八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

さなぶり

2017年05月23日 19時44分33秒 | Weblog

画像は、さなぶりで、いただいた赤飯。「さなぶり」ということは、今はないかも。さなぶりは「さのぼり」と同じで、さなぶりを漢字では、「早苗饗」とある。田植えが終わったあと、田の神を送る儀礼という。昔ーしは、農民が作った米は、武士や町民が食べて、農民は食べられなかったという。ものの本によれば、年貢米を納めて、残りは保存をしていたというが、保存する量がすくないので、雑穀を食べていたという。時代が変化して、明治時代の終わりころからは、身分が平等になり、米の収穫量も多くなり、農家は、米を蓄えることに努力したという。いただく赤飯は、米の収穫が終わった時もいただく。幣束祭りのときは、スーパーから、赤飯を買って、供えている。あらためて、毎日食べている米に、感謝をする。


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