルショック、消費税導入、平成不況とか、世の中の変化は急だった。知り合いの若いひとと、ちょこっと話す機会があった。万博以前の、神武景気、岩戸景気、いざなき景気、なべ底不況などは、全くわからず、平成不況の中にいるとのこと。世の中の変化も、何かを企画するのに五年、これがいいなぁと安心をしているの三年、その後は下落していく。その間に、またのものを考えるという。一口に大変だねぇと。またまた湿っぽいことです。突然ですか、「夏の早朝と夕方、カナカナカナーと高い声で泣く蝉の一種とかけて、夢も希望もなく、気力もなく、武士は食わねど高楊枝と、空腹をこらえている日々ととく。そのころは」。「整いました。-ひぐらしーヒグラシー日暮らしー」。ヒグラシ蝉の鳴き声は、うら寂しくきこえる。蝉の鳴き声が聞こえるのは、まだまだ先のこと。今回も、「顔厚忸怩」ー「がんこうじくじ」ー「顔にありありと恥じ入る色が出る意」、です。


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